hinajiro なんちゃって Critic

本や映画について好きなように書いています。映画についてはネタばれ大いにありですのでご注意。本は洋書が中心です。

Rover Saves Christmas

2012年12月19日 | 我が家のお気に入りの本
   

 今週からはクリスマスらしい本を読んだらいいかな、と思い色々借りてきました。
 今日はうちの二人とも気に入っているシリーズから。

 マック家のジミーとロビーはクリスマスをとっても楽しみにしていて、サンタのために27個もサンドイッチを用意して待っています。(あれ?奇数なのおかしくないですか?)
 ルドルフ(サンタんとこのトナカイ)のために、ニンジンの皮もむいておきました。
 ところが、肝心のルドルフの具合が悪くて、今日はそりを引くことができそうもないのです。
 これは大変!さぁ、サンタさんどうしましょう。すでにそりの上には世界中の子供たちのためのプレゼントが積み込まれています。
 クリスマスの朝、子供たちは空っぽのソックスを見つけなければならないのでしょうか?
 我らが Rover the wonder-dog はこのピンチを救えるのか?!
 
 こんな話だと思います。
 うちも娘が毎年サンタのためにミンスパイやクッキーとミルク、ニンジンをルドルフのために用意してあげていました。
 夜中のうちに私と旦那でクッキーとミルクは食べておくのですが、生のニンジンはちょっと・・・ 

 作者は Roddy Doyle というアイルランドの作家で、児童書に限らず一般書も書いており、よくテレビや映画にもなっているようです。
 ローバーというこの犬が活躍するシリーズは、「The Giggler Treatment」から始まり、このクリスマスのもの、そして「The Meanwhile Adventures」と続きます。
 

 メインキャラクターは、マック家の面々、隣りの家の飼い犬ローバー、そして gigglers ・・・・・このギグラーズの存在が謎なんですよ。娘が言うには、creature なんだけど・・・・・・どうにも説明ができないみたいなんです、といいますか、説明されてもこっちが「???」作家のサイトによりますと、the magical, mischievous, camoflagued creatures who take it upon themselves to stand up for children everywhere! だそうです。
 「ピザの端っこもちゃんと食べろ」なんて子供に対して意地悪な大人を成敗する「何か」らしいんですよね。
 ユーモアのセンスがほかと全然違う系統らしいんですけど、とにかくどうしょうもないくらい面白いんだそうです。
 「The Giggler Treatment」については、

 Captivatingly rude children's book

 Unpretentious in aim and riotously funny by The Times

Packed full of bizarre humour, imagination and a whole lot of poo by Bookseller そうそう、かなりの割合でPOOが出てきますのでご注意、と Captain R が小さい時に読んで言っていました。

 私がちらっと目を通しただけでもかなり面白いです。
 本篇が終わった後に biblography とあり、If you liked this book, here are some more you might enjoy と数冊の本が紹介されており、Rover Copperfield やら、Tuesday with Rover、Yo! I Bit Eminem's Leg!: Comfessions of.....などがあります。そして www.dogpoo.ie というサイトも紹介されていて・・・・・わたくし、マジでアクセスしてみましたが、存在していませんでした。簡単に騙されましたよ。
 これで終わりかと思ったら・・・・・
 
This book was printed on paper. You probably think that paper is made from wood pulp. But it is not. Paper, is, in fact,..........

 「そうきたか!」と一瞬手をひっこめてしましましたが、想像したものではありませんでした。ホッ

 

 多少お下品でも構わないから面白い本が大好き!という子供にぴったりの本です。
 150ページくらいで、内容と合っているのかどうか、意表をついて美しいイラスト入りです。
 3冊が入っている合本もあるのでそちらを購入するのがお得かもしれませんね。
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「バカボン」で馬鹿なのは誰だっけ?

