我が家庭園芸は暑さで早朝だけ。あとはノンビリタイム。くつろいでいたら、夕方、82歳の農家の人が「今、買い物帰り、別に用はないけど・・・ 忙しない?」と、立ち寄ってくれた。曰く、
「今日の暑さが一番だった。とても昼間は畑に出る気がしない・・・ 」と言いながら、
「ミカン畑の雑草、鍬できれいにしてあるから草ひとつ生えていないし、みかんの摘果もあわててすることないし・・・」と余裕シャクシャクの弁。
近隣農家の間では、「82歳なのにすごい、いつもミカン畑に草が生えていない」と評判の現役のミカン農家の方。青春クラブの副会長をしてくれていることもあって立ち寄ってくれたみたい。こういう方と話をすると、なぜか元気がもらえる。
しばらくして、農家の主婦が「また、送ってきてくれたので」と山形産の高級サクランボを持って来てくれた。曰く、
「ミカン山、雑草が腰まで生えていたので除草剤やるの大変やった。足で草をかき分けないと歩けないし、足で倒しながら除草剤やると、その上が滑って危ないし・・・ 今日、もうチョットで溝に滑り落ちるとこだった。」
「この前も、サクランボ貰ったのに。こんな高級品! おおきに」「山の作業、旦那の休みに手伝ってもらったら?」と言うと、
「休みは孫の野球ばっかりや・・・ 旦那に、今日もうチョットで救急車を呼んでもらわなあかん状況やったと言うたんやけど・・・ 」
いつも、すごい働きぶりに感心するばかり。段々畑のミカン山、作業の大変さを聞き、昔、父に代わって勤めながらの休日だけのミカン山の農作業に降参し、放棄したことを思い出した。
<写真:山形産の高級サクランボ。貰ったのは、これで2回目。糠漬けがないと言うので、冷蔵庫にあったキューリの糠漬け3本をお返しに・・・>