我が家の冷凍庫には、いつも100g100円未満の鶏肉のブロックが一つや二つ入っている。
家内が外出し、自分が食事を作らなあかん時は、この鶏肉を重宝する。
理由は調理が簡単なこと。
レンジで解凍し、塩コショウをふり、フライパンで焼くだけ。気をつけるのは、皮の部分をカリッと焼くことだけ。
あとは、冷蔵庫の残り物を副菜に出せば終わり。
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お正月の手土産に、普段、買うことのない国産のステーキ肉を貰った。2枚500gが入っていた。
1枚250gを一人で食べるにはチョット多すぎるし、無理して食べるのも勿体ないので、二人で1枚を分けて食べることにした。
家内から、「ステーキって焼いたことないから、焼いてよ」とコックを任された。
「よっしゃー 任しといて! 塩コショウを振って焼くだけやから、鶏肉と一緒やん!」
一応、「ミィデアム、orウェルダン」と格好つけて聞くだけは聞いた。
「塩コショウタップリにして、よく焼いて」と返ってきたので、焼き方も鶏肉と同じだった。
塩コショウをたっぷり振ったので、ご飯がすすんだ。
調味料も焼き方も鶏肉と同じだったが、肉汁も味わいも全く違って美味しかった。久しぶりに、ステーキの味を思い出した。
正月早々、贅沢させてもらった。おおきに!