hinajiro なんちゃって Critic

本や映画について好きなように書いています。映画についてはネタばれ大いにありですのでご注意。本は洋書が中心です。

Jeremy Strong's laugh-your-socks-off classroom chaos joke book

2011年02月28日 | Nancy 10 読書
 お馴染みのキャストを登場させた学校絡みのネタを中心にしたジョーク・ブックです。
 面白いジョークを友だちに教えてあげるのは大事!
 うちの二人はすぐ何でも友だちに伝授したがります。こっちが聞いていて「なんかそれ使い古しじゃない?」と思うようなジョークもまるで新ネタのように披露してきます。幸せな子たちです。

 Number 10 is so scared of number 7. Do you know why?

 こんな感じで。

その他、完読したかどうかは分からないのですが、一応手に取った本を紹介すると、

「Spotty powder and other splendiferous story secrets」ダール作品

「How much poo does an elephant do?」

「How to handle your school」


 Number 10 is so scared because 7 ate(8) 9. これがジョークの答えでした。
 
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From Ostia to Alexandria with Flavia Gemina

2011年02月27日 | Captain R 13 読書
 こちらは The Roman Mysteries のシリーズ読後に読むガイドブックで、内容的には

 With this guide, fans of the Roman Mysteries can plan their own travels following Caroline's insider tips and top advice for a memorable family holiday.

ということらしいのですが、うちの息子は全く興味が持てなかったようです。少しだけ読んで読まないことに決めました。
 最終巻でミステリーさえ解けてしまえば、あとはどうでも良かったんでしょうね。さっぱりしたもんです。 
 さ、次々。

 そういえば、記入もれ。Tudors の学び納めでこちら。

「Tower of terror」



 うちの子供たちは特に研究肌ではないので、もうすでに飽きてきたところで渡したので「うん、面白かった」の一言だけ(苦笑)

 私の方はドラマ「Tudors」の続きを観たのですが、今度の回はギロチン刑三昧の血みどろエピソードでした。
 キャサリンの浮気相手の二人の男性の首はキャサリンの牢のそばに串刺しになって飾ってありました。そしてキャサリンが behead されている間に、ヘンリーは美しい女性たちを侍らせてパーティを開いていました(またその時のジョナサンの目つきや口元が本気でイヤラシイ)。
 それにしてもヘンリーは何かと徹底した性格だったんですね。
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The Last Child 読み終わったんですけど・・・

2011年02月26日 | 洋書
 英語も簡単で、サクサク、サラッと読み終わりました。
 ジャンル的に読み慣れていないせいか、一つのページの中で1行あくこともなく、何箇所も場面が切り替わり、その旨中心人物が変わるところがちょっと戸惑いました。Johnny と Jack が混同したり。同じJで始まっているからですよ、老化の一兆候ですよね(笑)ちょっとぼんやりすると、人間も鳥も犬も he なのでそれで「この he は誰?」と思ったり。
 それで、内容についての感想は・・・・
 普通に面白い、ってなんかちょっとバカみたいな台詞ですが、そんな感じです。
 クライムサスペンスというジャンルに読み慣れていないので、比較の対象もなく、作家の文章力についても、プロットの強さ、読者への姿勢、結末へのもって行き方、についても特に気になることもなく・・・・・
 評判の良い作品なので、これをベースに今後の少しずつこっちのジャンルにも手を伸ばしていくと、きっと不出来な作品に遭遇した時に比較対照して評価をすることができたり、その時になって初めてこの作品の良さを認識することができるのだと思います。
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Kamikaze Girls だって

2011年02月25日 | 映画
 「下妻物語」の英語タイトルは Kamikaze Girls なんですって。なんか観点がズレている感じなんだけれど、きっとヤンキーの在り方みたいなところが、外国にとっては印象的なのでしょうか。
 en Wiki によると、作者の名前も Novala Takemoto となっていて、ちょいラテンのようです。なぜ普通に Nobara じゃないんでしょうね。
 
 ゴル吉「あれ?これってこの間見ていたのと同じつくりじゃない?」
 私「うん、同じ監督の作品だよ」
 ゴ「ワンパターンなんだな」

 そう、ホント同じ感じ。旦那のチラ見の感想も「マンガなんか挿入するあたり、キルビルみたいだね」と、前回私の「松子」の感想とやや重なる。
 でも私はどうやら好きみたいこの雰囲気が。
 すっごく面白かった。
 土屋アンナって全然知らないんだけれど、すっごい美人さんでびっくりしたぁ。

 中の描写で、この地域では「生まれてすぐからジャージ」という話があって、小学生の時を思い出した。
 私の田舎では本当に小学生はみんなが毎日ジャージを着て学校へ行っていたのだけれど、私だけいつも違う服を着せられていて、ジャージが欲しくてたまらなかったなぁとか。
 それから下妻ではみんなが JUSCO の洋服を当たり前に着ていることなんて、「ジャスコならいいじゃん。私のところじゃ、生協だよ」とか。 ベルサーチの「バッタモン」のくだりでは、私の今住んでいる地域ではみんな普通にグッチのバッタモンを持って歩いているよ、とか。(どうあってもそういう地域から抜け出せていないのか?!)

 これもまた観点がズレていると言えばそうなんだけれど、色々細かいところを楽しみました。
 あ~、ちょっと・・・・歯が痛すぎて頭がぼんやりする・・・・・おしまい。
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The Diving Bell and the Butterfly

2011年02月23日 | 映画
 ELLE誌の編集長であるジャン=ドミニク・ボビーは、ある日脳溢血に襲われたが一命を取り留め、リハビリのためパリから北部海岸の街ベルク([[Berck]]の療養所へと移床される。
 3週間におよぶ昏睡の後、意識と記憶は回復し、音は聞こえるが、言葉を発することはできず、全身に亘っての重度の麻痺が残った、Locked-In syndrome の状態になってしまった。
 全身の運動機能を完全に失ってしまった現在、唯一動かせたのは左目のまぶたのみだった。(ja wiki から)

 カメラのアングルがユニークな作品。大半の場面が主人公の目がカメラになっている。
 オープニングでは意識がしっかりしていないことでぼんやりとした映像になっていて、その後片方の目に問題があるということで縫って塞がれてしまうので、今度は残った片目だけからの映像となる。体を動かすことができないので、映し箇所が変わっているけれどそれもまた良し。
 前半は姿がスクリーンに映らないにもかかわらず、主人公の存在の主張、もどかしさ、いらつき、あせりなどが伝わってきます。
 人との新しい形の関わり合いと記憶を辿ったことにより変化していく主人公の心と彼の成長が静かに語られている作品です。
 とにかく映像が素晴らしい一品。
 苦手なカンヌ系なので、タイトルにある diving 部分や butterfly 部分は良く分からないし、ストーリー自体の一番伝えたいメッセージみたいなものは実はわかっていないのですが、、独特な映像感覚のある芸術作品の鑑賞として楽しみました。
 
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初の古本にショック~(涙)な Never Do Anything Ever

2011年02月21日 | Nancy 10 読書
 「Dear Dumb Diary」シリーズ、図書館からの入手は不可なようだし、アマゾンでも高いのでいっぺんには買わず少しずつ買うことにしたのですが・・・・
 3巻にあたるこの本は新品では在庫がないとのこと。 Good Condition とあった中古を買いました。
 届いてみてびっくり、というかがっかり。おもて表紙は少しの汚れと破れで我慢できるのですが、裏表紙が思いっきり親指の形に破れている!中身に損傷はないので、文句を言うところではないのかなぁ・・・・
 一応フィードバックを2つ星にして、こんな状態で good condition っていうの?的なコメントを残しました。
 そうしたらですよ、相手の会社からは「アマゾンのせいだ」「郵便のせいだ」というメールが。
 だって、指の形に破れているんだよ、どう考えたって売り手の問題じゃないですか?
 それで何度も執拗に悪いコメントのフィードバックは消してくれと書いてあるんです。
 最悪な対応だと思いません?
 まさに Never Do Anything, like buying used books from this company, Ever って感じです。
 実際の読み手の娘は古本なことも破れていることも全く気にしていません。
 夫婦そろって「そんなんだったら、お金を足してでも新品を」と思ったんですけど。だからお金が貯まらないんだなぁ・・・(苦笑)
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Meet Dave

2011年02月20日 | 映画
 いや~、久しぶりに面白くってゲラゲラ笑えるコメディを観たなぁなんて思って今書き出したら、この映画はあまりにも評価が低すぎて、すでに日程まで決まっていたのに日本公開は取りやめになり直接DVD化になったそうです。
 世の中エディ・マーフィーには厳しいというか期待度が高いのでしょうね。

