紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

大根の塩漬け 孫が助っ人

2022年12月04日 | 我が家の食&漬物作り

昨日の朝は、室内気温が12.1度だった。北国の寒さとはレベルが違うが、それでも我が地域では今季一番の冷え込みだった。天気予報通りの冷え込みだった。

また予報では、ほぼ無風で晴だったので日中は過ごしやすいと判断し、「大根の塩漬け」にとりかかった。

 

・・・孫が助っ人!・・・

「大根の麹漬け」の下準備である「塩漬け」作業では、タワシで大根を1本1本、水洗いする。

その水洗い準備をしている時、孫2人がやってきて『やりたい!』と言うのでお願いした。長靴に履き替えてもらいゴム手袋を渡した。

大根を片手で持って洗うのは孫達には重くて大変なはずだし、途中でギブアップするかもと思って見ていたら、2人とも最後まで頑張ってくれた。

ゴム手袋がない自分は、ゆっくりと休憩させてもらった。

孫達、水洗いが終わっても、お小遣い頂戴とは言わなかった。彼女らにとっては、水遊びのつもりだったのかも知れない・・・

《洗い終わった45kgの大根》

《塩漬けした大根45kg》

重石は約70~80kg。傾いて落下しないようロープで支えた。毎日、水上がり具合をチェックしながら重石を軽くしていく。約1週間で塩漬けは終わる。

 

・・・大根アート・・・

今回も何本かの「大根アート」が見つかった。

びっくりぽん! 

どうすればそんな複雑な形に育つのか・・・

表から見ても裏から見ても不思議すぎる・・・

芸術作品みたい!


孫に頼まれると・・・

2022年12月03日 | 田舎暮らし&家族

一昨日の朝だった。

ランドセルを背負った小2の孫が入って来た。

『お爺ちゃん、お願いがあんの』

「何?」

『今日、お姉ちゃんのクラスは学級閉鎖でオンライン授業なんよ。朝はママが送ってくれるけどママはミカンのお仕事に行くから、帰りはお爺ちゃん迎えに来て。お願い』と。

カレンダーで所用のないのを確認し、「わかったー」と。

『ヤッター!』

迎えに行く時間と駐車場所を決めた。

駐車場所から撮った「小学校の校舎・講堂」

立派な校舎に思い出はない。しばらくすると、自分の思い出が詰まった昔の木造校舎や講堂がうっすらと思い浮かんできた。

 

・・・立て続けだった・・・

しばらくすると、小5の孫が先ほど迎えに行ってきた小2の孫と連れ立って入って来た。

『やっとオンライン授業が終わった。疲れたー。お爺ちゃん、お菓子買いに連れって』と。

「しゃーないなあ」と車に向かった。

車のそばには、すでに中1の孫も待っていた。『試験、今日で終わったんや。一緒に行く』と。

「お菓子は1人3百円以内やで。超えたら没収やで」

『わかったー』

条件をつけてから車を走らせた。

・・・・・・

孫達が「お菓子買いたい」などと可愛くねだってくれるのは、せいぜい今の内だけ。

なけなしの小遣いが減っていくのは寂しいが、孫に頼られたりねだられたりするとなぜか心が躍ってしまう。


朱色の富有柿&お礼の早生みかん

2022年12月02日 | 田舎暮らし&家族

・・・葉っぱがなくなった「富有柿」・・・

ここ数日来、風が強かったので柿の葉っぱが舞い散った。

枝と果実だけになった朱色に染まった「富有柿」

朱色に染まるほど食感は柔らかくなる。我が家の収穫適期が近づいた。

 

・・・お礼の「早生みかん」・・・

週初め、本降りの雨が降り南風も吹いた日のことだった。

朝食後のひととき、近所のミカン農家の奥さんから家内のスマホに電話がかかってきた。

ミカン農家:『悪いけどウチの倉庫のシャッター、ちゃんと閉まっているかどうか見てきて』と。

確認してきた家内が、「閉まってる!」と返事していた。

不思議がって家内が言った。「雨やのに、朝からどこへ行ったんやろ・・・」

今日、そのミカン農家がコンテナに入った「早生みかん」を台車に載せて持ってきてくれた。

『この間は、おおきに。あの日、朝から○○町の親戚の家へ選果の手伝いに行ってたんよ。南風が強くなってきたので、雨が倉庫に吹き込んで保管しているミカンが濡れるかもわからん。朝、閉めたかどうかが気になって電話させてもらったんよ。おおきに』

歳行きゃ、忘れることが多くなるのは当たり前。

困っている時、隣近所が助け合うのは田舎の当たり前。

家にあるもので礼をするのも、田舎の当たり前。

そんな田舎が心地よい。