2012年09月19日 | 我が家のお気に入りの本
  

 夏休み中にカフェさんからお借りして、子供たちが読みました。
 Captain R にいたっては、Cafe さんの家でそのまま一室に籠り読みふけっていました。例によって無表情で黙々と読むので、面白さが分かっているのかどうか伝わってきません。眼すら笑ってないですからね。
 Nancy も眉間にしわを寄せながら真剣に読みました。バカボンを真剣に読みました。
 二人とも何度も繰り返して読みました。ああ見えて相当気に入っていたみたいですね。

 私もちょっとだけ読んだのですが、「あれ?」と思ったのが、出だしはバカボンが馬鹿なんですねぇ。私のアニメからのイメージは「天才バカボン」なんてタイトルだけど、主人公はバカボンパパで、パパが馬鹿だというか変わった発想の持ち主で、バカボンはそれを温かく見守る優しい子、だったのですが・・・・・・

 それから、絵柄が似ていると判断したのか、Captain R はこれも読みました。日本語です。
  

 サザエさんはやっぱり新聞出身だから、どれくらいわかっているかなぁと不思議。我が実家には全45巻完結コミックセットというのが、階段の壁の埋め込み式本棚にあります。
 
 ところで、今回帰国した際、私が独立してから買って読んだ大量の文庫本を古本屋に持ち込むことに。母が、マンガや児童書はとっておきたいけれど、それ以外は「邪魔だ」ということで。
 ところが・・・・・
 10年以上古い本は買い取るどころか引き取りもしないということ。
 そんなわけで、読んだ記憶もない一冊の新書が10円、そして、私が生涯一買って後悔した「リアル鬼ごっこ」が60円。
 もっと読む価値のあるいい本がいっぱいあったのに、よりによってあんなものにだけ値がつくとは・・・・・
 
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Fruits Basket Ultimate Edition 6

2012年05月10日 | 我が家のお気に入りの本
 

 なぜか二人とも大好きです。
 ついでにアニメは「アルケミスト」「コナン君」「桜蘭学園」なんかを二人で見ています。オウラン・・・・面白くないんですけど・・・・
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2011 Nancy (age 8) Best 10 Books

2011年12月21日 | 我が家のお気に入りの本
 気に入った本がたくさんあり過ぎて大混戦のランキングです。

1位 The World According to Humphrey とそのシリーズ



 この一位に関しては間違いなくダントツという感じです。読み終わったすぐに興奮してストーリー全部を話して聞かせてくれ、自分のベッド回りにはPCでプリントアウトしたハンフリーのポスターが貼ってあるほどです。

2位 The Magic Faraway Tree & The Folks of Faraway Tree



 良いものは時代に関係なく子供を惹きつけるのでしょうね。仲良しの女の子と二人で夢中になっていました。

3位 A series of Unfortunate Events 一巻



 兄の方では意外と下の方にランクインしていたのですが、なんとこっちでこんな上位に。
 次から次へとイヤなことが起こるこの物語、何がそんなにいいのでしょうか!気にはなるけど私まで夢中になって13巻まで読むことになったら大変だし。

4位 Princess Mirror-Belle



 絵本で有名な作家のチャプターブック。あまりメジャーじゃないし、シリーズも本の数冊ですが、Nancy には大ヒットだったようです。

5位 Amelia Jane シリーズ



 2位の作品と同じ作家のシリーズ。私は絵本の方しか読んでいませんが、ただただ面白可笑しいだけではない部分が魅力なのかなぁと憶測しています。

以下タイトルのみ

6位 Dear Dumb Diary シリーズ(3巻の Am I the princess or the frog? が中でもお気に入り)

7位 Judy Moody シリーズ

8位 Florence the Friendship Fairy 

9位 Fairy Chronicle シリーズ

10位 Atticus the Storyteller


 
 最後にこんな真面目なのもチラッとランキング。今年は学校のヒストリーの時間がグリークだったのでしっかり読みこんで得意になって教室に持ち込んでいました。
 全く無関係のくせしてお兄ちゃんの受験に合わせて彼女の読書量も相当減少しました。来年はもうちょっと読んで欲しいですねぇ。
 
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2011年 Captain R (age 11)'s Best 10 Books

2011年12月19日 | 我が家のお気に入りの本
 今年は、主人を始め周りの皆さんには「やっているうちに入らない!」と言われながらも、本人と私は気持ちだけものすごく「お受験モード」だったので、読書量は少ない中からのランキングになります。
 今回はあまり迷うことなく簡単に決めることができたみたいです。

1位 Skulduggery Pleasant シリーズ



 今年も去年に引き続きこちらがダントツ一番ということです。

2位 Warriors シリーズ



 ひたすら待って待って図書館から借り続けている(というか、図書館がわざわざ購入してくれている)シリーズ。
 読み始めたらあっという間に読んでしまいます。

3位 How To Steal Dragon's Sword



 待ちくたびれた頃にようやく出た how to train your dragon シリーズの最新刊。期待を裏切らなかったようですよ。

4位 Roman Mysteries シリーズ



 親としてはちょっと意外なランクイン。昨年からのんびり読み進めてきたシリーズの最後は大満足な締め括りだったらしいですね。気に入っているのはこの写真の一冊だそうです。

