hinajiro なんちゃって Critic

本や映画について好きなように書いています。映画についてはネタばれ大いにありですのでご注意。本は洋書が中心です。

I Capture the Castle

2024年04月30日 | 洋書
 なぜに私の wish list に入っていたのか謎にも程があるクラシックYA。
 悪くはないけど、何の感想もないかも、、、

 6out of 10
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Murder on the Orient Express

2024年04月24日 | 洋書
 ついにアガサ・クリスティを読むことにしたのですが、大失敗しました。
 登場人物が多い、しかも外国人が多い、そして密室殺人であるのだから建物の構造なんかも推理の重要な鍵になってくる、それ全てをわかっていながらオーディオブックで読み進めたこと無茶だった!
 ケネスブラナーが読むオーディオブックもですね、張り切って色々なアクセントで読むもんだから聴き取りづらくて余計にわからない。
 しかもあまり集中できない環境での耳読書だったので、誰が誰なのか混乱することも多々あり、結果一人一人の証言や推理の進み具合の情報が飛び飛びになったまま犯人と最終的なトリックはわかってしまうという、なんともネタバレを読んだだけと同じ感じになってしまいました。
 なので評価はなし。
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Wandering Souls

2024年04月20日 | 洋書
 ベトナム戦争直後に政治的理由のため出国を決意したベトナム人家族の物語。
 タイトルが素晴らしい。
 wandering souls operation というアメリカ軍が仕掛けた姑息な心理作戦からとっているのだが、作品の内容と色々な意味で合っていてグッとくる。
 構成もなかなかオリジナリティがあるし、内容的にも非常に興味深いのだが、若い作家にありがちな酔いしれた文章が苦手だった。

 7out of 10
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The Giver of Stars

2024年04月09日 | 洋書
 女性軽視と人種差別の激しいケンタッキーで、馬に本を乗せて運ぶ移動図書館(Pack Horse Library)の一員として山々を行く女性たちを描いた小説。
Pack Horse Libraty project は、大恐慌時代にファーストレディエレノア・ルーズベルトを中心に、国内でも特に識字率の低い地域で少しでも多くの人々が本を楽しむことができるよう推進されたプロジェクトで、この作品は実話を元に描かれています。
 とても良い作品でした。



 8 out of 10

 そういえば今急に思い出したけれど、私の田舎でも昔移動図書がありました。街から遠い家の前にVanが来ていたなぁ。

 
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