hinajiro なんちゃって Critic

本や映画について好きなように書いています。映画についてはネタばれ大いにありですのでご注意。本は洋書が中心です。

Bridemaids

2014年02月27日 | 映画


評判の良かったコメディですが、私はあんまり好きじゃないですね。
やたらと長いのに主人公が最後まで成長しないままというのがなんだか意味のない映画だと思いましたよ。

2 out of 5

主演の女性の見た目と演技は好きでした。プラス、アクセントのあまりない Chris O'dowd がなかなかよく見えてしまった自分にショック
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Midnight Bayou

2014年02月26日 | 映画
人気作家 Nora Robert の同名ミステリー小説のテレビ映画です。
その建物に引き寄せられるように、地方のマナーハウスを買い取り住み始めたボストンで敏腕弁護士だったデクラン。
住み始めてすぐに、家の中に色々な気配を感じ始め、すぐに大昔その屋敷に住んでいた家族と使用人の姿が見え始め、会話も聞き取れるようになる。
その屋敷には幾つかの謎と殺人の過去があり、長年呪われた館として町の人間に避けられてきたのだった。
デクランは屋敷に導かれると同時に、町でケータリングビジネスをするリーナに一目惚れ。
仲良くなった二人ともが実はその屋敷の暗い過去に関係しているのであった。

輪廻転生をトリックに使ったミステリーロマンス。
そこそこ面白かったです。
上の写真が bayou です。いまいち日本語でどう説明できるのかがわからないです。
美瑛町の青い池も英語だと bayou かなーと思って調べてみましたけどわかりませんでした。

3 out of 5

ヒロインの女性が、なんだってそんな気取ったというかスカしたというか、ハードボイルド系作品に出てくる男性主人公のように話さならないのかが、いささか理解できなかったことがひっかかりました。
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大好きクーガン、いや、大好きは言い過ぎか、、、、好き!クーガン

2014年02月24日 | 映画
Steve Coogan がBAFTAで脚本賞を獲ったんですよ!嬉しい!
デンチと共演した 「Philomena」。出演しているだけじゃなく、発案から脚本も手掛けていたんです。
いやいや神妙な顔して像を受け取っていて、普段の軽口が出てきませんでした。よっぽど感無量だったんでしょう。私も大興奮!

クーガンは最近はすっかり映画人になっていますね。こちらではあくまでコメディアンというポジションに彼を置いておきたそうな風潮があるんですけどね、、、、、
本来はこんな人。


虚栄心は強いがトンチンカンで空回りばかりの田舎のラジオプレゼンターの Alan Patridge として有名。
このキャラクターを知らない人は滅多にいない位の確固たる地位を持っている、強いて言えば、志村けんの「変なおじさん」くらいスゴイ?


彼の授賞の喜び報告(本人ではなく私の)ついでに私の見たクーガン出演映画を一気に紹介。古い順。

「The Parole Officer」

問題行動のある少年少女や犯罪を犯した者たちの更生を助ける仕事をしている主人公が、正義感に燃え、正義のために過去に世話をした人達に協力してもらい完全犯罪を目指すドタバタだけど人情味たっぷりのドラマ。3/5

「24 hour party people 」

80年代後半から90年代初頭のマンチェスターで巻き起こったインディーズバンドを中心とした音楽業界の話。きっと音楽好きにはたまらない作品だったのでは?当時ドリカムと尾崎とユニコーンを聴いていてUKロックを聴いても全く思うところのない私には 2/5

「Around the World in 80 Days」

有名な原作のある作品。ジャッキーチェンとの共演でした。家族で軽く楽しめる冒険&人情もの。4/5

「A Cock and Bull Story」

Laurence Sterne によって書かれた the Life and Opinions of Tristram Shandy を原作とした映画。
実はこの本は私が大学の授業で読んだ中で一番大好きだった作品で、授業も毎時間ものすごく盛り上がって楽しかった思い出の本なんです。
この本が大好き、なんていうと品が疑われる(すでに手遅れ?)かもしれないのですが、 クラシックなのにお下劣というかとにかく quirky 。主人公は大真面目に変人で、彼の語る出来事、考え方、全てが面白い。
英語は難しくて難しくて訳して解釈する当番の人はみんな相当なテキトウぶりだったけど、とにかくみんなの発表に毎週大爆笑。主人公もそうだけどあのクラスにいたみんなも負けず劣らずユーモアのセンスに溢れていて、weird だったと思う。
そんなわけで期待たっぷりで見たけれど面白さは全然わからない。別な意味で改めて理解に苦しみました。 1・5/5

