今週からはクリスマスらしい本を読んだらいいかな、と思い色々借りてきました。
今日はうちの二人とも気に入っているシリーズから。
マック家のジミーとロビーはクリスマスをとっても楽しみにしていて、サンタのために27個もサンドイッチを用意して待っています。(あれ?奇数なのおかしくないですか?)
ルドルフ(サンタんとこのトナカイ)のために、ニンジンの皮もむいておきました。
ところが、肝心のルドルフの具合が悪くて、今日はそりを引くことができそうもないのです。
これは大変!さぁ、サンタさんどうしましょう。すでにそりの上には世界中の子供たちのためのプレゼントが積み込まれています。
クリスマスの朝、子供たちは空っぽのソックスを見つけなければならないのでしょうか?
我らが Rover the wonder-dog はこのピンチを救えるのか?!
こんな話だと思います。
うちも娘が毎年サンタのためにミンスパイやクッキーとミルク、ニンジンをルドルフのために用意してあげていました。
夜中のうちに私と旦那でクッキーとミルクは食べておくのですが、生のニンジンはちょっと・・・
作者は Roddy Doyle というアイルランドの作家で、児童書に限らず一般書も書いており、よくテレビや映画にもなっているようです。
ローバーというこの犬が活躍するシリーズは、「The Giggler Treatment」から始まり、このクリスマスのもの、そして「The Meanwhile Adventures」と続きます。
メインキャラクターは、マック家の面々、隣りの家の飼い犬ローバー、そして gigglers ・・・・・このギグラーズの存在が謎なんですよ。娘が言うには、creature なんだけど・・・・・・どうにも説明ができないみたいなんです、といいますか、説明されてもこっちが「???」作家のサイトによりますと、the magical, mischievous, camoflagued creatures who take it upon themselves to stand up for children everywhere! だそうです。
「ピザの端っこもちゃんと食べろ」なんて子供に対して意地悪な大人を成敗する「何か」らしいんですよね。
ユーモアのセンスがほかと全然違う系統らしいんですけど、とにかくどうしょうもないくらい面白いんだそうです。
「The Giggler Treatment」については、
Captivatingly rude children's book
Unpretentious in aim and riotously funny by The Times
Packed full of bizarre humour, imagination and a whole lot of poo by Bookseller そうそう、かなりの割合でPOOが出てきますのでご注意、と Captain R が小さい時に読んで言っていました。
私がちらっと目を通しただけでもかなり面白いです。
本篇が終わった後に biblography とあり、If you liked this book, here are some more you might enjoy と数冊の本が紹介されており、Rover Copperfield やら、Tuesday with Rover、Yo! I Bit Eminem's Leg!: Comfessions of.....などがあります。そして www.dogpoo.ie というサイトも紹介されていて・・・・・わたくし、マジでアクセスしてみましたが、存在していませんでした。簡単に騙されましたよ。
これで終わりかと思ったら・・・・・
This book was printed on paper. You probably think that paper is made from wood pulp. But it is not. Paper, is, in fact,..........
「そうきたか!」と一瞬手をひっこめてしましましたが、想像したものではありませんでした。ホッ
多少お下品でも構わないから面白い本が大好き!という子供にぴったりの本です。
150ページくらいで、内容と合っているのかどうか、意表をついて美しいイラスト入りです。
3冊が入っている合本もあるのでそちらを購入するのがお得かもしれませんね。