hinajiro なんちゃって Critic

本や映画について好きなように書いています。映画についてはネタばれ大いにありですのでご注意。本は洋書が中心です。

本好きの親子の geeky なクリスマスの過ごし方

2024年01月02日 | 日記
 我が家は毎年4人だけの寂しいクリスマスを過ごしています。
 しかも子供たちが出て行ってからはツリーも飾らず、特にクリスマスらしいお料理も用意せず。
 24日からそろいますが、イブは焼肉、25日は唐揚げ、26日はしゃぶしゃぶといった具合。
 夏に大学院を修了して9月から会社勤めの息子と大学3年の娘と私の3人が話すことも尽きて夜中に始めたゲームは、、、、
 YouTubeで文学クイズ。
 作家名作品名のみならず、内容から有名なquotes、小説の書き出し文まで思いの外幅広く。
 3人の内の誰かはわかっている事が多く、大抵の動画は全問正解もしくは一文だけ不正解だったのですが、ある一つの動画はサッパリ。それもそのはず、ほとんどの問題が Colleen Hoover 作品についてという、、、わかるわけないのよ! 
 さすがに現役English student の娘が一番知ってはいたけれど、読書からは遠のいている息子も最近記憶力にやや問題ありの私もなかなかの健闘ぶりでした。
 今ここにその動画のいくつかのリンクを貼ろうとしましたが、やり方がわからないので諦めます。
 余談ですが私と娘は普段から一緒に外出した際は書店に寄り、それぞれが各平台に何冊読了本があるか申告して、相手が読んだのがどの作品かを当てるという非常に geekな遊びをここ数年やっております。いつまでも付き合ってくれるのでしょうか(笑)

 その後、こちらで人気?有名?な Jack Edwards というBooktuber の2023年に読んでつまらなかった本について語っている動画を3人でみたのですが、あまりにも辛辣すぎてみんなで笑っちゃいました。私のリストに入っている本もその中にありましたよ。
 ジャックはうちの子供達とも年齢がそう変わらないので、彼が高校生の時からずっと動画を見ていたのですが、まーとにかく本が大好きなのがビンビンに伝わってくる。
 そして選り好みせず、幅広く読む。「っていうか、なんでこの本を読もうと思うのかなー?」とツッコミたくなることもしばしば。
 この動画内で「僕もそろそろ他の人が捨てた本を読むのはやめた方がいいのかも」とぼやいていたので、チャリティショップとかブーツセールとか手当たり次第いってるのでしょう。
 読後感想ではないので載せる写真がなくページがさみしいので選んだ本の表紙は、ディケンズの A tale of two cities。ほとんどのクイズに登場したのですが、このイギリスを代表する作家、私の記憶違いでなければ、私の娘もジャックも「どうしても好きになれない」と大学からの課題に苦しんでいました。

 私はジャックと違って若くはないのでいよいよ読む本は厳選していこうと思っています。今年のリストについてはまた次回。
 ついでに私の2023年の worst book は一択 The tattooist of Auschwitz でした。



 
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K-POP と80’s

2020年01月26日 | 日記
 最近読書も映画鑑賞もしていないのでブログの更新もできずにいます。
 一体毎日何をしていたのかというと、、、、、
 娘につられてまさかのKPOPにドハマり、というわけです。

 きっかけはそれまで一切男性アイドルに興味のなかった娘が Stray Kids (スキズ)というグループの大ファンになったところから始まります。
 私は去年の5月頃に「全員同じ顔に見える・・・・」からスタートして、「3人だけ見分けがつく・・・・」過程を経て、娘のスパルタ特訓の成果で徐々に顔と名前を一致させていけるようになりました。
 なぜ私までわざわざ覚えることになったのか、といいますと、娘の周りにはあまりkpop好きがいない上、いたとしても大抵の子がBTSのファンもしくは別のグループのファンで、スキズのファンの子が一人もいないため、コンサートに付き添って行くことになったからです。
 チケット代高いんです、結構。
 アイドルのコンサートのチケット買うのってすっごく大変なんです! 一瞬なんですよ、一瞬! 一瞬で無くなっちゃうんです! なんかもうすごく緊張して消耗しました、横で見てるだけなのに。
 で、どうせ行くならとことん楽しまないとさ、元が取れないじゃん!というのが始まりなのですが、先ほども言いましたが、今は本当に一緒に楽しんじゃっています。
 
 そしてです、なんとコンサートに先駆けて、韓国旅行までしてきました。 
 ところが、私までせっかく顔も名前もうっすら憶えて準備していったわりには、ソウルではその子たちのポスターも映像も(多分グッズも)全く見かけませんでした。 そこで、一時間かけて別の町へ。
 スキズが所属している事務所のビルを見上げて感激している娘が謎すぎたけれど、あんなに喜んでもらえると行った甲斐があったというもの。
 特にグッズショップがあるわけでもなく、展示があるわけでもなく、ただそこの会社が経営しているオーガニックカフェでお茶をして帰ってきたんですけどね、
 
 そして帰国して一週間後にコンサート。当日に並ぶ列がまた長い、、、、、、、ただの付き添いなのに、、、、、
 私の後ろには今年kpopのコンサートの付き添いが三つ目というお母さんもいました。しかも何というグループだったかのかも覚えていないくらい興味がないみたいでした。
 私なんかはジャニーズなどのアイドルをテレビで観て育っているのでまだマシだろうけど、根っから興味のない彼女のような方や、結構お父さんの付き添いも多くて、目が合っては「お互い大変ね」という無言の苦笑いを交わすことしばしば。

 ところがですよ、始まっちゃったらもう、普通にキャーキャー言って、手を振っていましたとさ。

 で、その後は色々なグループも見始めて、正直言うとスキズよりやっぱり私も人気者のBTSが好き。この子ら。


 ちなみに記事の一番上の写真がスキズですが、この撮影場所が我が家から近く、よく散歩に行っているところなんですよ。 撮影風景が動画にアップされた日に娘と観ている最中、偶然にも友達から連絡が来て「明日あの公園に散歩に行こう!」とお誘いが! 
 スキズの来ていた夏は本当に美しいので今年の夏も娘と行くのが楽しみです。

 
 話は変わって、友達と80年代音楽のかかるクラブに行ってみよう!ということになりました。
 私はなんとこの年で初めてのクラビング!
 それでまぁ、上記の通り「行くならとことん楽しまないと損じゃん!」という精神の下、ファッション大好きな娘のトータルコーディネートで、80年代ファッション、メイクを可能な限りして出かけたのですが・・・
 入り口でのIDチェックが・・・・
 免許証を渡してみてもらうだけかと思いきや、まぁまぁな大画面に暗がりでもシミしわもくすみもよくわかる高画質で顔が映し出され、その横に生年月日から年齢を計算してでっかく表示されるという無慈悲な洗礼を受けました。
 愕然とし過ぎて踊る前から膝の力が抜けるという・・・・
 コテコテの80年代を復習してから行ったわりには(遊びのための準備は抜かりない)、もう少し新しめの曲が多くやや残念な感じに終わりました。
 
 またまたKPOPに戻って聴いています。
 娘と二人で韓国料理?を作ってKPOPを流しながら食べるKorean Nightを時々やっています。 
 今日はハギス入りマカロニチーズとシカ肉のステーキでスコットランドのバーンズナイト・テーマにしたのですが、これだけ毎日韓国スターの話をしているのに、韓国のルナーのお祝いをせず、国内で盛り上がっているChinese New Year のお祝いもせず、急に何の所縁もないスコットランドのお祝いをしている事実に二人で大笑いしました。
 娘と二人の毎日(夫は生活時間帯が別)は、友達とフラットシェアしているみたいで楽しいです!

 最後にもう一枚スキズ。
 今年の5月にまたヨーロッパにも来るみたいで、娘は大喜び。楽しみにしています。
 
 
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酷い目に遭っているという苦情のメールの返事が we appreciate ってどういうつもり?(怒)

2017年02月21日 | 日記
 移住してもうすぐ20年になります。
 色々と不便なことも理不尽なこともありましたが、ここへきてこの国が無法地帯だということに気づかされることが多発。

 え?警察って何もしてくれないの?
 これも弁護士?なるほど弁護士が儲かる国のはずだ。
 これじゃあ犯罪が減るわけがない。

 この一週間も「なんでこんな目に合う?」ということが起こった。
 そこで現状を説明して問題を解決してくれと嘆願した私のメールに対する返答がこれ。

 Further to your email below, while we appreciate how difficult it might be having to deal with .......

appreciate の意味を「感謝する」としか知らなかった私は当然ながらこの文にイラっときた。
 なぜここでこの単語?
 ご親切に状況を説明したわけではなく、即解決しろと言ったんだよ!!わかってんの?と。

 そこで調べてみると、appreciate には「(状況を)認識する、把握する、理解する」という意味もあり、状況の重要度や深刻度をしっかり理解する意味として使われる場合があるそうです。
 大変深刻な問題を抱えているということが一応伝わってはいる、ということです。
 
 結果的には、わかってはいるけど自分で解決しなさい、という返事でした。はいはい、そうでしょうとも。


 実体験に基づく英語の蘊蓄でしたー
 
 
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もうすぐ2015年が終わります!

