
気づいたら、目の前に止まっていた赤とんぼです。
気づいたら、秋そして寒くなってきました。
食欲の秋、馬、妻肥ゆれ。
市役所の方が、私を追いかけてきました。
人のよい、少しゆっくりとした方です。
何々さん、蜂の巣をとりました。
一瞬、何が言いたいのか戸惑った次第です。
町内会長さんから電話があって、私が蜂に刺された。
他の人からも電話があった。私が蜂に刺された。
共になんとかしろ。
子供の通学路だから危険だ。と言ったかどうか。
蜂とり名人に頼んで、朝のうちに取ってくれたそうです。
へえ。それをわざわざ追いかけて、伝えてくれました。
今日のタイトルは、「珍しやありがたや」です。
市役所が率先して蜂の巣をとってくれたことが、
耳に心地よく入ってきました。
さっそく、現場に行きました。
まだ、2,3匹のスズメバチが飛んでいます。
本当かな。
牛皮の手袋をし、厚手の上下のカッパを着て、麦わら帽子に蜂対策の網を吊るした。
手には、噴射式蜂退治のスプレーを持って、現場に向かいました。
草を刈り始めて、数秒もするとスズメバチがやって来ました。
すぐさまバズーカで、一匹、二匹、三匹とやっつけました。
まだ怖いので、そのまま草を刈り続けました。
気付くと、もう蜂は飛んできませんでした。
再度、「珍しやありがたや」と普段にない喜びを味わいました。
刈り終わった頃、いつも野菜を下さるおばさんがやって来ました。
あんたは、何でもできるんだね。
そうです。子供を作ること以外はね。
おばさんに、聞こえぬふりをされました。
妻に伝え、一笑い。
体重も減って、近所の方に喜ばれて、草刈りは楽しい。
空き家だから、都会から来た男が無心に刈っているのを見たのでしょう。
誰もが放っておいた空き家です。皆さん、心を痛めておられるのです。
朝らっぱ 布団蹴とばし さつまいも
2016年10月7日