あ、ちょっと息があがってきたので、有名どころは飛ばしてマイナーどころのみで。

「Hamlet 2」

売れない役者を諦めて、高校の英語教師になった男の話。ナルシストぶり全開の彼は、教師が生徒を引っ張る系の数々の映画の先生のように振舞おうと空回りばかりする。特に dead poet society とかね、憧れる気持ちわかりますもんね。2.5/5

プロデューサーとしては最近では、 Chris オダウド主演の Moone Boy や今放送中の Uncle を手掛けています。
どちらもおじさんと少年の交流の話ですね、そういえば。
Moone boy はしばらく見てたのですが今一歩微妙で笑えずにいましたが、Uncle はすっごく面白くて毎週楽しみにしています。
主人公は wannabe musician のルーザーなのですが、笑える歌が満載プラス可愛いのに nerdyな役がぴったりの甥っ子君のキャラもバッチリ。

ま、About a Boy と同じ内容だけど、違うところは音楽が入ってくるところとおじさんの見た目ってところでしょうか。


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The Snow Child & Frozen

2014年02月22日 | 洋書


切望していた子供に恵まれず、新天地アラスカで生活をすることで、自分たちを奮い立たせ、夫婦二人の人生を大切にしようと考えたジャックとメイベル。
しかしアラスカでの生活は二人の想像を超える厳しさで、妻を守ろうと過酷な労働を自分だけでしようとする夫と、疎外感と背中を向けられていると感じる妻は、お互いを思いやりながらもすれ違う生活になってしまっていた。
そんな二人が初雪の夜、女の子の雪像を作り、藁の髪の毛をつけ、手袋とマフラーを与え、眠りに就く。
次の朝、雪像は姿を消し、その代わりに透き通るような白い肌をしてブロンドのヘアーの女の子が二人の目の前に現れる。

ロシアの民話をベースとした童話のようなヒューマンドラマ。
幻想的な情景描写と厳しい冬の生活の描写がいい具合にうまく融け合っているところが素晴らしい出来になっています。
そして私が考えるこの作品の一番素敵なところは、登場人物がそれぞれ魅力的なことです。中でも私の好きなキャラクターは、人情味にあふれ豪快だけれど無神経なわけではない隣の奥さん。
元となっている民話は残念ながらハッピーエンドとは言えない話だということがすでに書かれていたので、途中からあらぬことを想像してしまい(苦笑)、先に進むのが怖くて少し読むスピードが落ちてしまいましたが、私の予想は全くもって外れ、それまでの冬の描写に加え、春から夏にかけての風景も美しい描かれ方をしているところの感嘆し、素敵なセレモニーのシーンに感動して涙ぐみ、といった感じ。

8 OUT OF 10

なんとなく個人的には夫婦の年齢を一回り下げてもらったほうがしっくりしたのにな、と思いました。

ちょうど息子がサバイバルキャンプに行っている間に集中して読んでいたので、森の中でのキャンプの張り方や動物の処理の仕方が書かれているシーンを重ねて読みました。どう考えてもこっちの方がわかりやすいですもんね、本人の話を聞くよりも。で、やっぱり、相当な精神力を必要とする作業そうだと感じました。
そして、ここにも出てきました、タープ!この作品の中では tarp と書かれているので、パイを読んでいなければわからなかった単語だったなぁと、三百回くらい出てきたことに感謝をしたくらいです。

冬に読む大人の童話は以前に、The Girl with Glass Feet を読みました。こちらも情景描写の美しさは突出していましたが、なにぶん登場人物が生理的に受けつけなかったのが残念でした。
私が今の時期にお薦めする本は、Pillip Pullman の「Clockwork」。大大好きな作品です。とにかく言葉の紡ぎ方が秀逸で、幻想的で美しいという点で共通していますが、多分基本的にはゴシックホラーなのでゾクゾクします。




映画「FROZEN」



遅ればせながら映画館に観に行ってきました。クリスマス前には始まっていて娘は行きたがっていたのですが、もう子供用の映画に行くのは嫌だなぁと思ってさりげなく無視してきました。
それで今回のスクールホリデー中にどうしても行きたかった娘は自分で劇場と時間を調べて改めてお願いしてきたので、行ってくることにしました。

面白い!!!!

すっごく楽しくて良い作品でした。
アンデルセンの「雪の女王」をベースにしているので、愛と勇気がテーマになっています。
ディズニーですから映像が綺麗なのは固いところですが、今回は音楽も素晴らしいんですよねぇ。

10 OUT OF 10 絶対見逃すな!です(笑)

私は2Dで観ましたが、3Dだったらもっと良かったんだろうなぁと思います。

私のツボにはまったのが、二人出てくるヒーローの顔。
最初に出てくる王子は顎の辺りがベンアフレック。

あとから出てくる森の住民クリストフはあの鼻はどう見てもオーエンだよね?

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The Mother

2014年02月21日 | 映画


長年連れ添った夫に先立たれたメイは、一人で家にいることができず、ロンドンに住む娘の家でしばらく過ごすことにするが、そこで知り合った娘の彼氏と関係を持ち始める。

スプラッタよりグロくて、ラブシーンを売りにしている映画よりももっとイヤラシイ、怖い映画でした。
実際娘よりお母さんの方が美人で魅力的でしたが、それにしても 色ボケしたおばあさん、本当に怖いです。

3 out of 5

「 ヴィーナス」ぶりのゾワゾワ感。
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漂流日数237日

2014年02月18日 | 洋書


Life of Pi 読み終わりました。
私がこの本を読み終えるのにかかった日数は237日と、主人公パイの漂流日数の227日を10日越えてしまいました。
あまりにも時間がかかりすぎて感想を書く資格もないですわ。

ちょっとだけ映画と比較して感じたことを書くとしたら、前半のインドでの生活部分は映画の方が面白く、特に名前へのこだわりの言動や宗教に関する少年の行動パターンがいい感じに表現されていたと思います。
漂流中は断然本の方が面白いというところでしょうか。映画の方はちょっと人工的な映像にこだわり過ぎていて、原作のドラマ性に欠けていたように思います。

この作品が好きな方にお薦めする本は二冊。
「Jamragh's Menagerie」は同様に海上で漂流する話ですが、Life of Pi 同様、登場人物たちが随所で倫理観を問うシーンが印象的です。
「the White Tiger」こちらは主人公がインド人だからという理由ではなく、一人称で書かれた文章でありながら客観的な視線で語られているという点で、似たような雰囲気がするからです。


ちょっとだけ日記;

今月の初めに息子がスカウトでサバイバルキャンプに出かけました。
昨年もらった手紙によりますと、

テントも食料も持っていかず、寝るところは外で寝袋に、食べ物は森でハントして何かにありつければあたるけど、何も捕まえられなければ、空腹に耐えること

ということです。しかも2月にですよ。
どこまでが本当でどこからが英国式ジョークなのかもわからず、どうしても行きたいと張り切っている息子を送り出す予定でしたが、幸か不幸か息子の体調がかなり悪く断念したのでした。しかも、去年の厳寒の冬の中でも運悪く一番寒い週でした。
そうしてリベンジとばかりに今年は張り切っていましたが、暖冬とはいえ毎日が暴風雨の日々。一体どうなるのか心配していたのに、珍しく晴天!
寝どころは、てっきりくまのプーさんに出てくるイーヨーの家のように木の枝を集めてデンを作るのかと思っていたのですが、ちゃんとした tarpaulin を使ったシェルター作りをしたそうです。
人生三年さん、出てきましたよ、tarpaulin ! Life of Pi を読んだ人は一生忘れられない単語。息子はタープと呼んでいますよ。
それで肝心の食事ですが、、、、、、去年参加した子から、ハントするのではなくウサギが支給されるとは聞いていたのですが、怖い話、その生死については謎のまま、、、、、
結局は、ローカルの猟師?から獲りたてのキジをもらってさばいて食べたそうです、、、、、詳しくはもちろん本人も話さないですし、私たちの誰も進んで訊くこともなくそのままです。
付け合わせは、スイスアーミーサバイバルキットに入っているスープやパスタを食べたそうです。
sensitive でベジタリアンになりそうだ、なんて心配していた昔が嘘のようです。

そういえば、 本の主人公パイが案外柔軟にベジタリアンであることを諦めたところが、私にとってはとても印象的だった場面の一つでした。宗教に対する意見にもあるように、頑固でありつつしなやかなところが彼の魅力です。


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The Unlikely Pilgrimage of Harold Fry (書き直し)

2014年02月15日 | 洋書


ブッククラブの本です。
私には車で5分以内に行ける図書館が三つもあるのですが、ブッククラブは昼間のグループと夜のグループがあって、夜はもちろん子供達を置いて出るわけにはいかないので、昼間なら、と言いたいところですが、これもなぜか学校のお迎えの時間にぶつけてあるんです、どこも。何故なんでしょう?と思いながら、そういうわけでずっと参加する機会に恵まれなかったブッククラブ。
でも、今月カウンターの奥の棚にあったこの本を目にして決めました。月に一回くらい息子に妹のピックアップを頼んだっていいじゃない?

