故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

変化を感じる

2018-03-11 09:55:06 | プロジェクトエンジニアー

家内安全というタイトルの絵です。
危険な仕事に就いている方ほど、家庭の平和は重要です。
引きずられないで、邁進できると言うものです。


毎日、違うお客さんを迎えるのがカフェです。
出来る範囲でベストを積み重ねています。
今日のタイトルは、「変化を感じる」です。

何度も来られるリピーターには、違う料理を出すようにしています。
好みは解っています。好みを活かしながら少しだけ挑戦しています。
私達は、お任せ料理でもてなすことが生業です。
任される限り、思いつくベストを尽くす。
それでも試食の時は、緊張します。
これで良い、こうしたらと意見が出ます。
素直に聞いて、次に生かします。
最初の頃は、完璧を目指しました。
出来るはずがありませんでした。
プレッシャーを感じました。

春が近づいている。
雪が融けてもまだ霜柱が立ちます。
気づいたら、チューリップの球根から芽が出ている。
陽だまりはと見ると、福寿草が咲いている。
夕方はまだ寒いので、福寿草は花を閉じる。
昼と夜の少しだけの変化を感じます。

カフェに来られるお客さんが、印象を言われます。
入り口を入るとすぐに、アットホームな感じを持たれる。
試しに飲んだコーヒーは、意外と美味しい。
食べられるかなと、お好み焼きを頼んだ。
意外といけるが、多すぎて食べられない。
お持ち帰りになさいますかと声がかかる。
ええっ、こんな少しでも持ち帰られるの。
どんどんハードルが下がるのを感じる。
また来ようかなとなります。

似顔絵はできましたかとお客さんから声がかかります。
描いても描いても反応がなかった似顔絵です。
ええっ、意外と期待してるじゃん。
描かなければなりません。

私達は、変化を感じています。
一年前とも、半年前とも違います。
これからもまた変わるのでしょう。
徐々に忙しくなっています。
このまま続くとどうなるんだろう。
出来る範囲でベストを尽くします。
このカフェには、ここのやり方がある。
忙しい時は、怪我したときは、
お客さんがコーヒーの豆を挽いてくれ、器をさげてくれます。
私達は、お礼を言って甘えています。
出来ることをやる。だけどベストを尽くす。
一人の満足のために。

続けること。
漫然とではなく、変化を感じながら。
地域と共に生きる。
これが私達の生き方です。
小さなカフェの物語です。

洞穴に 入るとすぐに いらっしゃい

2018年3月11日
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする