故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

珍しやありがたや

2016-10-07 06:52:57 | よもやま話

気づいたら、目の前に止まっていた赤とんぼです。
気づいたら、秋そして寒くなってきました。
食欲の秋、馬、妻肥ゆれ。


市役所の方が、私を追いかけてきました。
人のよい、少しゆっくりとした方です。

何々さん、蜂の巣をとりました。
一瞬、何が言いたいのか戸惑った次第です。

町内会長さんから電話があって、私が蜂に刺された。
他の人からも電話があった。私が蜂に刺された。
共になんとかしろ。
子供の通学路だから危険だ。と言ったかどうか。

蜂とり名人に頼んで、朝のうちに取ってくれたそうです。
へえ。それをわざわざ追いかけて、伝えてくれました。

今日のタイトルは、「珍しやありがたや」です。
市役所が率先して蜂の巣をとってくれたことが、
耳に心地よく入ってきました。

さっそく、現場に行きました。
まだ、2,3匹のスズメバチが飛んでいます。
本当かな。
牛皮の手袋をし、厚手の上下のカッパを着て、麦わら帽子に蜂対策の網を吊るした。
手には、噴射式蜂退治のスプレーを持って、現場に向かいました。

草を刈り始めて、数秒もするとスズメバチがやって来ました。
すぐさまバズーカで、一匹、二匹、三匹とやっつけました。
まだ怖いので、そのまま草を刈り続けました。
気付くと、もう蜂は飛んできませんでした。

再度、「珍しやありがたや」と普段にない喜びを味わいました。

刈り終わった頃、いつも野菜を下さるおばさんがやって来ました。
あんたは、何でもできるんだね。

そうです。子供を作ること以外はね。
おばさんに、聞こえぬふりをされました。
妻に伝え、一笑い。

体重も減って、近所の方に喜ばれて、草刈りは楽しい。
空き家だから、都会から来た男が無心に刈っているのを見たのでしょう。
誰もが放っておいた空き家です。皆さん、心を痛めておられるのです。

朝らっぱ 布団蹴とばし さつまいも

2016年10月7日
コメント
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