5位 Nightrise



 Anthony Horowitz の Power of Five シリーズの3巻です。シリーズとしても好きですが、特にこの巻が面白かったのだそうです。

以下、タイトルだけで紹介。

6位 A Series of Unfortunate Events シリーズ

7位 Eragon 1、2巻

8位 Stoneheart 3部作

9位 Darren Shan

10位 George's Secret Key to the Universe

 
 ちなみに年末ぎりぎりのところで、ようやく吉報が入って来ました。試験直前にヤケクソになって、2泊3日のキャンプに出かけてリフレッシュしたのが功を奏したのでしょうか。まだまだ一次試験に受かっただけなので調子に乗ってもいられないのですが、第一志望に一次試験で失敗して(しかも得意科目で)下がりきっていたので、本当に良かった。
 気持ちを楽にしてクリスマスとお正月を迎えられそうです。
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まんが三昧

2011年11月10日 | 我が家のお気に入りの本
Fruit Basket #2,6,15
  

Darren Shan #2,7
 

Shaman King #1,2
 
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The Penultimate Peril

2011年10月28日 | 我が家のお気に入りの本
 

 A Series of Unfortunate Events の12巻です。
 二人とも読みました。(娘は一巻の次にこの巻!)
 さぁ、いよいよ次は最終巻です。

 画像をクリックをすると、どうも日本のアマゾンに繋がるそうです。
 口座をもっていないので、それでどうということもないのですが、興味のある商品がありました場合はご利用ください。
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Mr. Majeika

2011年04月23日 | 我が家のお気に入りの本
 久しぶりに我が家で人気の本を紹介します。
 
 新しく赴任してきたマジェイカ先生は実は魔法使い。
 でも普通の先生であろうと教室では魔法を使わないことを心がけてはいるのですが、問題児のハーミッシュの相手をしているとつい・・・
 思わず出てしまう魔法なもんだから、その解き方がとっさに思い出せないこともしばしば。
 こんなすっとぼけた感じの先生といたずらっ子のコンビが中心の小学校を舞台にした物語。
 クラスの子供たちも一緒にあれこれ考えたり、力を合わせて問題を解決したりするハートフルなお話です。
 
 Captain R が6歳の時に Captain Underpants の次に読んだシリーズものだったような気がします。彼の好みはどちらかというとこちらのほんわかした方で、相当気に入って全シリーズ読みました。確か当時の好きな本ベスト1でした。
 学校のブックキャラクターデーには MR. Majeika に扮して、スーツ姿に丸メガネをかけ、wand を片手に行ったのですが、あまりにもマイナー・キャラなので誰にも気づいてもらえず、かといって気が弱いので自分からも言い出せず。

 放課後に額に稲妻のマークをつけて帰ってきました。

 子供が扮装すると一見あの人気者にそっくりですものね!
 良く言えば臨機応変かもしれないけれど、「しっかりして!自分のチョイスに自信を持ってよ!」と思ったものです。
 私も娘も同様シリーズで読んでいます。
 100ページ前後で一冊一冊お話は完結します。ハリポタは難しいけれど魔法ものが好き、ほのぼの系の安心して読める本が好き、という方にお薦めですよ。
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My brother's Christmas Bottom Unwrapped!

2011年01月29日 | 我が家のお気に入りの本
 大変です!
 ニコラスのお父さんったら、ただですらしょーもない人なんですが、クリスマス前に職を失ってしまったんですってよ!
 こんな時は誰かさんにおまかせ!

 大好きなシリーズものも、ゲームには勝てないみたいですね。
 クリスマスに渡したけれど、二人とも今になってようやく読みました。
  
 ニコラスのお父さんも新しい職を探すのは苦労したのかなぁ。
 この国で職を探すのって多分必要以上に大変。探し始める以前の問題って言うか・・・・
 ジョブセンターという職安みたいなところのスタッフの仕事ぶりが杜撰で、無駄骨が・・・・・一回ですべての必要書類を教えてくれればいいものを、行ってから「あれも必要だった」「これも必要だった」って、ちょっと私にあなたの仕事を譲ってくれない?と冗談の一つも言いたくなります。
 ただ今就活中な私。
 CVを書いたのだけれど、Hobbies and interests のところ、books, films and food だとなんだか味気ない。なのでちょっと書き足したのだけれど、友だち曰く「まんま、『遊び人』の履歴書にしか聞こえない・・・」。
 「何かいいのがあったらアプライする」という態度じゃダメみたいですよ。連絡帳みたいなのを渡されて、毎日一体仕事探しのために何をしたか記入して出さなければなりません。 そして週3か所にアプローチをしなければならないんだそうですよ。それから出席カードを携帯して、定期的にセンターに顔を出すんだそうです。ちょっとした「根性叩き直しアカデミー」みたいな感じです。まぁ10年以上グータラしていたので、私なんかは少し厳しくご指導してもらう必要がありますから、ちょうどいいです。
 今日は隣にお風呂に何カ月も入っていないだろう強烈に臭う人に座られましたが「ここで顔に出したらサービス業は失格だな」と必死で無表情を決め込み、職員の連絡不足で書類不備のため後日改めて出向くことになってムッときましたが、履歴書に「Patient」と書いた手前態度に出せずグッと我慢などなど、一日で成長をみせています!
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奪い合いまでして読みたい「Terrible Tudors」(Horrible Histories)

2011年01月27日 | 我が家のお気に入りの本
 お兄ちゃんが今歴史の時間にチューダーを習っているのですが、なぜか下の娘が図書室から借りてきました。
 そして毎晩どちらが先に手にするかの奪い合いをしながら読みふけっています。
 チューダーってやっぱり面白いんですよね。
 ヘンリー8世の6人のワイフについての逸話なんかは、どちらかというと女だから興味があるのかな~、なんて私なりに思っていたのですけど、子供たちも好きな話題のようですよ。何人目は誰で、誰は beheaded だったとか、なんだかんだ二人で盛り上がっていました。
 今週の宿題は妻の1人についてレポートを書いていくことでした。息子のグループは3人目のジェーン・シーモアについて。レポートを書いている彼の横で「ジェーン・シーモアって女優じゃないけ?」とぼんやり考えていた私・・・・そっちのジェーン・シーモアのことなんかすっかり忘れていました。
 私なんかはずっと「あんな見てくれのくせに!」とヘンリー8世のことを思っていたのですが、背も当時としては高くて、多才でいろいろな意味で魅力的な男性だったそうです。
 でもあの肖像画からだとねぇ・・・・って思いません?


 その他の本に関しては二人ともあっちへフラフラこっちへフラフラしています。
 優秀なのは私だけです。一冊の本に集中してしっかり読み込んでいます。
 「The Book Thief」、かなり面白いです!
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2010 Nancy (age7)'s Best 5 books

2010年12月30日 | 我が家のお気に入りの本
 Nancy は波があったけれど、それでもこれまでと同じくらいかそれ以上に読書をした一年でした。
 一冊一冊じっくり、読み終わったら次の新しいものへ、またはシリーズものを順を追って読むというCaptain R の読書スタイルとは全くかけ離れていたので(全くもって自由人ですね、2番目の子って)、彼女の本を選ぶのも記録をするのも、ものすごーく大変でしたぁ。
 あやしい彼女のランキングを発表します。なんたって明日は違うこと言うかもしれないし。

 1位 Franny K. Stein シリーズ

 こちらは夏から不動です。奇想天外な発明品の数々と作家本人が描いている奇抜なイラストが魅力の作品。
 いまだに片付けても片付けてもベッドの上に散らばっています。今週はお兄ちゃんの方のベッドに積み上がっているので、二人でたっぷり読みまくっているということで、 Value for money でもあるシリーズです。

 2位 Christmas Chaos for the 100 M/H Dog

 つい最近借りてきて読んだこの本がなんとランクイン。同シリーズはキャプテンのお気に入りなのですが、Nancy まですっかり魅了されたようです。我が家で大人気ジェレミー・ストロング作品です。

 3位 My Granny’s Great Escape

 続けてジェレミー・ストロング!こちらはニコラスシリーズ(正式名ではありません)の3作目です。すっとぼけた感じのおばあちゃんがヘルズエンジェル系のおじいさんと恋に落ち、結婚をするお話。

 4位 Twits

 学校で劇をやったりじっくり学んだ効果もあるのでしょう、それまでダールの中で一番好きだった Esio Trot を抑えてのランクイン。とにかく Hilarous なんですよ。大興奮で内容を語るくらい気に入っていました。

