初物の白菜を収穫した。白菜と言えば「鍋」。
「鍋」料理となれば、昔から自分が「鍋奉行」と決まっている。腕前は三流だが年季だけは入っている。近年の「賄いコック」とは格が違う。
どの鍋にするかは、家族の意向で決まる。
今回は「寄せ鍋」になった。
・・・我が家の鍋・・・
我が家の鍋は、「家内が買ってきた材料を使う」 「自家製の白菜をたっぷり使う」のが特徴。
買ってくる具材が質素で少ないから、どうしても白菜の量が多くなる。どちらかと言えば、白菜が主役で他は脇役の鍋となる。
今回の具材も、家内が用意してくれた「鶏肉」「人参」「しめじ」「讃岐うどん」を使い、「白菜」は自分が畑から収穫してきた。
初物の白菜だけに、カニとかエビとかで出迎えてあげたかったが・・・
・・・寄せ鍋はダシが難しい・・・
寄せ鍋は、スープとしても飲めるような薄味のまろやかな「ダシ」作りがポイントだと思っている。それが難しい。
鍋の大きさと大量の白菜から出る水分を考え、分量を決めた。
『水:800L、本だし:1袋、酒:大さじ2、みりん:大さじ2、醤油:大さじ2、塩:小さじ0.5、砂糖:小さじ0.5』
我が家の鍋料理に欠かせない電気鍋:マルチーナで煮た。
一応、できた。味見した。
上品でまろやかな味だとは思ったが、やや薄味な気もした。
白菜の水分量が予想以上に多かったのかも知れない。
ここで「鍋奉行」、どの調味料をどれだけ足すかを考えた。
「エイヤッ」と「お味噌」を大さじ1杯、投入してみた。
味見した。
good! 出来た!