地球にあしあと

地球の色々なところに足跡をつけてきました。

地方出張 その2

2006年09月11日 | Weblog
ダナンに2日間滞在した後は、いざ、ホーチミンへ!

ホーチミンは商業都市で、ハノイより断然発展しています。
人口もハノイの2倍近くいるし、バイクの数が半端じゃない!

ハノイから出てきた田舎モンの私には、ホーチミンでお買い物することが何よりの楽しみです。
日本人観光客が訪れる、ドンコイ通りなんか行っちゃお~っと
もうすっかり仕事を忘れてルンルン気分です。

ちなみにベトナム語の先生から「ホーチミンはひったくりがいっぱいで危ないから気をつけて!時計やネックレスはしないこと!携帯電話も見せないこと!お金持ちに見せないこと!」と脅かされていたので、ホーチミン市内で写真は撮ってません。ホテルの中のみ。
カメラ持ち歩いてるとひったくられるから。
あ、あと、ダナンでも写真撮っていないのは、地元民に徹するためです。
現地の食べ物など、色々お見せしたいのはヤマヤマですが、いつも写真ばっかり撮ってるとしらけるから。


ホーチミンでの宿泊先は5ツ星ホテルなので、いきなり洗練されています。
部屋に置いてあるフルーツもスイカ&パイナップルではありません。(そんなにいいものでもなかったけど。)



着いた日のお昼はスタッフとローカル食堂で食べました。
ご飯におかずを2品ほど選び、それにスープもついてきても百円ちょっと。
やはり食事は小奇麗なレストランよりも、汚い食堂や路上に限ります!

帰り道でココナッツジュースを購入。
ナチュラルなココナッツの果汁はおいしい。



ホーチミンに来て気づいたことは、「ダナンより言葉が通じる!」ということでした。
いやあ、やっぱ中部の訛りはすごいわあ。
ホーチミン弁の方が断然分かりやすいです。

ここでも余談ですが、中部や南部では、路上の看板などの文字が発音通りに表記されていることが多く、標準語の発音記号と違うので、私のようなベトナム語初心者には辛いものがあります。
そう、一体どれが正しい書き方なのか分からない!
標準語の辞書を持っていても、中部や南部では役に立たないなんて。
逆に言えば、書いてある通りに読むと南部では通じるということですな。

夜ご飯はいつもスタッフとは別々です。
というのも、スタッフはホーチミンにいる親戚や友人などに会いに行くからです。
私はホーチミンに行くといつも一人で訪れる中華料理屋さんがあるのですが、この日はジャンクフードを選択しました。
ここにはハノイにはないロッテリアがあります
ようやく最近ハノイにもKFC1号店が開店したのですが、こういうハンバーガーのチェーン店などはなく、時々無性にジャンクフードが食べたくなるのです。

発見。
ベトナムのファストフード店はFASTではない(早くない)。。。
別に混んでもいない店内。セットメニューを注文したら、番号札を渡され、結構待たされました。
う~ん、日本のマクドナルドだとあっという間に出てくるぞ。

お持ち帰りにし、公園を横切っていると、どうやらホーチミンでは「蹴まり」のようなものが流行ってるらしいことに気づきました。
バドミントンの羽に似たものを蹴って遊んでいるグループがたくさんいました。
なかにはネットを張って本格的に試合しているチームも。
なんだろ、あの蹴まり専用の羽みたいなもの。
市販されているということは、結構メジャーな遊びに違いない。

ホテル前までたどり着いたら、ばったりスタッフに会ってしまい、ジャンクフードを食べることがバレてしまいました。(お、お恥ずかしい・・・。)
いやあ、でも久々に食べるとおいしかったです。

ハンバーガーにチリソースとつまようじが付いてくるところがベトナムチック。




翌日、先生の言いつけを守り、ずい分と汚い格好で、ボタンのあるポケットに現金をねじ込んでドキドキしながら外出しました。
なんせ、田舎者ですから、用心用心。
迷わずドンコイ通りへ向かいましたが、そこへ来るのは日本人だけと言っても過言ではないくらいなので、お店に入ると当然のように日本語で話しかけられます。
普段は100%ベトナム語で話しかけられるという日本人の友人Nさんでさえも、ドンコイ通りでは日本語で話しかけられるそうです。
そう、ベトナム人はこんなところで買い物しないのです。

ここでは是非、ハノイで手に入らない、かわいいバッグを買いたいと期待していたのですが、今ひとつ良い物が見つからず、結局ハノイでも売ってるようなバッグを買ってしまいました。
でも値切りに成功したから良しとしましょう。

買い物で歩き回ってどっぷり疲れ、夕方空港へと向かいましたが、まだ私の1日は終わらず。

つづく。