 5位 Dear Dumb Diary

 一位のフラニーKと同じ作者によるもう少し対象が上の作品。中学生の女の子のそれはそれは言いたい放題の日記です。これが、イラストがとんでもなく過激なんですけど、そこがまた面白さ倍増らしいです。

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2010 Captain R (age 10)'s Best 5 Books

2010年12月29日 | 我が家のお気に入りの本
 今年は息子の Captain R の読書にとっては恵まれた年だったようです。
 たくさんの楽しい本、感動する本、考えさせられる本との出会いがありました。
 順番をつけるのは本当に苦労しました。


 1位 NARUTO

 英語で書かれたマンガです。とにかく朝から晩まで「ナルト」のことで頭がいっぱい。
 本は英語で書かれているのですが、動画は日本語で見ているので、意外とどんどん日本語を覚えています。しばらくは英語で読ませて、機会があったら日本語に変えていければいいな。

 2位 Skulduggery Pleasant シリーズ

 年末になって滑り込み、実質上洋書読書の第一位はこちらの本となりました。
 ナルトで一気に「戦いもの」に傾倒していき、その「戦い」に元々大好きなファンタジーやマジックが加わったら、それはもう、これ以上何を求める?というところなんでしょうね。

 3位 Charlie Bone シリーズ & How to Train Your Dragon シリーズ

 どうしても甲乙つけがたいらしく絶対二つを3位にしてくれと頼まれました。
 Charlie Bone を読んでいる最中は本当の寝ても覚めてもという感じで夢中でした。
 How to Train Your Dragon はとにかく読みやすくてオモシロ可笑しく、それでいてハラハラどきどきの冒険とヒューマンドラマが上手く溶け合った作品。 

 5位 Holes

 私の予定はベスト3だったのですが、どうしても外せないということなので。
 過去と未来のつながりなど、一味変わったファンタジーと人間模様に魅かれたようです。 


 友だちにお薦めされて「Hobbit」が気になっているようです。来年はこれと「Lord of the Ring」あたりやDiscworld シリーズなどの王道にいくのでしょうか。
 彼はなぜかはわからないのですが、意外なことにハリポタを読んでいないんですよね。来年あたり今さらだけれど読むような気がします。
                 
 
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Christmas Chaos for the Hundred-Mile-An-Hour Dog

2010年12月19日 | 我が家のお気に入りの本
 お得意のジェレミー・ストロング、HMHDシリーズのクリスマス編です。
 もちろん二人ともすぐに手にとって読みました。
 私も出だしだけ読みましたが、やっぱり馴染みがいいというか、心地よい文章というか、好きな Sense of Humour であります。
 ツリーの下にはニコラス・シリーズ(勝手にシリーズ名を決めました)のクリスマス編もあるので、今年もジェレミーに始まりジェレミーに終わる年となりました。


今日の日記:

 多分これは私だけがウケる話だとは思うのですが、先週のスクールレターにこんなことが書いてありました。

 We had a Casting Director come to the school who was looking for a boy to star in new movie タイトル.
Any children that she thought should try out for an audition have been given a letter today.

 お~、すごいと思ってちょっとエキサイトしたのですが、でもこの後の文がおかしくて吹き出してしまいました。

 This was decided purely on appearance.

 見た目で選びました、とわざわざ書いてあるのが面白くありません?

 映画のテーマからして「東洋人・アジア人はなし」で、そうなると「LK(Captain Rの友達)の可能性大だな」と私。
 「きっとそうだね。あとは6年生のLCくらいか」とキャプテン。なんていったって、purely on appearance だもんね、限られてくるさ、特にうちの学校の場合は。ダイレクターも来てみてびっくりしたんじゃない?

 うちの学校でキャスティングして映画を作るとしたら『ガンジー』のリメイクとか『スラムドッグ2』とかじゃないと!

 で、やっぱり手紙をもらったのはLKだったので、うちの二人は大興奮。

 「My best friend is going to be a film star!!」
 
 「I am Film star's best friend's little sister!」

 「休み時間に Sword Fighting でもしていて気に入られたのかなぁ」とLK母。何を謙遜していらっしゃる、恰好いいからに決まってんじゃん!