 ニューヨークのアパートに暮らす親子ジーナとジョシュ。ある晩、望遠鏡で夜空を眺めていた息子ジョシュの部屋に石ころほどの隕石が墜落する。
 それから3か月後、今度はヒト型(エディ・マーフィー型)の宇宙船がリバティ島に墜落する。その正体は、惑星ニルからやってきた身長が3センチに満たない、規律正しい宇宙人100人によって操縦されていた。彼らは故郷のエネルギー危機を解決するために必要な塩を求めて地球の海水を全て持ち帰る目的があり、それに必要な先に地球に送られていたはずの特別な金属球を探し始める。
 その金属球こそジョシュの部屋に墜落した隕石だったのだが、学校のいじめっ子たちに隕石を奪われてしまっていた。ニル星人たちは不慣れな地球の文化や考え方に戸惑いながらも、自分たちの金属球を取り戻して使命を果たそうとする。

 エディ・マーフィー型のロボット(本当は宇宙船だったらしい)が体内のたくさんのクルーに助けられながら、なんとか地球人になり済まし隕石を探すのですが、その辺のエピソードがいちいち面白いのです。
 地球人の生活の知識はインターネットでグーグル?かどうかはわかりませんが(笑)しながらその場その場で対応していくのですが、なにぶんその情報がとんちんかん。
 一番面白かったのは、名前を聞かれた時に、一番たくさんある名前を調べて名乗るのですが・・・てっきり、ジョン・スミスというのかと思ったら、

 ミン・チャン

 ニル星人には名前はなく、番号しかついていません。キャプテンのエディと2番の意見がわれ、船内で仲間割れ、ロボットがそれまでのイイ人キャラからうって変わって破壊行為に出て、危険な状態になったところをジョシュの活躍で一件落着。
 この辺は私にはどっちでもいい感じになってくるわけですが、子供たちには普通に楽しい場面でしたよ。
 セットも特撮もとても良くできているし、笑うところ満載だし、ストーリーは王道だし、私には楽しい映画でした。

 
その他観た映画:

「Waitress」

 かなりマイナーなキャストによるマイナーな映画なのですが、quirkyさが何ともいえずイイ感じで、脚本も演出もなかなか良い映画でした。意表をついてたっぷり楽しめました。

「The Football Factory」

 どこがいいのかわからないダニー・ダイアー主演のフーリガンもの。フットボールに酔狂している男たちの話。いい大人が徒党を組んで喧嘩をするのですが、それに哀愁を漂わせたりしちゃってるあたり「あー、はいはい」という感じなんですが、なかなか脚本が良いプラス音楽の選択がかなり良いのではないでしょうか。
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The Demon Headmaster

2011年02月19日 | Captain R 13 読書
 うちに今あるものは違う表紙ですが、同じくらい怖い表紙です。
 今週の(今月のかな)課題本だそうです。

 主人公のディナはフォスターペアレンツの家に越してきて、新しい兄弟二人と一緒に新しい学校へ通うことになります。  ただでさえその二人と合わずに苦労しているのに、学校の様子もなんだかおかしい。
 生徒たちはロボットのように話し、おかしな行動をとる。ディナ自身も知らず知らず変なことをしていることも。
 彼女は校長先生に特殊な力があるのだと確信し、なんとかしようと試みる。しかし同様に「そうはさせるか!」と校長の方も彼女を阻止しようとするのだった。

 本の表紙には Year 6 Reading Book とあるので、10歳くらいから上が対象かもしれません。Spooky だけれど、scary ではないようです。最近ではもっとソフトな表紙の本が出版されています(私はあまり好みの絵じゃないですが)。
 最初の出版は1982年と古いシリーズで6巻まであり、最初の2巻は1996年にテレビシリーズとなったことからもわかるように、なかなかエキサイティングなストーリーであるようです。
 Headmaster は目から緑色の光を出し、人々を洗脳します。一体何が目的なのでしょうか。
 そして彼は一体何者なのでしょうか。
 
