
我が家にも蘭が届くというタイトルの絵です。
やせ我慢にもとれるタイトルです。
今日のタイトルは、「勘違い」です。
生ごみを捨てに行きました。
ゴミ集積所の前に工事業者の車が止まっていて近づけませんでした。
業者の一人が、手を振って片側通行のサインを送ります。
私は車を停めて動こうとしません。
業者の方は、急いで通れとむきになって手を振り始めました。
私は、それでも動きません。
業者の方は、もうやけになって私をにらんでいます。
私は、やおら指先で集積所に用があると意思表示しました。
車をゆっくり降りて、生ごみの袋を集積所まで運びました。
その人は、苦笑いをしていました。
こんなことってあるんです。
善意の親切です。
でも違うんだな。
おばあちゃんが、横断歩道の前で困っています。
親切な人が手を引いて、渡らせてあげました。
おばあちゃんは怒っています。
おばあちゃんは、迎えの車を今かと待っていたのです。
勘違いは誰にもあることです。
常々、笑いの種を探しています。
気に入らない奴の一挙手一動作を観察します。
癖はあるもので、鼻をこすったら自信のないことを適当に言う時だなと判断できます。
ほら、またやった。
勘違いがかぶさったら、さらに笑えます。
威張って後ろに棒が必要なほどそっくり返る人を見ると、
心の中で、つっかえ棒を差し出します。
勘違いもほどほどにしろよ。
お前が偉そうにしていられるのも、皆が神輿を担いでくれているからなんだよ。
と言わぬまでも、態度に出てしまいます。
裸の王様の多いこと。
ただね。
勘違いでもよい、自分のモチベーションを上げるためなら、
豚さんでさえ木に昇るから。
大いに、勘違いで生きてみようじゃないか。
勘違いに気づいた頃、恥ずかしい想いをするかもしれないけど、
若気の至りということで、いかがでしょう。
「勘違い」でした。
ウインクに 胸をときめき 後ろ人
2018年3月27日