こんばんは、彦Gです。
今日の朝日新聞朝刊の第1面に、マンション管理関連のビッグなニュースが記載されていました。
出典1:マンション修繕積立金、増額幅は当初の1.8倍まで 国交省が基準案(朝日新聞デジタル2024年2月23日)
出典2:修繕積立金の増額幅に上限 分譲マンション、国交省方針(Yahooニュース2024年2月23日)
マンション修繕積立金の増額幅を当初額の1.8倍までという記載がありました。
そうすると、以下のような式となります。
増額上限幅(B)=当初額(A)✖1.8 ・・・・・・式1
改訂上限額(D)=現在額(C)+増額上限幅(B)・・式2
例えば、私の自宅のマンションでは、A:0.6万円、C:約1.0万円ですので、
B=0.6✖1.8=1.08 万円)
D=1.0+1.08=2.08 万円
ちなみに、現在、管理会社が提案している複数の改定案は、いずれもこのD値を遥かに超える数字となっていますので(しかも、高額な借入金も含む)、上記基準に違反することになります。
総会で改定案が上程されると大変なことになりそうです。このニュースの動向(最終的な決定額、借入金の考慮など)を注視していきたいと思います。
修繕積立金が安くなるということでしょうか。
そうするとマンションの建て替えとかは
影響ありそうですね。
管理会社の利益が減るのですか。
業界の知識がないのでよくわかりませんが。
修繕積立金を安くしたいのでなく、逆に、不足している修繕積立金を高くしたい場合、住民の負担を軽減するために、その値上幅を減らしたい(少しずつ値上げしたい)ということです。建替えというより、大規模修繕工事などのマンションを長く維持するための修繕の原資を確保するためです。
管理会社の利益は減るでしょうが、会社の儲けを優先し膨大な値上げを住民に要求する悪質な管理会社をコントロールする効果はあると思います。私の自宅マンションのように、1万→3万、4万のように急激な値上げする管理会社は業界から淘汰されていくでしょうね。
上げていき、建物の価値が残るような修繕や付加設備などに予算を使えればいいですよね。
其処らへんの采配も難しいですが、やりがいはありますよね。