目は、口ほどにものを言う。
情をこめた目つきは、口で話す以上に強く相手の心を捉える。
(広辞苑より)
この方は、怒っていたのでしょうか。
きっとそうでしょう。
付き合っている男が悪さでもしたのでしょう。
今日のタイトルは、「目の大きな女」です。
観月ありささんも、目の大きな方です。
年を取ってくると、二重が消えたようになります。
実は、奥二重です。
申し訳ない。まぶたが重力に逆らえなくなってきたのでしょう。
沖縄の女の人も男の人も、奥二重にはなりません。
太っても、歳を重ねてもしっかり、くっきり二重です。
沖縄の人は、それで「うちなんちゅう」と「やまとんちゅう」が判るとか。
大きな目を閉じずに泣かれたことがありますか。
私は記憶にありません。
似顔絵を描いていると、この人が普段見ないであろう横顔を描くことがあります。
目は、表情を決める大きなパーツです。
私は、若い頃鼻が高い女性に憧れたことがあります。
いつまで見ていても飽きなかった。
目が大きい女は、純情のように見えます。
鼻梁より眼(まなこ)が高い女性がいました。
殊のほか、純情でした。
切れ長の目が、エキゾチックで美しいとヨーロッパの男が言いました。
一方、日本の娘は目を大きく見せようと工夫をします。
今では、目の大きな女性の目を見て話せなくなりました。
どこかで、臆することがあるのでしょう。
目の大きな女と暮らしたことがありました。
何でも見透かされているように感じたことがありました。
勇気をもって、話せるようになりたいものです。
薄花 うっすら閉じて 月みつめ
2016年10月2日