2015年12月31日 | 日記
年始に私はgoodreads で25冊読む目標を立て、最後の最後にズルして家庭内で一番薄っぺらい本を読んだりもしながら何とか challenge completed しました。( レビューを書いてない本が2冊あります)
読書ペースは例年以上によかったのですが、内容的にはあまり当たりの年ではなく、中で好みだったのは、
Mother, mother と We are completely beside ourselves の2冊です。Bloodchild が次点。

一方、映画はほとんど見ていない状態ながら面白い作品に恵まれました。
Perks of a wall flower, Ruby Sparks, Headhunters が今年のベスト3です。


来年の challenge は26冊。無理はしない慎重派。というより私、何においても向上心低い方です(笑)

1月の本は、Brooklyn, Nightingale 余裕があれば Inside O'brian になります。全部すでに入手済み。
相変わらず読むことより買うことの方が好きでーす!

それでは皆様良いお年を

hinajiro
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天空の城ラピュタの世界

2015年09月05日 | 日記
 夏休みに北ウェールズに家族旅行しました。
 調べているうちに宮崎駿の天空の城ラピュタの舞台のモデルになったのがウェールズ地方ということを知り、この際なのでたっぷり堪能しようということになりました。
 まずは、ラピュタ自体のモデルになったという Powis Castle へ。
 あくまで参考にしたということなので、建物のデザインは違うのですが、建物と庭が何重にもなっているところが似ていました。例えばこのシーンのような空中ガーデンがあるんですよ。
 
 ちょっと木に注目してください。
 
 このモコモコ感が特徴的で、アニメの中でも描かれていますよ。
 
 ロボットと一緒に木のトンネルを歩いたりするのですが、それらしいトンネルもありました。それに映画の最後のシーンのラピュタに根っこが生えて飛び立っていくそのアイディアもここからとったのでは?という光景もここのガーデンの中で見られました。
 家族4人で出発前にラピュタを再度鑑賞してから訪れるという気合の入れ方だったので、「あ、これってあのシーンの!」「ここって最後にロボットが小鳥たちに囲まれながら歩いたところじゃない?」などと言いながら過ごしました。
 ラピュタを抜きにしても素敵なお城&ガーデンで、大満足でした。

 翌日訪れたのは、シータが悪者に囚われていたお城のモデルになったカナーボン城。
 
 ここでは城壁をぐるりと歩いて行けます。
 中庭にある丸いところはチャールズが戴冠式を行ったところだそうです。あ、呼び捨てにしてますがプリンスのことです(笑)
 実は芝に座っている3人組は我が家の父子。私ほど楽しんでいないので休憩中。
 アニメではこんな感じ。
 
 それからこんなところも。
   
 このお城のタワーの一つでこんなシーン。
 
 シータと一緒に捕まっていたけれど一人だけ解放されてしまったパズーが心優しい盗賊たちの助けを借りてシータを救いにやってくるところが、この下の写真の陸の方から海側に・・・・
  
 ま、こんな感じでいくらでも空想しながら楽しめました。 

 おまけ。
 
 シータが軟禁されながら昔のことを回想し、おばあさんに教えてもらった辛い時に唱えるおまじないを思い出すところ。それがネックレスの本来の力を導き出す呪文だということがわかるシーンの真似っこでーす!
 
 
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Constable Country

2015年05月18日 | 日記
私の好きな John Constable という画家が好んで風景画を描いた場所を訪れました。
上の写真は有名なこの絵の場所です。


大昔に描かれた風景画と同じ景色を目にできるなんて本当に感動的です。


それからこの写真にある素敵なカフェで美味しいルバーブ&ジンジャーのスコーンも食べました。
コンスタブルの絵はこんな感じ。


昨年末に Victoria & Albert museum で開催されたエキシビションにも行きました。
一見、人との出会いに恵まれた苦労知らずのラッキーな画家にも思えたのですが、才能に甘んじることなく同じもののデッサンを何度も繰り返したり、同じ絵を違う色を使うバージョンで何度も描いてみたり、徹底的に努力をするタイプの画家だということがわかりました。
そして何より先輩たちのアドバイスに真摯に耳を向け素直に実践にうつしているところが、周りの人間を惹きつけたのだろうと思いました。
ますますコンスタブルが大好きになりました。
そんなわけで、今回彼の風景画の世界に身を置くことができて感無量であります。


