地球にあしあと

地球の色々なところに足跡をつけてきました。

地方出張

2006年09月08日 | Weblog
少し前になりますが、地方出張へ行ってきました。
行き先はダナンとホーチミン市。

ダナンを訪れるのは、旅行も含めこれで3回目ですが、やっぱり人が少なくてのどかだわあ~。

宿泊先は、わりと最近できたばかりだというホテル。
ダナンには海岸沿いのリゾート地には5ツ星ホテルがあるものの、市内中心部にはないらしく、3ツ星になります。
現金を持参しているため、部屋の中に金庫があるという条件で探したところ、スイートルームとなりました!(いや、そうは言ってもベトナム地方都市の3ッ星ホテルです。1泊4,000~5,000円程度で、クレジットカードも使えません。)

部屋に入ってみると広い!さすがスイートルームだ!(笑)



そして部屋にはビーチサンダルが・・・。



「PUMA」かと思ったら、「FUINA」と書いてあります。(爆笑)



ホテルの窓から裏手を見ると、結構裕福そうな大きなお家が並ぶ新興住宅地がありました。でも右の方へ目を移すと、トタン屋根の町並みがありました。



しばらくして、ホテルスタッフがお水とフルーツを持ってきてくれたのですが、う~ん、スイカとパイナップルか。しょぼい・・・。



とりあえず、地元の市場で購入したランブータンとボンボン(←北部にはない果物)を食します。
写真手前のがボンボンです。ちょっと外見はイモにも似たような感じで、でもブドウのように房になっています。



皮をむいてみると、こんなかんじで、中も房になっています。


味は、グレープフルーツにも似ていて、でもすっぱくない、ほんのり甘いのです。
私はこれが結構好きで、いつもダナンやホーチミンに出張に行くと買って帰ります。
北部では売ってないので、ハノイの人はあまり知らないようです。

さて、仕事が終わるとスタッフと一緒にローカル食を楽しみました。
道端で焼いている焼き鳥のようなものとか、お米の粉で作ったクレープ状のものとか。
どれもおいしいです~。
あと、ベトナム風お好み焼きであるバインセオも、ハノイで食べると大きいのに、こっちで食べると小さいのが4個ぐらいついてきて、それをさらにライスペーパーで巻いて食べるということを発見。

1日目の夜はスタッフの友達のTanさんと合流し、バイクにまたがって海岸沿いへ。
野外のビアホイ(おやじが良くたまる飲み屋)で海鮮料理を堪能!
焼いたエビとか、さつま揚げとか、魚の鍋とか。

ここでも文化の違いを発見です。
ハノイはお茶文化なので、ごく当たり前に「チャダー(冷たいお茶)」を注文したら、「そんなものはない」と言われました!
え?じゃあみんな何を飲んでるの?

見渡すとビールやコーラなどを飲んでいるようです。
そしてハノイでは女性はお酒を飲みませんが、ダナンでは女性もビールをガンガン飲んでいました。
なるほど。
でも熱いお茶と氷を持ってきてもらい、無理矢理チャダーを作って解決。

食後はちょっと浜辺を散歩してから、お茶を飲みに小じゃれたカフェへ。
お店の前のガーデン風の席でお茶を飲んでいると・・・、

でっかいネズミが走り回ってる~

ひぃぃぃぃ。。。。

ハノイでも良くネズミは見かけますが、いや~ん、2匹もいるぅ~。
足元に来ようもんなら、「きゃあ~!」と叫んで両足上げる・・・みたいな。
それにしても疲れるカフェだ。

余談ですが、ベトナムの生き物はのんびりしています。
ネズミが走り回っているといっても、走る速度は結構遅いです。
聞くところによると、ベトナムではゴキブリもとにかくのろく、どんな人でも一発で仕留めることができるそうです。

さて、最初にスタッフのお友達、Tanさんに会ったとき、スタッフは「彼はダナンの方言を話すので、聞き取れないかもしれませんよ~」と言いました。
私は、「あ、大丈夫。どうせ私のベトナム語なんてたいしたことないから違いは分からないし。」と答えたのですが、しばらく共に過ごしてみると気づきました。

何言ってるかさっぱり分からん

ハノイならもう少し会話が通じるのに、彼の話はほとんど聞き取れない!
Tanさんはほとんど英語ができないので、思いっきりダナン弁で親切に色々話しかけてくれるのですが、とにかく分からん!90%以上分からん!

ところで私はTanさんに電話番号を聞かれました。

・・・。
君のうっすら英語&コテコテのダナン弁と、私のうっすらハノイ弁で、一体どうやってコミュニケーションを取ろうと言うのだね


2日目もホテルに帰ったらまたまたスイカとパイナップルが届きました。(がっくり)


配置デザイン変わってるだけやん!
と、ダナンのホテルで一人ツッコミを入れる私でした。


つづく