約30年もの長い間、我が家の食を支え続けてくれた冷凍庫が寿命を終えた。
この冷凍庫のおかげで、「大根の麹漬け・大根のぬか漬け・きゅうりの糠漬け・白菜漬け・正月の切り餅・ジャム」など、年中、いつでも楽しむことができた。安売りで買った「牛肉・豚肉・鶏肉・魚・食パン」などもお世話になってきた。
特に漬物やお餅は、我が家や子ども達家族の食卓を支え続けてくれた。親戚やご近所さんなどにも喜んでもらえた。
この冷凍庫、もともとは知人から頼まれ止む無く買ったものだが、年月とともに我が家での存在価値が高まり、次第に「必需品」になってしまった。今では、冷凍する漬物の量も増えたので2台目の冷凍庫も稼働している。
まもなく白菜の漬物ができるし、大根の麹漬けや糠漬けも準備中だし、お正月の切り餅も作るし、という時期だけに、早速、新たな「冷凍庫」に買い替えた。2台目と同じシリーズの冷凍庫が、昨日、届いた。
ただ、新しい冷凍庫が設置された嬉しさよりも、処分される冷凍庫が運ばれていく時の寂しさが、なぜか今も心の中に残っている。我が家の冷凍庫の歴史が書き換えられていく感慨に浸っているのかも知れない。
<我が家の漬物三昧を支えてくれる100Lの冷凍庫。中国製で低価格なので手動で霜取りしなきゃならないが、それぐらいは我慢しなくっちゃ>