この絵の中の小道をぶらぶらと歩いたのですよ。
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映画 Diary of a Wimpy Kid : Rodrick Rules

2014年10月23日 | 日記
 人気児童書の映画化、シリーズ2作目です。
 期待以上に面白かったです。私は最初のよりも笑ったかも。
 今作は主人公グレッグと意地悪な兄ロドリックの関係を中心に描いたストーリー。
 なにも特別に険悪な仲というわけではないのですが、ここの家の母親が育児関係のコラムニストだったみたいで、「兄弟仲良く過ごせるコツ」みたいな記事を新聞に載せたので、お金をあげるからしばらくちゃんとして!ということで(笑)
 ここんちのお母さん、一作目からこんなおかしな人でしたっけ?

 前作では特に目立っていなかった松潤に巨大な団子鼻をつけたような顔のロドリックがなかなかいい演技をしていたところが気に入りました。のびのびと弟いじめをしながらも、所々見せるやさしい表情なんかもなかなか良くってね。
 主人公クレッグも中学校生活も一年が経ったのでさすがに自分のポジションを自覚したのですが、それでも時々忘れて勘違いアクションをおこすところは変わらず、笑いを誘っていましたし、お友達のおでぶちゃんもいい味出していました。

  4 out of 5
 
 前作同様、後半にかけてダラダラしてきますが、それなりにさわやかな終わり方(私基本「道徳的」なの好きなんで)だったので悪くなかったですね。
 


 ここからはいつも通り、映画の内容に絡めながら我が家のお話です。
 映画の中で、グレッグは転校してきた女の子に夢中になるのですが、ある日廊下で Hi! と言うと、Hi, XX! と一番イケてないクラスメートの名前で呼ばれてしまう、というシーンがあります。
 うちの学校でも、どうも先生たちは東洋人の子供の見分けがつかないらしく、息子Rも時々別の子の名前で呼ばれているみたいなのですが、その子が・・・息子は何も言わないですが、私が見る限りイケてない系。「あれと一緒かぁ・・・」とか思っちゃってます、すみません(笑)
 ところがこの間、息子がフェイスブックを開きっぱなしにしていたので盗み見をしたところ(やっちゃってますよー、私)、私がマイナーだと思っていた男の子たちの方が男女混ざったグループでロンドンに遊びに行ったりとかティーン生活を楽しんでいる風なんです。同じ日、うちの息子は野郎8人で近所のショッピングモールをぶらついてほんの数時間で帰ってきたんですけど。
 いやー、わかんないもんですなぁ。映画なんかだと非常に解りやすいですけどね。

 次に、映画内で兄弟二人がいい関係を築けるようにと、両親は二人だけを残してどこかに泊まりに行くのですが、両親不在ということはお決まりのあれです、ホームパーティ!
 うちのRも先日75人が招待されたハウスパーティの御呼ばれしました。
 バースデーガールはカナダで育ったせいか、明るく溌剌とした人気者の女の子。小学校からの友達です。
 お父さんに「LKを呼び出すために招待されたんじゃないのか?」とからかわれていましたが、「僕の方がニーナとは仲がいいんだ!」と楽しみにしていきました。
 両親はいましたしお酒ももちろんなしでしたが、グランドフロアー全体がダンスフロアになっている感じで、迎えに行った時は前庭にはいくつかのグループがグラスを片手に楽しく談笑していました。息子の姿はそこにはなし。
 案の定 Wall Flower だったみたい・・・・・
 肝心のLK(結局私もダシ説を疑っている?)を含む普段から仲良くしている子は誰も行かないようだったのでそんなことだろうと早めにお迎えに行って正解でした。でもそれなりに楽しかったんだそうです。
 パーティに呼ばれなかった子たちはそれなりにショックを受けていたような話も聞きました。確かにこれだけの人数が呼ばれていればね・・・というわけで、理由はどうあれ、壁の花だったとはいえ、招待されたということなので、うちの息子のポジションはまさしく Betweener というところなんでしょうな。

 一方、9月に息子と同じ学校に入学した娘は相変わらず男女関係なく仲良くやっています。
 まだ一緒に外出というほどではないですが、移動教室やランチなど男女混ざって楽しく過ごしているようです。
 映画の中ではグレッグが先生にロドリックの弟であることで目をつけられていましたが、先生からは特に何も言われていないようですが、娘のNもRの妹ということでよくRの同級生に声をかけられるみたい。それもこんな感じ。
 Are you R's sister?
Yes.
Do you know that your brother is always sleeping during classes?
Yes, I know that.
 しかも同じクラスじゃない子にまで。有名なんですってよ、居眠りばかりする奴ってことで学年中に・・・・それの妹って可哀想!