 ここしばらく何年も前に読んだ簡単な本ばかりを与えられてきて、「何で今さらこんな本。他のグループは『Hitler's Canary』という良さそうな本なんだよ。Not fair!」と不満気だったCaptain R。意外と学校では戦争や社会問題を取り扱った本を読みたいみたい。
 「どんな厚い本が読めたって、対象年齢の高い本が読めたって、内容をきちんと理解してそれを上手くまとめる能力がなければしょうがないんじゃないの?」と私は思うのですが、息子にはそこら辺は分からないようです。流暢に読めて、普段から分厚い本が読めるのだからすごいんだ、と。その辺からしてまだまだだ・・・

 うちの子供たちの公立の小学校ではどのあたりまでを期待しているのかは知りませんが、先日某名門私立男子校の入学試験の英語の問題に目を通したら、すっごい面白そうでしたよ。
 毎年普段Captain R が読んでいる様な本やもう少し古典的なフィリップ・プルマンあたりの本から抜粋した長文問題が出、こんな質問が。
 Explain how the writer creates an atmosphere of shock and confusion.
 その他にもストーリーそのものよりも、作者が何を意図してこういうことを書いたのか、この二人のキャラクターの違いを説明せよ、物語の続きを考えてみよう!(この場合、すでに読んでいて続きを知っている場合はどうなるのだろう?)という質問などが。普通の穴埋め問題とかは一切無しで、他はエッセイを一本。
 試験を受けるのは10歳ですよ、レベル高い!でも絶対面白い!
 中学から英語の授業がこんな感じで、しかも自分の考えを否定されない環境が整えば、勉強するって楽しいかもしれないですよね。ただ、これが試験になっていているということ自体が「読解には正解がある」という証明になっているのかもしれませんが・・・
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Sam Riley in Control

2011年02月18日 | 映画
 夏から録画したまま放置していたこの作品をやっと観ました。
 基本的に「有名人の半生をたどる」ような映画はあまり好きではないのですが、これはなかなか興味深く見れました。
 それもこれもやっぱり役者の「惹きつけ力」の効果だと思います。
 主人公のバンドのボーカル、イアンを演じた Sam Riley はオーディションから選ばれたのですが、多分イアン・カーティスにイメージ的に似ていたのでしょうし、役にぴったりというか、まさにこの役をやるために出てきたとしか思えないくらいハマった感じでした。
 演技力があるというよりは、「誰もしらない」のヤギラ君と同じで、演技をしてはいないけれど、目の玉少し動かすだけで、見ている側が各々勝手に主人公の感情を理解してしまう、というパターンのような気もします。基本的に大人しい性格なので台詞も少ないですし、とにかくその目の表情一つと歩く時の姿勢だけで、彼の心の内をこちらに伝えてくるのです。
 サム自身が新人だったからこそ、主人公の成熟していない子供っぽさ、真面目さ、周りに流されていく自分に戸惑いを隠せない姿などを表せたのかもしれません。

 主人公の音楽の世界に関してはよくわからないのですが、彼は本当に音楽活動をしたかったのかな。ただ音楽を聴くこと好きで、心情を詩として表現することが好きだっただけで、ミュージシャンになりたかったわけではないのではないかな。
 だからこそ環境の変化に対応できず、よりどころとして地味な堅気の仕事も続け、ミュージシャンではなかった頃からの繋がりのある妻とも別れることもできなかったというか。

 監督はカメラマンらしく、全編モノクロのこの作品も情景も人物もとても美しく撮られていて、アップのシーンでは役者の表情の良さを十二分に映し出していました。一番印象的だったシーンは、浮気をしていることが妻にバレて、問い詰められているシーン。自分でもどうしていいかわからず、どっちつかずで曖昧な態度をとり続けるイアンですが、階段を上がっていく妻を見つめる表情。その言動は自分勝手で、相手をひどく傷つけているにも関わらず、それまで突き放した視線で見ている視聴者(私とか)をも一気にイアンの側に引き寄せた感じがしました。
 そして仕事を辞めたことと病気への恐怖で、それまでギリギリのところで保ってきていたバランスを失っていくイアンの姿もカメラはじっくり丁寧にとらえていきます。

 イアンは繊細すぎて、後半は生きている姿を見ているのも痛々しくなってくるので、最後に彼のとった行動は私には「あり」だったのですが、一つだけ。

 悪いんだけど・・・・うちに帰ってきてしないで・・・・・そういうの、愛人のところでやって・・・・・

 愛人の彼女の方も我儘にも「奥さんと別れて、私のところへ来て!」と言えていれば、彼に逃げ場をつくってあげられたのではないかな、なんて思いました。
 苦手なジャンルでしたが、最後までしっかり見れた良い作品でした。
 
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あれ?それってキャンディキャンディが着てなかったっけ?

