hinajiro なんちゃって Critic

本や映画について好きなように書いています。映画についてはネタばれ大いにありですのでご注意。本は洋書が中心です。

The Hate You Give

2020年06月17日 | 洋書
 10 out of  10

 最初から最後までパワフルな直球でたくさんのことをうったえかけてくる作品。
 映画もすごく好きだったけれども、原作も期待以上でした。
 未読の方はぜひ手に取って欲しい。
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The Silent Patient

2020年06月15日 | 洋書
 これぞまさにブックチューバーさんたちにのせられて買ってしまった一冊。
 プロットもいいし、構成もいいので、読みやすくて面白い作品。
 私の感想これだけかも。

 6 out of 10

 話題に上がった当初いまいち引っかからなかった作品だったのに、たくさんのブックチューバーさんが2019年のベスト10に入れていたので、ロックダウン中にフラっと買ってしまいました。Kindle代は安かったけれど、オーダブル代がもったいなかった・・・・自分の勘をもっと信じれば良かったなぁ。
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Killing Eve

2020年06月13日 | テレビ
 娘にお勧めされました。
 「Homelandが好きだったお母さんはきっと楽しめる!」という推薦理由でした。 
 それで急いでキャッチアップして、その後は娘と一緒に全部観ました。
 評判通りすごく面白いです。
 確かに「なんでそんなことする?!」「なぜ今こうしない?」といちいちツッコミたくなるくらい、ドラマテックにするための不自然な流れが満載なところが24やホームランドにそっくり!
 それにもかかわらず、面白くて面白くて続きをすぐ観たくなる中毒性も共通点。
 まだ観ていない方はぜひ。


 この男がすべての元凶だと思うから私としては誰かさっさと始末しちゃえば?と思うんだけど、うちの娘を含め、出演者の女性陣全員こいつに甘い。
 口の上手い男に丸め込まれたらダメだって!
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Dark Matter

2020年06月05日 | 洋書
 

 もしあの時違った選択をしていたらどうだったんだろう?
 もしパラレルワールドがあって別の選択をした自分が存在していたら?

 そんな設定のSFスリラーです。
 同じテーマでもファンタジー設定ならもう少し分かりやすかったかもしれないのですが、サイエンスのトリックがよくわからず、前半苦戦しました。
 それでスポイラーを少し読んでそこら辺を理解してから、続きを読み進めていくことにしました。
 ちなみにうちの子供たちに「今読んでる小説の設定が理解できなくて・・・こうでこうなんだけど・・・・」って説明をすると、二人とも「Schrödinger's cat」がどうのこうの言ってました。「そうそう、そういえば、そんな単語が出てきた!」
ということで、日本語で調べてみましたが全然理解できませんでした。みなさんは知ってますか?

 詳しいことはわからないけれど基本の設定さえ理解できればもういいやと割り切ると、なかなかグイグイ引っ張られて面白い話になっています。
 展開も早いし、主人公が男性だと「自分語りに酔いしれている」作品が多い中、この主人公がいい意味で自分勝手で力強くてモタモタしていないのがいい。
 エンディングも好きな感じで終わって読後感も良し。
 ほかのレビューを読むと、色々つじつまが合ってなかったり、スッキリしない点があるらしいのだけど、そもそもそこは気にしないと早い段階で決めたので、単純にドキドキハラハラで楽しめました。

 7 out of 10

 
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2020年 reading challenge

2020年06月02日 | 洋書
 ここ数年、reading challengeに成功してもいないのに、懲りずにまたチャレンジしています。
 今年の目標は25冊。
 どうせ達成できないし、もうしなくてもいいや、と思っていたところ、思った以上に長期のロックダウン。社交がないことと、ご飯支度を分担できるおかげで、こんなに本を読む時間ができるとは!
 いや、それだけじゃないかな。日本の新しいドラマが始まらないというのも大きいかも。
 ここに載せたのは積読本の中でもオーディオブックももうすでに入手してあるもの。

         

 私はあまり booktuber を追うことがなかったのですが、ここ数日結構見たせいで購入欲が抑えられませんでした。上記の内7冊がこの週末に新しく入手したものです。あとは悲しいかな、何年も本棚やkindleに眠っていたもの。
 これまで booktuber にあまり興味を持てなかった主な理由は、英語を聴くのが面倒くさいからですが、そのほか、「この人いいかも!」と思ったら、必ず数パターンの嫌な感じの変化を示すから。
 ①最初は本当に本が好きで、自分の読んだ本をお勧めしていたのが、だんだん仲良くなった booktuber さんたちに振り回されて本のチョイスに自分がなくなってくる人が多いこと
 ②人気が出てくると「待っているみなさんのためにやっています」感をやたらと出してきて、前置きが長かったり、言い訳が増え本音で話さなくなる
 ③人種問題やフェミニズム、ジェンダー問題の本に極端に偏り、主張が激しくなる。
 でも、この数日見ていて、やっぱり面白いのね、本の選択にオリジナリティはなくても、きちんとなぜ面白いかなぜ面白くないかを話せている人が結構多くて参考になるし、買いたくて買いたくて仕方なくなる!そう、読みたくて読みたくて、ではなく、買いたくて買いたくて!
 みなさんは wish list に何冊ぐらい入っていますか?
 私はおよそ200冊です。
 一応自分ルールは守っていて、紙の本は£4以下、kindleは£1以下しか買わない!と決めているので、本当に読みたい本は後回しになっていて、結構流行りのものに飛びついてしまっています。振り回されて自分がなくなっているのは私では??
 しかも今回ブックチューブで初めて知った作品が偶然安くなっていて、ホント勘弁してほしい(笑)

 ではでは、今年こそ辛い辛いロックダウンをプラスに変える心意気でリーディングチャレンジを成功させるぞ!!
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The Waiting Room

2020年06月01日 | 洋書
 何にも考えずにサクサク読むるサイコロジカルスリラー(スリラー?)です。
 簡単な英語で fast pace で話が進んでいくので、あっという間読み終わるのですが、読みごたえはあります。
 難しい本の箸休めに、なかなか読書欲が湧かない時のブースターに、英語でスラスラ本が読める自信を取り戻すために、そんな時なんかにお勧めします。

 7 out of 10
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