 別の日には息子の友達の一人が廊下ですれ違いざま、娘のグループの子たちに、 Don't do drugs, Year 7's! と声をかけたらしい。
 思わず吹き出した娘。それもそのはず。この少年こそが入学間もない2年前の今頃ペン型の水煙草を売りさばいたツワモノ君。
 「お前が言うか!」ってことで、後からそこに居合わせた全員に2年前のエピソード(噂?)を話して聞かせた娘。意外とゴシッパーでした・・・・
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Summer Holidayにつき恒例ながらブログはお休み

2014年07月22日 | 日記
毎日暑くてグッタリしていました。
こんなんで日本の夏が乗り切れるのでしょうか? 今年は北海道も相当暑いみたいですから。
帰国前にもう少し更新ができるかと思ったのですが、全然でしたね。
明後日から日本であります。

ちょっとこれまでのことを綴って、お休みに入ろうと思います。

上の二枚の写真はローズガーデン。快晴の日に一人で午前中から行って、ベンチで本を読んだり、カフェでお茶したりしました。

娘が明日でPrimary School を卒業します。
最終学年だったので修学旅行に5日間行きました。観光というよりはかなりワイルドなアクティビティ・ベースの旅行です。こんな感じ。

この他にライフルやアーチェリー、カヌー、クライミング、ハイキングなど盛りだくさん。
みんなが仲の良いいいクラスでしたよ。男女の分け隔てもなくて。
次の写真、仲の良いこのクラスを象徴しているいい写真なので載せます。青い海もレアだし!


この他、Year 6 が主役でミュージカル風の劇がありました。
タイムトラベルもので、娘はちょっとマヌケな恐竜の役でした。
今回の衣装は恐竜の着ぐるみを買わされました。
とってもヨカッタですよ。娘の役も面白いキャラで観客の笑いを誘っていたし、音楽もかなりいい感じ。

さて今日明日と2日連続で卒業パーティーです。お食事とプレゼントのパーティーみたいです。息子の時はリムジンとパブでした。


それでは みなさん、良い夏を!
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下調べ不足で楽しさ五分の一くらい、、、でも素敵なBasildon Park

2014年06月08日 | 日記
今、娘が修学旅行もどき中イコールお迎えがなく外出時間に制限がない、ということで力いっぱい楽しんでいます。
今日はこんな所へ行って来ました。
有名な映画の撮影現場ですが、今大人気のドラマの撮影もしました。
何の映画、何のドラマ、かわかりますか?



映画はキーラナイトレイの Pride & Prejudice など。
でも今一番ハウスも見学者も Downton Abbey の撮影がされたことで盛り上がっている感じです。
私は見たことないんです、、、、なんかもう今さら、って感じで、、、、

でもねー、ハウス見学していると各部屋のディスプレイも「こんなエピソードのこんなシーンがここで行われたよ」とか「ここは誰々と誰々がこんな口論をした所だよ」など写真付きで丁寧に教えてくれるし、そこにいるボランティアの方々も懇切丁寧に色々教えてくれるので、もう、見てないことをすっごく後悔しました。
見ていたら本当に五倍以上楽しめたと思う!ダイニングテーブルには各キャラクターの名前のカードが置いてあるんですよ。視聴者なら絶対気持ちが盛り上がる!
「ここが使われたのはクリスマススペシャルだから、その時のDVDだけでも充分楽しめるわよ!」というアドバイスも受けたので、もしかしたら近いうち見始めるかも、です。



こちらがそのDVDパッケージになった写真。ボランティアさんのうち2人の方がこのグリーンの部屋が一番好きだと言っていました。一番古い感じで、天井も修復せず雨漏りの跡を残したままにしているんです。
ところで、この写真、全員が集まって撮ったわけじゃないって知っています?
幾つかのグループに分かれて撮ったものを合成したんですよ。よく見るとわかりますが、現代の技術ってすごいなぁと感心してしまいますね。というか、時代ものの作品にこの技術を使ってしまうっていうのが、こだわりがない感じで面白いです。
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The Queen Elizabeth Oak