2011年02月17日 | テレビ
 今朝の車中の会話。
 私「あの歌、F-word の繰り返しだったんだね・・・知らなかったよ。」
 Captain R 「え? Forget you でしょ?」
 私「昨日 youtube で確認したら、タイトルも歌詞も全部 F-word だった。びっくりだね」
 C「違うよ、絶対 Forget you だよ。」
 Nancy「そうだよ、Forget youだよ。」
 私「夕べお父さんも確認したよ。だからさぁ、あのビリオネアの歌も最初から freaking bad だったんじゃない?結局のところセンサー(制限)なんてないんだよ、きっと。」案外子供たちの耳もたいしたことないな・・・と心の中で思う。
 C & N 「へぇ~、そうなんだぁ」
 ところがグラミーの再放送を見たら、やっぱり本当に「Forget you」だった。しかも、グィネス・パルトローと一緒に歌ってたよ!パルトローのパフォーマンスがカッコよかったぁ(普段は好きじゃないので見直したよ)!
 あとはビーバーとウィル・スミスの息子の共演時のウィル・スミス夫妻の凄く嬉しそうでプラウディな姿が微笑ましくて涙が出た。少年たちのパフォーマンスじゃなく、見つめる親の姿にね。
 残念だけど全体的には、プレゼンターのセレクションも、同じ人たちばかり賞を獲ることも、下手くそなラッパーたちがやたらと出演していたことも含めて楽しくなかったなぁ。

 
 上の写真はブリットの時のリアナのドレス。キャンディ・キャンディが似たようなの着てませんでした?
 イライザの意地悪で白いドレスにシミがついて、アンソニーのバラで飾り付けてシミを隠したエピソードがあったと思うんですけど。
 司会者もどういうつもりか「うちのいとこの結婚式のブライドメイドが着るだろう」とかいうコメントをしていて、意味不明。映画「27 dresses」では、ブライドメイドのドレス=センスが悪いという代名詞のように使われていたと思うんだけど・・・まぁ、ヘアとメイクは良かったけれど、ドレスはあまり似合っていないような気はしました。
 そしてこちらが、グラミー時。うちの娘Nancy が選んだワースト・ドレスです。
 ビーバーを差し置いて新人賞を獲ったのは彼女。初めてみたけれど、すっごい可愛い子ですねぇ。この色のドレスにこの色の靴がなかなか合っていて驚きました。今年はこんな「破れたような服」が多いようでした。
 
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ドラマ「Tudors」

2011年02月17日 | テレビ
 我が家のチューダー・ブームの流れで、ついにドラマも観てしまいました。 
 これがまた、たまたまエピソードが良かったからかもしれないけれど、面白い!
 多分最後のシリーズの再放送だったのだと思うのですが、5番目のワイフのキャサリンが不貞をはたらくシーンが満載、ヘンリーも何やらチョロチョロしている、というかしようとしているところで、昼ドラ的なノリでありました。
 そこへスコットランド王に屈辱を与えられたり、たった1人の男児であるエドワードが危篤になったりという話も絡まって、見応えがありました。
 
 中でも病床についている息子の傍らに寄り添い、朝になって目を覚ました息子の手の感触で目を覚ましたジョナサン・リース・マイヤーの表情が素敵すぎて心揺さぶられました。
 でもそれ以外の場面では、ジョナサンはキングとしてというよりは、「マフィアの若頭」ぽく見えました・・・
 なかなか貫禄はあったのですが、声がまだまだ若くて惜しい気も。
 残念ながら今回はヘンリー自身の色っぽいシーンはありませんでした。次回に期待?

