オーテです。
瀬戸内の離島で見た風景です。
風を遮るために何層も石を積み上げた。
これでもかと積み上げた。
今日のタイトルは、「あの頃はよかった」です。
私は、今を生きている。
こうして、書くことが出来る。
眠りたいけど書いている。
今しか書けないことを書いている。
そう思いたい。
私達は、自分の半生を苦しかったけど良かったと思いたい。
過去に没頭できるほど、甘くはないのが今です。
むしろ、甘くあってはならない。
何をなしたにしても、過去のこと。
歴史で生きていくわけにはいかない。
仮にそうであっても、栄光は壁のくすみのように褪せていく。
それを知らねばならない。
飲んで、半生を美化することだけはしたくない。
今なのだ。
半生の上に胡坐をかいて、滔々と述べることなんてできない。
今が大切です。
だからどうしたと、今がある。
いずれ朽ち果てる肉体です。
悔しいけど、今がある。
今を生きている。
一生懸命生きなくてどうする。
「あの頃はよかった」なんて思いたくもない。
今がある。
言い聞かせて、今がある。
明日はどうなれ、今がある。
今こそ、大事なのである。
そう思いたい。
過去と決別する毎日です。
輝いていたかもしれない。
老いてみすぼらしかろうと今を生きる。
堂々と今を生きる。
大きく息を吐き、良かったことも悪かったことも忘れてしまえ。
今こそ大切です。
過去を美化したい。
そんな気持ちを振り払いながら、皆さん生きておられます。
今を生きるしかないんです。
大事に大事に今を生きる。
過去も未来も愁う必要がないのです。
今を生きるしかないのです。
この息をしている瞬間を感じながら生きるのです。
いとまごい それでも過去を 美化しない
2018年3月21日