グラミーで賞を獲った Childish Gambinoが 若いころに出演していたアメリカのシットコムを見始めました。
コミュニティ・カレッジに通う面々の日常を描いたシリーズです。
コミュニティカレッジはアメリカの大学(カレッジ)よりも幅広い人々に開かれた高等教育機関。そのため、バックグラウンドや年齢層にも幅があるようです。
登場人物は、弁護士をしていたけれど学歴詐称で停職中の主人公、社長職をリタイアした見栄っ張りのおじいさんはなんとチェビーチェイズ、子育てが一段落してから勉強しに来た女性、高校時代にフットボールのスターだった栄光を引きずっているガンビーノなどなど、個性豊かな面々。生徒だけではなく先生も個性的。写真のケンチョンはスペイン語の先生です。
面白さは、面白いようなそうでもないような・・・・でもマークしたいセリフは結構たくさんある感じです。
とにかく全員の話すスピードが速くて字幕付きでもちょっと大変。
もう少し続けてみようと思います。
私もこの国に来た最初の年はコミュニティカレッジに通ったんですよ。
外国人価格の高額を払って勉強して資格を取ろうとしていた私にとっては謎だらけの環境でした
私のクラスも本当に色々な人がいました。先生も含め情緒不安定な人が半分くらいいて、ほとんどが読み書きのまともにできない感じでした。
来たばかりの私にはどういう種類の教育機関なのかが分からなかったのはもちろんのこと、地域によって人々の教育水準が違うことにも気づかず比較的授業料が安いからというだけの理由で選んだ学校でした。
ほとんどの授業が、私生活で何かあってグズグズしている子の相手だったり、話が脱線したまま元に戻らなかったり。
残念ながら no nonsense の私には一緒に楽しんだり、海外の色々な人間模様を知ることに興味をもったりする余裕がなかったので、先生にもカレッジ側にもつたない英語でガンガン不満をぶつけました。
その時先生に言われたのは、「誰一人あなたみたいにアカデミックじゃないのよ!もう少しほかの人の気持ちを考えたり理解してくれないかしら。その高飛車な態度を変えない限り、ここでは上手くやっていけないわよ」でした。
今思えばその通りだし、もう少し余裕をもって接すれば良かったなぁ、もっとリラックスして楽しめば良かったなぁ、と反省しきりだったので、このドラマを見て、あー、なんだか、あの数か月(1年のはずが先生が鬱になって途中で終わった)損したなぁ、などと色々思い出してますます猛省しています。
そうは言っても、イタリア人の女の子と一泊二日で旅行に行ったり、レストランを経営している中国人のおばさんとは大の仲良しだったし、ほか数人の家に宿題のお手伝いに駆り出されて色々とご馳走になったりと交流はあったんだよね。ほんと、ノートの整理一つできない人が多くて、ポートフォーリオの製作からレポートの代筆まで結構引っ張りだこでした。学校や授業には不満があったけれど、クラスメートとはそれなりの交流をしていたかな。ただ、私はお金があったのでランチはみんなと学食で食べずに一人で外のレストランやカフェに行っていた(笑) よくないなぁ、ハハハ
ドラマでもやっぱり高慢だったり、意識高い系だったり、というキャラが何人もいるんだけれど、そういう人には必ずグループの誰かがダメ出しするんですよね。もちろん毎回それで本人が反省して成長したりするんだけれど、私はそういう展開ばかりだとそれはどうなのかなーと思ってしまいます。うちの子供たちの様子からも仲のよい友人関係でそういうパーソナリティを否定するような助言みたいなことはしていない感じがするんですよね、非難せずに受け止める方が多いというか、流すというか。指摘したり「正そう」とするのはすごくアメリカ的なのかなぁとも思いますが、結構日本でも最近はそんな感じなのかもなーと思います。どちらが正しいというわけではないですが、ちょっと引っかかります。
さて、きっかけとなったグラミーの「This is America」ですが、衝撃的な映像作品ですよね。
「お母さんはこのビデオの訴えていることが理解できてるの?」と子供に訊かれました。
「もちろん!アメリカではこんな風に結構簡単に銃で人殺しが行われているんだぜ。大した理由もなくね。最悪じゃない?変えないと駄目じゃない?っていうメッセージでしょ?」
「いや、それだけじゃないから」
それより私はまたしても日本のマスコミがアメリカ育ちの日本人監督にわざわざ「日本語で答えてください」と言ったことにイラっときました。何のため?必要ある?