 あとは私のイメージではチューダー様式の建造物は外装や庭は綺麗だけれど内装はシンプルなのですが、その分衣装にお金をかけたのでしょうか、ドラマの中では女性たちよりもヘンリーの洋服の方が豪華(キングなんだから当たり前?)で、着替える度に色々チェックする楽しみもあります。

 やはりヘンリーⅧなだけに昼ドラ感覚で見れてしまい、それでいて歴史の流れなんかもだいたい掴めたりするので、思った以上に親しみやすい番組だと思います。続きが楽しみです。
 
 
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わけわかってないのに BRIT Awards

2011年02月16日 | テレビ
 BRIT Awards 見ました。
 なんと言っても、Tinie Tempah であります。気になって仕方なかったので・・・・
 今回二つほど賞を獲ったのですが、受賞の時のリアクションが可愛い!素朴で本当に嬉しそうで。
 水玉の蝶ネクタイもジャケットもめんこい!
 気になっていた理由は、顔が小さいのかそれともメガネが大きいのか、ということです。
 正直パフォーマンスの方は・・・・・本人が良いというよりは・・・・・大きな声では言えないのですが、共演している人の歌唱力がいいのでは?とか思っちゃいました(笑)

 驚いたのは Plan B。毎日「She Said」をラジオで聴いていて、男の人が歌っているとは思っていなかったし、ラップ部分も同じ人が歌っていることにもびっくり。しかも丸い顔した白人とは・・・・・
 エルトン・ジョンが彼のファンということですが、私の大予想では彼は消えます。理由は・・・・ごめん、見た目。

 見た目といえば、こんなことが。Cee Lo Green という人のことですが・・・・
 私は普段英語の歌詞を全く気にもとめない、というかまぁ本当のところ全く聴きとれないのですが、まさか「あんな直接的なこと」を叫んでいる歌だと思っていなかったので機嫌良くハミングしていたら、息子に「お母さんその歌好きなの?」と訊かれ、「なんとなくノリが良いからね!」なんて答えたら、「まぁ、歌っている人見たら、絶対がっかりするけどね」と一言。
 今夜初めて拝見させてもらってなるほど。私が普段からほかのミュージシャンのPVを見る度に「ブラックならどんなでもありか!」と毒づいているのを息子はちゃっかり聞いていたらしいですね。

 それにしても British がビーバーに賞を上げるなんてビックリ。案の定会場少々シラケ気味。そしてもっと「うわっっ!」と思ったのが、その時のプレゼンターの Will Young の一言。I could be his dad or mum. って「なんでそんなこと言う?!」
  
「なるほど、この歌はこの人が歌っているのか」「う~ん、このバンド(Arcade Fire と Mumford & Sons)の良さは分からないのぉ」など、かなり距離を感じながら見終えた番組でしたが、出演者の中で一番好きだったのはやっぱり、
 プレゼンターとしてきていたアラン・カーであります。見たとおり、もちろんミュージシャンではなくコメディアンです。いつも笑顔で心がなごみます。
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The Brave One

2011年02月15日 | 映画
 ジョディ・フォスター主演のニール・ジョーダン作品です。
 ニール・ジョーダンといえば、大好きな「Breakfast on Plute」と「The Butcher Boy」の監督ですからね、どれだけダークな面白さがあるかと期待して観ました。

 エリカ(ジョディ)はデイビッドとの婚約を目前に控えていた。ある夜2人で犬の散歩をしているところを3人の暴漢に襲われ、デイビッドは殺され自身も瀕死の重傷を負ってしまう。回復後、警察の捜査に不満を覚えたエリカは、法定期間を待たずに不法に銃を入手し、犯罪者を自らの手で殺して行き、自分たちを襲った犯人を捜し出そうとする。
 エリカは取材を通して刑事のショーン・マーサーと親交を深めるが・・・・・

 ジョディ・フォスターっていいわ・・・・恋人と幸せの絶頂の頃の表情の可愛らしいことったら!
 ちなみに恋人役はあまり顔が映らないのですが、カーマ・ストラですよ!今じゃ彼は「LOST」の俳優と呼ばれてるんでしょうが、私にとってはいつまでたってもカーマ・ストラ(役名は違いますが)。
 ニール・ジョーダンだなぁと思ったところは、街のふざけたチンピラ達に二人が襲われるシーン。男女共に徹底的にやられます。そこまでしなくても、と思いつつ、ブッチャー・ボーイよりはかなりソフトかも、とか。
 恋人亡き後の喪失感を表す「やりすぎない」虚ろな目なども、さすがな感じ。この役でノミネートもされていたみたいですね。
 近づきすぎず離れすぎず、の刑事テレンス・ハワードとの関係も素敵でしたよ。彼、カッコいいですね、案外。顔の小ささが何ともイイかも。
 