2014年05月31日 | 日記
この~ 木 なんの木
気になる 気になる

こちら ハットフィールドハウスのガーデンにある木ですが、エリザベスがクイーンメアリーの死にあたり、次のクイーンになることを最初に伝えられた場所です。メアリーがクイーンになってからはただ住んでいるというより、反旗をひるがえさないように閉じ込められて見張られていたのでしたね。
その木はドラマティックにドンっと立っているわけでもなく、実はあんまり格好よくもないんですよ、こんなこと言ってはなんですが。写真うつりはいいでしょう?苦労しました笑 そうは言っても、その場に立って周りを見渡すと気分は乗って来ますねー。映画のシーンを回想、、、、、
それにしてもなんだか様子がおかしいと思ったら、その時のオリジナルの木ではないのです。
今のクイーンエリザベスがその場所にもう一度木を植えたのだそう。元々の木は古くなってダメになってしまったのでしょうね。
他の誰でもなく、同じ名のエリザベス女王が、というのが感慨深いと思いませんか?

そしてその後重臣を集めて、今後のそれぞれの役職や方針などを発表した場所がさきほどのオールドパレスの中です。

部屋の中央にエリザベスが座り、正式に戴冠する前ではありますが、女王としての初めての仕事をしたところです。
私もその場所に立って、一緒にガイドツアーに参加している者どもをわたくしの重臣としての妄想開始。ガイドさんは Francis Walshingham でしょうか?それとも雰囲気的にはセシル?残念ながらロバートダドリー的 dashing な人は見当たらず一瞬にして現実に引き戻され、、、、
天井の梁は当時のそのままなのですが、 その後この部屋は一時は馬小屋として使われていたこともあり、侵入して来た鳥を撃った穴がポツポツとあるそうですよ。
余談ですが、この部屋に飾ってある一枚の肖像画(写真には載っていません)、誰だかは忘れましたが本人がこの家の当時の主に贈り物として渡して来たそうです。歴史には詳しくないので、自画像を他人に贈りつけるのが当時はもしかしたら普通だったのかもしれないですが、この男がまず傲慢でいけすかない野郎だったらしく、この家の女主人は亡くなるまでこの絵を裏返しに飾っていたらしいですよ。外さないで裏返しというのがユーモアがあっていいですねー。
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Hatfield Old Palace

2014年05月30日 | 日記
先日エリザベス一世が少女時代を過ごしたオールドパレスのガイドツアーに参加しました。
ガイドさんは、小学生の時にチューダーを習い夢中になり、今でも毎日欠かさずチューダーについて勉強をしているという熱血な老紳士でした。
導入部で、ドラマ White Queen の話が出てきました。元々はビショップの所有でしたが、ヘンリーの祖母にあたる Red Queen がここに滞在することもあったので、若い頃のヘンリーもよくこのオールドパレスを訪れていたのでした。そこでその後ここを子供達の教育の場として手に入れたのです。
最初はエリザベスと、弟のエドワードが住んでいたのですが、後になってメアリーも暮らし始めます。ヘンリーはここを訪れて2人に会うことはあっても、メアリーにだけは会うのを拒んだりもしました。「この窓からメアリーが泣きながら父を呼びましたが、ヘンリーは振り返りもしませんでした。」なんてエピソードも含めて本当に色々なことを話して聞かせてくれましたよ。
White Queen の話が出た時に、わたくし「ドラマ見ていました」「本も読みました」アピールをしておきましたし、チューダーも子供達とドラマ Tudors のおかげでそこそこ知っているので、そうだそうだ的に頷きながら着いて歩いていたので、ガイドさん「遠く日本の人がこんなにまでチューダーに興味を持ってこんなところまではるばる来てくれるなんて!」と感激していました。originally from Japan だけどこっちに長いこと住んでるって最初に言ったはずなんだけど(笑)
そうそう、六人のワイフの中でガイドさんのお気に入りは、アン・クリーブスなんですって。ちょっと意外ですよね?
肖像画と違っただけで本当はちっともブスじゃないし、あのヘンリーと友好的に離婚し、その後も上手に交友をしていた賢さナンバーワンな点、器の大きい人物だった点が素晴らしいとのこと。
以前ハンプトンコートパレスを訪れた時のディスプレイではものすごくキャサリンオブアラゴンよりだった印象が残ったので、それぞれの研究者が独自の見解と好みをもっているのがわかって楽しいですねー!
こちらは裏庭です。