おっと脱線にもほどがあるので今日はこの辺で。
コミュニティ・カレッジに通う面々の日常を描いたシリーズです。
コミュニティカレッジはアメリカの大学(カレッジ)よりも幅広い人々に開かれた高等教育機関。そのため、バックグラウンドや年齢層にも幅があるようです。
登場人物は、弁護士をしていたけれど学歴詐称で停職中の主人公、社長職をリタイアした見栄っ張りのおじいさんはなんとチェビーチェイズ、子育てが一段落してから勉強しに来た女性、高校時代にフットボールのスターだった栄光を引きずっているガンビーノなどなど、個性豊かな面々。生徒だけではなく先生も個性的。写真のケンチョンはスペイン語の先生です。
面白さは、面白いようなそうでもないような・・・・でもマークしたいセリフは結構たくさんある感じです。
とにかく全員の話すスピードが速くて字幕付きでもちょっと大変。
もう少し続けてみようと思います。
私もこの国に来た最初の年はコミュニティカレッジに通ったんですよ。
外国人価格の高額を払って勉強して資格を取ろうとしていた私にとっては謎だらけの環境でした
私のクラスも本当に色々な人がいました。先生も含め情緒不安定な人が半分くらいいて、ほとんどが読み書きのまともにできない感じでした。
来たばかりの私にはどういう種類の教育機関なのかが分からなかったのはもちろんのこと、地域によって人々の教育水準が違うことにも気づかず比較的授業料が安いからというだけの理由で選んだ学校でした。
ほとんどの授業が、私生活で何かあってグズグズしている子の相手だったり、話が脱線したまま元に戻らなかったり。
残念ながら no nonsense の私には一緒に楽しんだり、海外の色々な人間模様を知ることに興味をもったりする余裕がなかったので、先生にもカレッジ側にもつたない英語でガンガン不満をぶつけました。
その時先生に言われたのは、「誰一人あなたみたいにアカデミックじゃないのよ!もう少しほかの人の気持ちを考えたり理解してくれないかしら。その高飛車な態度を変えない限り、ここでは上手くやっていけないわよ」でした。
今思えばその通りだし、もう少し余裕をもって接すれば良かったなぁ、もっとリラックスして楽しめば良かったなぁ、と反省しきりだったので、このドラマを見て、あー、なんだか、あの数か月(1年のはずが先生が鬱になって途中で終わった)損したなぁ、などと色々思い出してますます猛省しています。
そうは言っても、イタリア人の女の子と一泊二日で旅行に行ったり、レストランを経営している中国人のおばさんとは大の仲良しだったし、ほか数人の家に宿題のお手伝いに駆り出されて色々とご馳走になったりと交流はあったんだよね。ほんと、ノートの整理一つできない人が多くて、ポートフォーリオの製作からレポートの代筆まで結構引っ張りだこでした。学校や授業には不満があったけれど、クラスメートとはそれなりの交流をしていたかな。ただ、私はお金があったのでランチはみんなと学食で食べずに一人で外のレストランやカフェに行っていた(笑) よくないなぁ、ハハハ
ドラマでもやっぱり高慢だったり、意識高い系だったり、というキャラが何人もいるんだけれど、そういう人には必ずグループの誰かがダメ出しするんですよね。もちろん毎回それで本人が反省して成長したりするんだけれど、私はそういう展開ばかりだとそれはどうなのかなーと思ってしまいます。うちの子供たちの様子からも仲のよい友人関係でそういうパーソナリティを否定するような助言みたいなことはしていない感じがするんですよね、非難せずに受け止める方が多いというか、流すというか。指摘したり「正そう」とするのはすごくアメリカ的なのかなぁとも思いますが、結構日本でも最近はそんな感じなのかもなーと思います。どちらが正しいというわけではないですが、ちょっと引っかかります。
さて、きっかけとなったグラミーの「This is America」ですが、衝撃的な映像作品ですよね。
「お母さんはこのビデオの訴えていることが理解できてるの?」と子供に訊かれました。
「もちろん!アメリカではこんな風に結構簡単に銃で人殺しが行われているんだぜ。大した理由もなくね。最悪じゃない?変えないと駄目じゃない?っていうメッセージでしょ?」
「いや、それだけじゃないから」
それより私はまたしても日本のマスコミがアメリカ育ちの日本人監督にわざわざ「日本語で答えてください」と言ったことにイラっときました。何のため?必要ある?
おっと脱線にもほどがあるので今日はこの辺で。