
本音で話さないと伝わらない。
タイトルを決めて、文章を書き始めるまで長い時間がかかりました。
建前は、しがらみの数だけあります。
本音は一つです。
友人のご両親は、体調を崩されて相次いで入院されました。
残された友人とその子供が、どんな想いをして
晩御飯を食べてるかと思うと胸が詰まり電話をしました。
草取りを勧めました。
汗を流して苦労すれば、「人に優しくなれる」と伝えました。
友人が動かないと、一家は前に進めません。
よし明日は草取りをしようと決断したところで電話を切りました。
どんな慰めの言葉も通じません。
元気でいられる訳はないのです。
冒頭の絵は、広島の黒神島と言う島です。
私達が住んでいた島の裏側にあります。
昔は、採石場でした。
石を斫って、長いアプローチ(浅瀬)を石船まで担ぎ上げました。
歯を食いしばって担ぎ上げるのです。
プロジェクトでは、本音のぶつかり合いとなります。
「こうしたい」と本音で伝えます。理由はこうこう。
「そうか」、「わかった。こうではいけないのか。」と本音の反響です。
妥協の産物ではない、まったく発想の違う新しいアイデアが出てきます。
察してくれよでは到底伝わらないのです。甘ったれるなとなります。
くそうと歯を食いしばって丁度よいのです。伝わるのです。
本音で話す仲間がいることは、人生の潤いとなります。
建前(かすみ)では、腹は膨らまないのです。
寝苦しい熱帯夜でした。
クーラーを入れると眠くなりました。
このまま仕事に入ります。今日は早いのです。
食ってやる いただきゴーヤ えいやっと
2015年8月7日