明日に続きます。 お楽しみに!
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Stowe

2014年05月05日 | 日記
人生3年さんがヴァージンの社長、リチャード・ブランソンの本を読んだという記事に乗っかって、少し前に散歩に行った場所を紹介。
National Trust の stowe というところ。
ここは、ガーデンは national trust の管理だけれど、建物は私立校と別の団体が所有しているというちょっと変わった場所でした。
上の建物、ただのお屋敷じゃないんです。学校なんですよ、素敵でしょう?
リチャード・ブランソンはここの学校に通っていたんですよ。
なんとなく見た目のイメージで庶民上がりかと思っていたのでガイドさんの口から彼の名が出た時はちょっと驚いてしまいました。
中も見学させてもらいましたが、こんな感じ。
ここ、玄関ホール。
一緒のグループの人たち全員が息を飲む美しさでした。でも、とっても豪華絢爛に見えるけれど、色々と偽物でそれほどお金はかかっていないとか(笑)
柱の少し上のところには人の歩けるスペースがあり、毎年新入生はそこを一周するしきたりがあったとか。リチャードもやったのでしょうか?
図書室では実際の授業も覗かせてもらいましたが、ちょっとタイムスリップしたような気分になりました。

音楽室はこう。
こんなところでバイオリンを弾く我が子の姿、、、妄想すらできない、、、、涙

庭は果てしなく広いのですが、こんな感じ。

そうです、ゴルフコースもあります。

あっちでもこっちでもうっとりしている間にオンボロ公立校に通う娘のお迎えの時間が迫ってきました、、、、

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トイレを発明した人、知ってる?

2014年04月05日 | 日記
「お母さん、do you know who invented toilet?」娘が突然聞いてきた。
「え?知らないけど、有名なの、それ?・・・・・まさか ToTo とか言うんじゃ・・・(アホですみません)」
「Thomas Crapper だよ。」
「何それ、そんなわけないじゃん、トイレを発明した人が crapper なんて、おかしすぎるよ」
「本当だよ!」
そこで息子にも聞いてみたら、やっぱりサラッとトーマスクラッパーの名前が出てきた。どうやら一般常識?
「Crap という単語も彼の名前が語源みたいだよ。」と息子。

そこから、誰が何を創り出したかの話になり、マイクロソフトやアップルへと流れ、娘が
「How did Steve Jobs die?」と聞くと息子が
「がぁん」と癌をやけに英語発音で言う。
「え?なんでそこだけ日本語で、しかも英語の発音なの?」と私が噴き出しながら言うと、衝撃な一言が。

「え?ガンって日本語だったの?」

「え?そりゃそうだよ。だって英語だと cancer でしょ?」
「いや、てっきり cancer の種類だと思ってたよ・・・・・どおりで・・・・僕、サイエンスの時間に「がぁん」って発表したら、先生に違うって言われてびっくりしたんだよ。他の人が cancer って答えたら合っていて、僕の方が詳しく言ったのにおかしいなぁって」
滅多に授業に参加しない子供が手を挙げたので当ててみると、

「がぁん」わけのわからない音を発した・・・・・

「Perdon?」「がぁん」「.....No....」先生もさぞびっくりしたでしょう。

ちなみに Thomas Crapper はプラマーで、彼の会社が今あるトイレのデザインを考えたということです。
Crap の語源は本当は古いフランス語とドイツ語ですが、うちの子供たちの様にクラッパーの名前から来ていると思っている人も多いそうです。

ついでに子供たちのどっちがひっかかるかなぁーと思いながら、Who invented gravity? と聞いてみましたが、誰もひっかかりませんでした。ちぇ!
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Non fiction 版 School of Rock

2014年04月02日 | 日記
またしても親の私だけが面白いと思っている息子のバンドの話です。
相変わらず学校では仲間が見つからず家で孤独に弾いているのですが、前回同様町のミュージックセンターの寄せ集めバンドの発表がありました。
今学期は全員を合わせてもたったの六人しかいなく、しかも一人のドラマーを除いてみんながギタリスト。
それで一番年下のうちの息子のバンドは相変わらず、二人のギタリストのみで、助っ人のドラマーがいるのだけど、ボーカルもいないし、ベースギターもなし。
誰に声かけても絶対歌いたくないと言い張り、ついに先生がベースを弾きながら歌うことに。
そりゃー、ボーカルがいないと選曲に限りがあるし、聴いていてもつまらないけど、いいのそれ?
まるで映画の「School of Rock」のジャックブラックじゃん?