 ショートヘアで、最初から最後までものすごくカジュアルな格好のジョディがすっごくキュートです。色のトーンを落として地味な感じなので「痛いおばさん」には見えなく、少年のようでカッコいいところは残っているようなもの。何度も同じTシャツを着ていたのが気になるくらい、お金かけていなさそう。

 ニール・ジョーダン作品に期待していた側面は残念ながらなかったし、特に気の効いた台詞があったわけでもツイストがあったわけでもないけれど、そこそこ楽しめましたよ。
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心地よく和やかな夜 BAFTA

2011年02月14日 | 映画
 今年の BAFTA はすっごく面白かった!!
 毎年、ゴールデン・グローブやアカデミーは受賞者やプレゼンターの人種、そして作品の英国とアメリカのバランスなどに気を使っているのが良く分かるのですが、BAFTA に至っては露骨に「ビバ、ブリティッシュ!」と英国人俳優、英国映画にやたらと賞を与えるところが毎年大ウケだったのですが、今年はほどよくナラしていた感じがありました。
 去年と違いジョナサンの司会も冴えていたし、いつもながらプレゼンターのもっていき方も受賞者のスピーチも上手で、かなり声をたてて笑う場面がたくさん。
 「リッキー・ジャービスは立ち入り禁止だから安心してください」と笑いから始まり、最後はクリストファー・リーのスピーチでグッときて終わりました。

 本当に楽しかったのであれこれ書きたいところですが、ここはグッと我慢して「わぁ!!」と思ったことベスト3で。

 ①Rising Star

 Andrew Garfield で決まりだろうと思っていたところ、なんと Tom Hardy が獲ったこと。私は断然トム・ハーディ派なので大満足。しかしまだまだこれからの分際で、こんな大事な時に欠席というのが・・・・・・
 写真はテレビドラマで「Oliver Twist」のビル・サイクをやった時のもの。この時のカッコよさと存在感が忘れられません。
 

 ②Tim Burton って案外普通の人?

 与太者っぽいというか変人ぽいというか、勝手にいつも酔っ払っているかラリっている感じの人だと思っていたので、大真面目な顔で堅めのスピーチ(最後のプレゼンター)をしたことに、心の底から驚きました。見る目が完全に変わりますよ、これから。

 ③ヘレナ・ボナム・カーターが美しかった

 今回はドレスも普通で、メイクもとても綺麗で、スピーチはちょいと長すぎて後からジョナサンから突っ込みが入ったけれど、作品賞受賞の時のキラキラした涙も含めて、見とれました。

 ファッションついでに、今回はみなさん派手さもない代わり、おかしなものを着ている人もいませんでした。
 ただやっぱり、Tilda Swindon は普通じゃありませんよ、期待を裏切りません。
 私の今夜の一番輝いていた女優さんはこちら。エマ・ワトソンです。なんと言っても髪型がとっても似合っていて可愛い。
 
 

 個人的に脚本賞、助演男優賞、作品賞が激戦だったのではないかと思いました。どれが獲っても、誰が獲ってもおかしくないというか。もちろん基本的に King's Speech に軍配が上がり、何だかんだ言って「ブリティッシュ万歳!」な一夜でした。
 とにかく気の効いたスピーチがいっぱいの楽しい授賞式でした。ただ、大好きなマカボイの英語を聞き取れるようになるにはあと10年はかかりそうだと確信しました。

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The Last Child 読んでいます

2011年02月13日 | 洋書
 意外なタイトルと表紙が目に入ってきたのではないでしょうか。
 Crime Thrillers なんて、過去には読んでいたとは思うのですが、いつ以来、どの本以来なのでしょうか。全く思い出せもしません。
 昨年はそっちの方のジャンルにも手を伸ばそうと思いながらも、何にしよう、どの作家から始めよう、と迷っただけで結局読まずに終わったので、今年ようやく手に取った次第です。
 どこかで良い書評を読んでいたのですが、ちょうど図書館の棚にピカピカの状態で発見。

 Grips you by throat and never lets you go

 という Daily Mail の評価もクールですよね。
 まだ読み始めたばかりですが、光景がイメージしやすく簡単にサクサク読めそうな感じです。

 「Room」の方はお休み中です。「Last Child」は図書館の「大人の本」なので、3週間という期限付きなので先に読んでしまうことにしました。
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