嘘というものが全く存在しない世界。人々は嘘をつくことを知らないで生活している。
彼らの社会は、全てが目に見える真実のみで成り立っているのです。そんなわけで、宗教も神の存在もありません。
主人公男性は映画制作会社の脚本家ですが、なにぶんフィクションが存在しないので、映画もすべて史実に基づいているもの、もしくはドキュメンタリー、作り話一つないどころか盛り上げるセリフも出てこないトークショーなど。
そんな世界の中で、ある日一人の男がつい嘘をつくことを覚えてしまい、、、、、という話です。
この映画は面白かったですねー。
設定と言おうか発想がユニークで、予想外に徹底していてボロが出てこないんですよ。
とにかく冒頭から人々が本音だけで話をするのですが、そのため思ったことをガンガン口にする。その失礼極まりないところや、ハチャメチャぶりに「嘘だらけの世界」で暮らしている私たちは面白みを発見する、、、、、っていうのは冗談ですが、とにかく楽しめます。セリフの一つ一つが、使い古しの王道的笑を誘うものから、オリジナリティのあるものまであって、笑えます。
私が特に気に入っているのは、ヒロインがこれから生まれる自分の子供のために、不細工なパートナーはいや、私はこんなにいい女なんだから、out of your league ですからね!とガンガン言い放つところですとか、主人公が職場を去る時に秘書の女性が、あんたのことは本当に嫌いだったからいなくなって清々するわ、どうせあんたみたいな人に次の仕事なんて見つかりっこないけど、せいぜい頑張れば?的なことを悪びれもなく言っちゃったりするところですね。いや、別に、こういうことを言ってスカッとしたい!と日頃から思っているわけじゃないですけどね。
あと、カメオが豪華です。フィリップ・シーモア・ホフマンがかなりのチョイ役、こういうこと喜んでするんだ?と思ったエドワード・ノートン、リッキーと言えば彼、のスティーブ・マーチャント。あとは豪華かどうかはともかく誰がやってもよさそうな所にベイトマンとかね。
4 out of 5
一つだけ気になったのは、「嘘をつかないこと」と「特に言わないこと」と「何でも話してしまうこと」は別の問題じゃないかなぁなんて思うんですが、みんなズケズケと言いたい放題なんですよね。
とにかく人々が rude にもの言いますが、基本的にハートウォーミングなストーリー。
日本のアマゾンで探せなかったのですがお薦めします。
「Dinner for Schmucks」
出世のために、人として正しくないとわかっていることをしようとし、苦悩する男の話。
と言っても、かなりのドタバタコメディであります。
こちらは、丁寧に作られていると思うし、面白いといえば面白いのですが、メインキャラクターのとにかく鬱陶しいキャラに辟易しました。
面白いキャラも多かったし、確かに笑どころはたくさんありましたが、やり過ぎ感が拭えない。もうちょっと抑えてくれればもっと楽しめたんですけでねぇ。
メインの一人が作るシルバニアン・ファミリー的な人形が素敵でした。
3 out of 5
彼らの社会は、全てが目に見える真実のみで成り立っているのです。そんなわけで、宗教も神の存在もありません。
主人公男性は映画制作会社の脚本家ですが、なにぶんフィクションが存在しないので、映画もすべて史実に基づいているもの、もしくはドキュメンタリー、作り話一つないどころか盛り上げるセリフも出てこないトークショーなど。
そんな世界の中で、ある日一人の男がつい嘘をつくことを覚えてしまい、、、、、という話です。
この映画は面白かったですねー。
設定と言おうか発想がユニークで、予想外に徹底していてボロが出てこないんですよ。
とにかく冒頭から人々が本音だけで話をするのですが、そのため思ったことをガンガン口にする。その失礼極まりないところや、ハチャメチャぶりに「嘘だらけの世界」で暮らしている私たちは面白みを発見する、、、、、っていうのは冗談ですが、とにかく楽しめます。セリフの一つ一つが、使い古しの王道的笑を誘うものから、オリジナリティのあるものまであって、笑えます。
私が特に気に入っているのは、ヒロインがこれから生まれる自分の子供のために、不細工なパートナーはいや、私はこんなにいい女なんだから、out of your league ですからね!とガンガン言い放つところですとか、主人公が職場を去る時に秘書の女性が、あんたのことは本当に嫌いだったからいなくなって清々するわ、どうせあんたみたいな人に次の仕事なんて見つかりっこないけど、せいぜい頑張れば?的なことを悪びれもなく言っちゃったりするところですね。いや、別に、こういうことを言ってスカッとしたい!と日頃から思っているわけじゃないですけどね。
あと、カメオが豪華です。フィリップ・シーモア・ホフマンがかなりのチョイ役、こういうこと喜んでするんだ?と思ったエドワード・ノートン、リッキーと言えば彼、のスティーブ・マーチャント。あとは豪華かどうかはともかく誰がやってもよさそうな所にベイトマンとかね。
4 out of 5
一つだけ気になったのは、「嘘をつかないこと」と「特に言わないこと」と「何でも話してしまうこと」は別の問題じゃないかなぁなんて思うんですが、みんなズケズケと言いたい放題なんですよね。
とにかく人々が rude にもの言いますが、基本的にハートウォーミングなストーリー。
日本のアマゾンで探せなかったのですがお薦めします。
「Dinner for Schmucks」
出世のために、人として正しくないとわかっていることをしようとし、苦悩する男の話。
と言っても、かなりのドタバタコメディであります。
こちらは、丁寧に作られていると思うし、面白いといえば面白いのですが、メインキャラクターのとにかく鬱陶しいキャラに辟易しました。
面白いキャラも多かったし、確かに笑どころはたくさんありましたが、やり過ぎ感が拭えない。もうちょっと抑えてくれればもっと楽しめたんですけでねぇ。
メインの一人が作るシルバニアン・ファミリー的な人形が素敵でした。
3 out of 5