大好きな映画です。
臨時採用の先生が、小学生の子供達にバンドを組ませて音楽の楽しさを伝えていく、という内容だったというのは嘘で、自分の得意分野に強引に持って行ってイニシアチブをとろうとした話なのですが、主人公が飛躍的に?成長する過程が描かれた良い作品で本当に面白いです。写真からもわかるように感動的なLIVEシーンも自分が前に来ちゃっていますけどね。
そうそう、school of rock reunion があったそうで、すっかり大人になった子供達とジャックの演奏の映像も見られるので、ぜひ検索してみてください。

さて、話はノンフィクションのうちの息子のコンサートの方に戻りますが、 曲はジミーヘンドリックスの「Purple Haze」。
それで演奏が始まる前になんかちょっと自分が参加することに対する言い訳をするか、ボーカルとベースギタープレイヤーを募集するようなコメントをするかと思いきや特になし。普通にタイトルを言って演奏が始まりましたよ!
いやー、普通に馴染んじゃってました。
さすが本業のミュージシャン、歌も上手かったし演奏も綺麗。
相変わらず聴かせどころのあるメインのギタリストなのに隅っこで小さくなって弾いていた息子でしたが、やっぱり上手!(この親バカも相変わらず(笑)
参考までに、歯での演奏はしませんでしたよ!

そしてうちの子のバンドにだけ参加するのだと思っていたら、次のバンドにもベースで参加。
その次のバンドにもボーカルで参加。
彼らの演奏も素晴らしかったけれど、それ以上に先生の楽しんでいる姿が気になって、、、、、

その上 全ての演奏が終わり楽屋に戻ると、しきりと自分のパフォーマンスについて、あそこはこうすればよかった、ここのところがこうだったと、反省しまくっていたそうです。バンド全体のじゃないですよ、自分のパフォーマンスのことだけです。息子がうちに帰ってきて笑って話していました。

やっぱりミュージシャンが気にすることって、子供の中に大人が混ざってちょっと、、、、とかいうことではなく、音楽そのものとパフォーマンスなんですねぇ。

そういえばもう一つ観た映画で、子供のバンドに大人が混ざって妙な空気が流れるものがありましたよ。
「The Rocker」という作品です。

昔プロデビュー寸前でバンドを追い出された男が、そのまま成功することなく冴えないおじさんになっているのですが、高校生バンドの助っ人でドラムを叩いたことをきっかけに今やビッグになっている昔のバンドメンバーを見返してやる話です。
なんだか高校生の親の立場で見てしまって、色白のぶちゃっとしたおじさんが家のベルを鳴らして、「なんとか君いる?僕は彼の友達で、今日は遊びに来たんだけど?」と訪ねて来られることにゾッとしました。
それからバンドメンバーの女の子の親が、自分の子供とそのおっさんが一台のバンド用バスでツアーに出ることを許したことに、ヒャーと思ったり、、、、写真じゃわからないでしょうが、結構な確率でパンツ一丁でしたから。
ま、全体的にはそこそこ楽しい映画なのですけどね。3 out of 5
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図書館の粋なディスプレイ

2014年02月03日 | 日記
近くの図書館でこんなディスプレイを発見。

Don't judge a book by its cover. unwrap a romantic novel today......

面白い企画だと思いませんか?
こんなことでもなければなかなかロマンス小説は借りないなぁと思いながら飛びつきましたよ。



貸し出しのスキャンをした時に本のタイトルはわかるのですが、やっぱり表紙を見るまではタイトルだけではよくわかりませんよね。
とはいえ、実はこの本はピックした三冊目なんです。

一冊目に私が選んだのはスキャンを通した時に A walk to remember だとわかり、二冊目は The Notebook で。 これもこれもストーリーも結末も知っているから(どちらも読んではいませんが映画を観ています)と言って変えてもらった三冊目のタイトルは

The Romantic Imagination by Maurice Bowra

やばい。めちゃめちゃ classic な感じがする。タイトルも作家の名前も、、、、、クラシックの作品ってたいてい字が小さいだろうし、、、、

そして、帰宅後包みを開くと、表紙はこんな感じ。


やっぱり、、、、、
裏表紙を読む。うーん、、、、、
どうも作者は文学者のようで、大学で講義をしたロマン派詩人とその作品についてを本にまとめたものらしい。

、、、興味ない、、、、、

なぜに最初の二冊がニコラススパークで次がこれ?何このギャップ!
そもそも小説ですらないじゃないの!図書館員はわかっていて置いたと思えないなぁ。

ともあれ、結論; フレキシブルじゃない者はこの手の企画に手を出すには向いてないのです。いい加減己を知るべし。

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