お正月、地震発生して1年後の能登半島のことが報道された。1年経った今もなお復旧が道半ばであることや、昔の生活に戻れない人々がいることも知り心が痛んだ。
何年も前から、南海・東南海巨大地震の発生確率が高まったと言われている我が地。避難訓練をするたびに、巨大地震への備えをしとかなきゃと思いつつ、その準備はおざなりにしてきた。能登半島地震の正月報道がきっかけで気になり始めた。
・・・水&食料・・・・
一応の耐震工事はしたが家が倒壊しない保証はない。家が倒壊せず家族も無事であることを前提に何が必要かを考えてみた。
生きていく上で欠かせないのは、「水」と「食料」。
水道が断水すれば、どうなるか。何本かのペットボトルで急場はしのげても、生活用水には足らない。パイプを打ち込んで吸い上げる地下水が使えたとしても停電すればモーターが動かない。
食料は倉庫や畑にある農産物や少しのインスタント食品があるし、プロパンガスとカセットコンロもあるので何とか調理できるが、停電になれば主食のご飯が炊けない。
停電になれば、冬場だと暖房器具が使えないと凍えるし、夏場だと冷蔵庫が使えなければ食品保存もできない。電気がないと困る。
・・・停電対策・・・
災害時の停電対策となる発電機を調べた。
「消費電力量」、「室内使用か室外使用か」で選択肢が分かれた。値段もピンキリだった。
室内使用できるバッテリー発電機は消費電力量が少なかった。バッテリーを使い切れば災害時にはソーラーパネルを使った充電が必要だった。
室外使用のインバーター発電機は消費電力量が大きかったが、高齢者が持ち運びするには重すぎた。燃料は車や農機の管理機などと同じガソリンだった。
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地下水を汲み上げるモーターは動かしたい、ご飯を炊く炊飯ジャーも使いたい、スマホやパソコンの充電もしたい、冬場ならエアコンは無理でもファンヒーターは使いたい、夏場なら一定時間だけでも冷蔵庫・冷凍庫を作動させたい・・・
使うか使わないかわからない非常時手段なので、お金はかけたくなかった。かといってイザというときに役に立たなかったら意味がないし・・・
消費電力2000Wがほしかった。値段はできるだけ安いのにしたかった。重さは軽いのにしたかった。国内メーカー品がほしかった。
全てを満足する製品は見つけられなかった。迷いに迷った。
評価コメントも参考にして「1800Wのインバーター発電機(中国製)」にした。ちょっと重たい17kgだった。5万円以内だった。
これで停電対策が解決した訳ではない。発電機は1日中動かせるわけではない。その間、小電力でもいいからバッテリー発電機で補うことが必要かもとは思っている。インバーター発電機で充電ができるのでソーラーパネルはいらないし・・・