故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

ものづくりより人づくり

2015-08-15 02:46:45 | よもやま話
   慶良間の海蛇です。

   
この頃、あの人を見ないけどどうしたんだろう。
病気じゃないのかね。

病院の待合室での、知り合い同士の噂話です。
病院まで来られる人は、病気ではないということです。

病気とはなんでしょう。
自分の意志で動けなくなるのが病気なんでしょうか。

一生懸命、工場を造ってきました。
それこそ会社人生のすべて、工場やものづくりをしてきました。
作る側の会社から使う側の会社に転職しました。
同じように工場を造りました。改造をしました。
予算内、期限内で、より良いものをと作ってきました。

新しい入れ物は出来たけど、
中で働く人が、果たして便利さを実感し幸せになるのだろうか。
虚しさばかりがつのるこの頃です。

同じ家に住んでいるけど、住んでいる人はばらばらで、ちっとも幸せじゃない。
例えると、こんな感じです。

私は、ものづくりを通して鍛えられました。
いろんな工夫をしてきました。

それだけじゃ足りないと考えるようになりました。
故郷への恩返しがしたいと、ブログを始めました。
故郷のイメージは、生まれ故郷でした。
どんどん変わっています。
生まれ故郷から日本となり、世界となっています。

病気にならない(進行させない)プログラムが、
デイケアやデイサービスで行われています。
生きがいのサポートとも言えます。

便利になればなった分、身体が弱くなっているのです。
ストレス性何とか病になっているのです。

私は草取りをしてよかったと思います。
草ぼうぼうの工場がたまらなく嫌だったのです。
監督業の傍ら、暇を見つけては草をとりました。
動機は、蚊がブンブン飛ぶ環境で仕事(ものづくり)をさせたくないでした。
私は、この2か月間で5Kg痩せました。
お金をいただいて痩せられるなんてこんな良いことはありません。
草取りがしたく(汗をかきたく)てもできない人はいっぱいいます。

問題は、中身なのです。
ものづくりも大事です。
もっと大事なことは、人づくりなのです。
病気(身体的、精神的)にならない身体づくりなのです。
自分の意志でものが言え、笑って話し合える環境づくりなのです。
変人も大事にする仕事場なのです。

自分の意志で動ける環境づくりがしたいと思います。
それには、痩せるほど汗を流さなければならないのです。
すり切れるくらい知恵を働かさなければならないのです。

大きな意味で、適度な貧乏は悪くないのです。

金もあり 何が幸せ 薬漬け

2015年8月15日


コメント
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