それで、大急ぎで間に合わせようと、勢い込んで読み始めたのですが、そんなに力まなくても英語も簡単ですし、内容もわかりやすいのでスルスルっと読めました。

ところがここで問題が生じました。

感想をシェアしたくない本ってありませんか?

とても興味深く、感じたこと考えることがたくさんあったのですが、なんというか自分の中だけでおさめておきたいというか、、、、、、
本の後ろにはブッククラブで話し合う観点みたいなのも載っていて、ブッククラブ向けの本ではあるのでしょうし、確かに他の方がどう感じ取ったのかは知りたい。でもねぇ、、、、
明日どうしよう、、、

と、ここまで書いてから結局翌日にブッククラブに行ってきました。

予想通り、6人のおばあさんと私、というメンバーで、中年のおばさんすらいませんでした。あ、私以外に、という意味ですよ、自覚はあるんで。
新メンバーの私を迎えて、一人一人が名前を言っていきましたが、最終的には、

「あー、全然覚える必要ないから!私たちも毎月顔合わせているけど、お互いの名前覚えてないし」

ということでした。さすが、おばあさんたち、その辺は余裕があります。
進行役のようなおばあさんがいるので、ストーリーの順を追って話を進めていくのか、輪になっている順番で発言をしていくのか、それとも完全に巻末にあるブッククラブ用の質問に沿って行くのか、と考えながら、どこからかかってこられてもいいように心の準備をしていたのですが、

しゃべりたい人が、しゃべりたい時に、しゃべりたいことを話せば良かったようでした(笑)

きっと新しく来た私が疎外感を感じないように話をふられるん違いないと、それはそれは目をばっちり見開き、神経を耳に集中しておきましたが、特にそういった気配りもなく(笑)、かえって楽に楽しく過ごせました。

物語のあらすじは、老夫婦のところにある一通の手紙が届いたことをきっかけに、夫の方が返事を出しにポストボックスに行ったはずが、なぜかイングランドを徒歩で縦断することになった、というものです。その歩いている間の人との出会いや、過去の自分を振り返ることによって、主人公が苦しみから解放される、という話。

主人公のハロルドは家庭環境が劣悪で学校も卒業していず、それでも真面目に生きてきた男なのですが、自分が家庭を持った時に子供やその母親への対応を自然にそして器用にできずに悩んできました。子供の母親という書き方をしたのはわざとなのですが、奥さんが子供を産んだと同時に「母親」になってしまっているのです。
そしてそうした距離を持ち続ける夫に逆にどう対応していいのか悩み苦しむ妻の姿も描かれています。
そしてこの二人の息子が飛び抜けて優秀でケンブリッジ大学に進むのにちょっと、、、、、、

育った家庭環境はどうあっても大きな影響を及ぼすのか。
どちらかというと貧しい家庭の子供がケンブリッジに入った際の疎外感はいかなるものか。

などがブッククラブの話題の中心でした。
あとは、終わり方をハッピーエンディングだと思った人と デプレッシング だと感じた人がいたことも面白いところでしたし、私がそれはアルツハイマーのせいだと思っていた点を「単にやな奴だった」と解釈をしている人がいたり、息子の状態も単なる家庭環境やフィットしない学校に入った環境のせいだという見方とアスペルガーだったのではないかという意見とにわかれたり、など本当にそれぞれが違った読み取りをしていることがわかり、それでいて他の人の意見を否定しない雰囲気も大事にしていて、興味深い集まりでしたよ。
一時間があっという間で、私が一番皆さんに聞いてみたかった質問をしそびれているうちに、次の本の話題に入ってしまい、ちょっと残念なことになりました。
私が最も気になった点は、

息子がまともに生きられなかった最も大きな原因は

近すぎる母親 と 距離を置き過ぎる父親 のどっちだと思うか、です。

えっと、完全に客観性ゼロです、これ。もはや本の話から離れて我が家の話になっています(笑)せっかくのチャンスだったので一般論を聞いてみたかった!
もちろん、正論は「どちらも同じだけ。やはりバランスのとれた関係が一番」ってことでしょうが、わかっちゃいるけど聞いてみたい!

