痔になったかなー。と妻が言う。
私は、うんうん?
地味だったかなー。と妻が繰り返す。
人にあげるために編んでる帽子の色のことだった。
今日のテーマは、「Monster」(怪獣、化け物)です。
私は、多くのモンスターに会ってきました。
ある意味、自分もそっちのほうかもしれません。
ハラスメントの親や上司のことが、すぐに思い出される。
どんな会議でも、最初に発言し会議をぶち壊すのが判らない偉いさん。
部下の評価は、時間x能力と言い放ち、サービス残業を強制するなんとか部長。
抵抗できないのを見越して、ひたすら謝る先生を罵倒する父兄。
SNSを使って、顔を見さない言いたい放題の無責任大衆。
家族のきずなを壊すのは自分と子供に思わせる、性的虐待の父親。
認知症になった母親に、あれはだめこれもだめ。お母さんのためなのよ。
幼い頃、勉強以外のことはすべてダメといった母親に生き写しの娘。
どこかで聞いた受け売りを、
さも自分の発案のように話すオリジナリティーのない上司。
具体的にどうしたらと聞いてもアドバイスなしの担当。
一人ずつ発表させてホームラン(成果)競争させるあほんだれ。
自分の発表以外の時は、ひたすら眠る部下。
会議は、場を設け自由に発言させることなのに。
自分の成功を押し付ける老害と言える年寄り。
また、その話かい。
会長の一生懸命があったから、今の会社があるとはいうものの。
イエスマンばかりを重用するのでは、センチュリーカンパニーは到底無理。
子供が暴徒になっても、ひたすら知らぬふりの両親。
いつの間にか、戦争に行かざるを得ない世間(空気)を扇動する政治家。
もったいないと一年以上も使わない60本のかさの隙間で、
寝袋に入って寝る男。
Monsterには、自分に都合のよい理由があります。
ある意味正しいかもしれない。
人の生き方が違うように、いろんな意見があって良いはずです。
それを正す側近(爺やのような存在)がいません。
もっと良い社会になるはずなのに、固まって動かないのでは困ります。
反対意見を言うことも必要だし、
言えるだけ一生懸命でなければなりません。
モンスターを跋扈させてるのは、自分たちの怠け心かもしれません。
古来より文化(工夫)を作り、
文明(知恵)にしてきました。
長い目で見れば、人類は発達しています。
それを創ってきたのは、ひとりの優しさであり一生懸命です。
殻を割り ヒヨコがすぐに 歩き出す
2016年12月2日