 この映画なんですけど、かなりの大作の続編です。私の「どうしても気になるあの俳優さん」も主演ではないけれど、メインキャストとして出演します。 それなのにドラマスクールやエイジェントじゃなくて、こんなローカルな小さい学校からキャスティングするなんてこともあるんですね~。ま、オーディションに呼ばれた、とう段階ではあるのですが。

 友達に「子供たちの学校に映画のキャスティング・ダイレクターが来たらしいよ!」と話すと、
 「え?ボリウッド映画?」って、いくらなんでもそれはないって!
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はれ ときどき ぶた

2010年11月05日 | 我が家のお気に入りの本
 この本、すっご~く面白かったぁ!!!
 有名というか、人気作品だとは知っていたのですが、イラストが好みではなかったし、苦手な non-sense ものだと決めつけていて、今まで読んでいなかったことに後悔!

 ぼくの自慢は、毎日、日記をつけていることだ。
 でも今度から、「明日の日記」を書くことにした。
 だって、母さんが、こっそり見てるらしいんだ。
 だから、うんとメチャクチャなこと書いて、母さんをびっくりさせようと思ったんだ・・・・・
 
 この主人公の子、ハチャメチャなことを思いつくんだけれど、わんぱくとかいたずらっ子とはちょっと違って、いい子なんです。そこがこの本の一番の魅力。お母さんをびっくりさせたいけれど、嘘を書くのはイヤだ、とか。
 
 奇想天外の発想とハプニングの連続だけれど、それでいてふざけすぎているわけでもない、ギリギリのところで抑えてある感がとにかく素敵なんです。
 最後のオチも最高!

 ついでに作者紹介も地味に面白いです。作品の紹介の合間合間に、「おもしろいよ。」とか「これはすごい。」とかあって、最後に「なんてのもあるよ。」で終わっているところが、とてもキュートでいいんですよ。作者のあとがきも人柄の温かい感じが出ていて好感が持てます。

 まだ未読の方はぜひお手にとってみてください。 10 out of 10


hinajiroの日記:

 11月5日(金)くもりのち雨

 今日スーパーのレジで、マネージャーらしき人に話しかけられた。
 「How old are you?」レジの人がわざわざマネージャーを呼んだらしい。
 ワインを買おうとしたんだ。だけど、よく見てよ。ワインの他は新鮮な野菜のみを買っているのよ。これは家庭の主婦の買い物内容でしょう?
 「I'm 40」
 いつものパターンだと、ここで無表情に「OK」と何事もなかったように事が進むのだけれど(絶対謝りませんよ)、今日は様子が違った。そこらじゅう大爆笑。
 っつーか、本気で21歳以下に見えてるわけ?
 大爆笑もヒドイけど、一度セキュリティが飛んできたこともあった。
 井戸端会議中、「子供たちが・・・」と話し始めた私に、「え?子供いるの?何歳?」「8歳と6歳」「・・・・ごめん、25歳より上か下かだけでも教えてもらえる?」「38なの」ここでこの場にいた全員が悲鳴を上げたため、セキュリティが走ってやってきた、という話。
 小池徹平君はスーパーでワインを買えるのだろうか・・・・

 
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Ready, Freddy! Homework Hassles

2010年11月01日 | 我が家のお気に入りの本
 私が本を読むときは、まずは本の全体を舐めるように見ます。表紙がなぜか一番サラッとしか見ないのですが、裏表紙をじっくり読み、見開きページから、広告のページ、作者紹介、まんべんなくじっくり目を通します。うしろについている付録のページも先にチェックします。それからようやく本文にとりかかっていきます。

 この Ready, Freddy の本はストーリーを読む他に楽しみがあります。
 一つは巻末にある、穴埋めをして Very Silly Story を作ることです。うちの子供たちはこれが大好き。競うように面白可笑しい語を入れて、互いに読みあげます。ほかにもこういうコーナーがある本ってありますよね。
 それから、この本では各イラストの中に、FIN という文字が隠れているのですが、その隠され方が半端なく高度なんですよ。どんな風にかをここで話してしまえば、これから読む方の楽しみを半減してしまうので遠慮しておきますが、かなりハイレベルですよ。
 
 子供たちは裏表紙を先に読むなんてことはしませんので、初読みの際は FIN が隠れていることには気がつきませんでした。
 案外とより一層楽しむヒントみたいなものが、あちらこちらに散りばめられているものですから、本は読む前に色々とチェックしておかないと、ちょっと損しているかもしれませんよ。
 それで再々読の時にそのことを教えて、Captain R とどっちが先に探せるか競争をしまして、勝敗は・・・・五分五分です。
 

 この本は夏休みに「晴れときどき英語」のカフェさんからいただきました。カフェさん、ありがとう。楽しんでまーす!!
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