以上、ちょっとまとまりのない文章になっていますが、ブッククラブもそんな感じだったので(笑)、お許しを。
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Buried

2014年02月06日 | 映画
Ryan Reynolds 主演作。
というか、彼しか出てきません。
ポールは目を覚ますと棺桶のような木の箱に入っていた。
イラクにいる米軍に食料を運ぶトラックの運転手の彼は、運転中突然イラクの子供達に襲われ、対応しようと外に出ると建物の裏から銃を持った男たちに銃撃される。仲間たちはほぼ全員射殺されたが、彼は打たれた箇所が致命的ではなく気絶していたのだった。
身動きが不自由な箱の中には何者かの携帯電話が残されており、電波も届いている。あちらこちらに電話をし助けを求めるのだが、、、、、、

他の作品にもありそうな話ですが面白かったです。
電話の相手がこちらの状況を全然把握せず、悠長に構えて大事じゃないことを色々質問してきたり、話をきちんと聞いてなくて何度も同じ事を言わなければならなかったり、って結構日常の中でもありますよね。
そんな状態がなんと1時間以上は続くんですよ。イライラ、イライラ!
それで、どうにか話が通じて救助が動き出したようなまだのような、がさらに何十分も続き、その中で犯人からのコンタクトもあったり、身に危険がふりかかったり、、、、ドキドキ
最後は急に展開が早くなるところも、それまでのジリジリ感からの変化で効果的だったし、結末はそれほど意外なわけではないですが、「え?それ?」という理由付けも面白かったですよ。
主演のライアンレイノルズもすごく良かった。この手の映画は主人公のヴィジュアルが大事ですが、彼の事が好きじゃなくても全然大丈夫です。

8 out of 10
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図書館の粋なディスプレイ

2014年02月03日 | 日記
近くの図書館でこんなディスプレイを発見。

Don't judge a book by its cover. unwrap a romantic novel today......

面白い企画だと思いませんか?
こんなことでもなければなかなかロマンス小説は借りないなぁと思いながら飛びつきましたよ。



貸し出しのスキャンをした時に本のタイトルはわかるのですが、やっぱり表紙を見るまではタイトルだけではよくわかりませんよね。
とはいえ、実はこの本はピックした三冊目なんです。

一冊目に私が選んだのはスキャンを通した時に A walk to remember だとわかり、二冊目は The Notebook で。 これもこれもストーリーも結末も知っているから(どちらも読んではいませんが映画を観ています)と言って変えてもらった三冊目のタイトルは

The Romantic Imagination by Maurice Bowra

やばい。めちゃめちゃ classic な感じがする。タイトルも作家の名前も、、、、、クラシックの作品ってたいてい字が小さいだろうし、、、、

そして、帰宅後包みを開くと、表紙はこんな感じ。


やっぱり、、、、、
裏表紙を読む。うーん、、、、、
どうも作者は文学者のようで、大学で講義をしたロマン派詩人とその作品についてを本にまとめたものらしい。

、、、興味ない、、、、、

なぜに最初の二冊がニコラススパークで次がこれ?何このギャップ!
そもそも小説ですらないじゃないの!図書館員はわかっていて置いたと思えないなぁ。

ともあれ、結論; フレキシブルじゃない者はこの手の企画に手を出すには向いてないのです。いい加減己を知るべし。

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2月の本 ; The Snow Child

2014年02月01日 | 洋書


今年の冬はまだ雪も降らず、暖かいです。
でも! 毎日毎日信じられないくらい雨、雨、雨です!!
え?いつもそう言ってない?って思った方いるでしょう。確かに年中たいてい雨が降っているのですけど、この冬は群を抜いています。どれくらいかと言うと、

ゴルフ場が閉鎖されるくらい

です。すみません、変なバロメーターで。私はしないんですけどね。
ついでに風も強いです。私と共に「Shaun of the Dead」の大ファンならわかると思うのですが、彼らが飛び越える隣の庭との間のあの木の塀がですねぇ、吹っ飛んだり倒れたりで、うちも去年新しいのに替えたばかりなのにまた倒れて修理に来てもらったんですよ。知り合いの家では道路脇の大木が家の玄関口に倒れていました。
私の住む山の方でこれだけの被害ですから、水辺の方は本当に大変です。

そんなわけで、外出することも少ないので、家にこもって読書に励みたいと思います。
まずは冬にピッタリのこの本から。

何と言っても、kindle book をかなり頻繁に買ってしまっているので、、、、、
ハマると怖いですね。もちろん安くなっているのを選んで買っているのですが、塵も積もれば山となる、ですからね、ひと月にして結構な散財になるのかも。
本棚のスペースも必要だから、ためこんでいるペーパーバックも平行して読みたいのだけれど、まずは子どもの習い事時間に車中で読んでいるあの本が終わらなければ、、、、もうすぐ主人公の漂流日数を越えてしまいそう、、、、
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