hinajiro なんちゃって Critic

本や映画について好きなように書いています。映画についてはネタばれ大いにありですのでご注意。本は洋書が中心です。

しっぽ自慢

2013年12月14日 | 日記
先日息子に対する親バカぶりを語ったばかりなので、今日は娘のことを書こうかと。
こちらの学校では六年生になるまでテストらしいテストをしないので、自分の子がどれくらいできているのかは、宿題を手伝いもしない、家庭学習もさせていない私のような親には未知の世界なんです。
それで六年生になった最近は結構テストがあるらしく、あるお母さんが会う度 娘の点数を聞いてくる。テストがあったことも知らないし、当然ながら点数なんか知るわけがない。それで一度「テストがあったんだって?何点だったの?」と聞いたのですが、算数の点数が

「85点だったよ。」

と満足気に答えられた場合、なんて反応したらいいんでしょうね?
だって、悪くないもんね?怒るのも変だし、褒めるのも違うような、、、、、
息子の時は「95点って、なんで満点が採れないの?一体どんな問題を間違ったの?」「アングルと展開図とちょっとした計算ミス」など何かしら後に続く会話があったけれど、85点だと何を間違ったのったって、たくさんあって説明する方も聞いてる方も大変だし、、、、、
息子にはあんな風に言ってたけど、私自身は85点はいい点だと思うんだけど、大都市に住む子供はとか進学先のレベルを考えるとこれではダメなのかなーとか悩む。
で、困って夫に相談したところ、

85点、いいんじゃない? え?それって悪いの? 充分いいんじゃない?

とのことなので、うちの子はそれでいいということに(笑)

で、ここからが親バカ娘自慢。勉強はイマイチですが他の事では頑張り屋でアイディアマンです。
まずはこの写真。

Roald Dahl Day で、Mr. Fox になりました。
みんな既製品を買って用意しますが、うちは全て自前です。スーツは息子が小学一年生の入学式に着たもので、耳とシッポはコットンを染めるところから娘の手作りです。
シッポはサッカー用の靴下の中に別の靴下をたくさん詰め込んで、上に染め上げたコットンを貼り付けました。
この日はこのまま耳とシッポをつけたまま一日勉強していたそうです。

次、この写真はハロウィンじゃないんですよ。

本人にデコレーションさせたのでちょっと見苦しいですが、クラスで fashion show の catwalk をすることになったときに、ゴス・ファッションとメイクで登場して、普段のキャラとのあまりの違いにクラスメートとそのお母さんたちをビックリさせた日のショットです。
片方の目を髪で隠して、お見せできませんがメイクも徹底してゴスしてます。ネイルだって気を抜きません。
本人、結構気に入ったようで、大きくなってからこういうファッションをしてもいいか、ときかれました。
私はファッションは好きなように楽しんだらいいと思うので、もちろんOKです。

自慢にならないかな?既製品を欲しがらず、親を頼りにせずに自分で工夫できるってスゴイことだと思うんです。

学校では宿題の取り組みがちゃらんぽらんで先日こっぴどく怒られていましたが、それ以外はオーケストラ活動や下級生の面倒をみたりなど頑張っています。 校外では、スカウトの活動も頑張っていて、 best scout of year でした。
将来は何かしらコミュニティに貢献するタイプかな?
私は努力が嫌いなわりには、大学を出て安定した職について(公務員)、といった型にはまった生き方を好んできたタイプなので、少し考え方を柔軟にして、娘の進路も理解して応援できるようにならないとなぁ、なんて考える今日この頃です。
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I bet you look good on the stage?

2013年12月01日 | 日記
 息子がエレキギターを始めて一年半が経ち、初めてバンド演奏を披露しました。
 区のミュージックセンターに通う寄せ集めのメンバーでの演奏です。
 息子が実際演奏した曲をバンドメンバーと合わせて弾いたのは5時間くらいでしょうか。本番直前の先週はスカウトキャンプでお休み、その前の週はバンドの練習に行くのにギターを忘れていくというお粗末ぶり、その前には私が朝から出かけていたため寝坊してさぼり、という具合・・・・・あいかわらずです・・・・・

 初舞台ですからね、私も張り切って会場に向かいました。ドアのガラス部分からちょうど息子の姿が見え、次に舞台に上がるため待機している様子。大急ぎでチケットを買い会場に入った途端、演奏開始。
 
 え? そこ? その隅っこで演奏するの?

 てっきり今ステージにいるチビッ子オーケストラの演奏が終わった時にステージの上で演奏するものだと思っていたのに・・・ちなみに彼ら、毎週練習の時は贅沢にステージの上で弾いているんですよ。それなのに本番はその隅っこ?

 曲は Arctic Monkey's の「I bet you look good on the dancefloor」。
 全員でジャカジャン、ジャカジャン、と入って16小節の派手なギターソロがあるのですが、そこはもう一人のギターの子が弾くってきいていたので、
 「わー、上手だなぁ。相当練習したんだろうか?」と思っていたんですけど・・・
 しばらくして、そういえばLK母から写真を撮ってくるように言われていたんだ、と思い出してバッグから携帯を取り出し構えてみたものの、

 ん?もしかして録画すればいいんじゃない?

とようやく気がついて慌てて録画開始。息子がぶっつけ本番で弾いたセカンドソロにはなんとか間に合った。
 ボーカルは助っ人がこれまたぶっつけ本番。当日いきなり歌うことになってあの曲は難しいよ、いくらなんでも。
 二人のギターは途中バラついて、もう一人の子は苦笑いしながらチラチラ息子のほうを見ていたけれど、そこはもう、わが道を行くタイプですからね、それはそれは堂々と澄ました顔して弾いていましたよ、うちのは。

 バンドメンバーの家族じゃなければおおよそ楽しめない演奏だったかもしれないけれど、私は結構いい線いっていたんじゃないかと。最後は息子のソロでフィニュッシュ!一つ音外したけれど上手い!(毎度すみません(笑)
 あとから一番見せどころの最初のソロも Captain R が弾いていたと旦那から聞きました。せっかく上手だったのに録画できてなくて悔やまれるぅ!
 クラシックギターからエレキに変えた時は、同じ楽器なのになんで下手?と思ったものだけれど、いやはや上達しました。「好きこそものの上手なれ」てのはまさにこのことですね。

 演奏が終わって本人たちに会いに行ったところ、ギタリストの二人とも不満足な演奏だったらしく肩を落としていましたよ。途中からだけど録画した映像を見せてあげると、二人とも「ビデオのほうがよっぽど上手く聴こえる!」と少し安心したようで笑顔が出ていました。手振れがひどくて、先日友達が行った one ok rock のライブの映像と同じくらい揺れているけれど撮っておいて良かった!
 
 そして息子の姿をよく見ると・・・・・・・ギターのストラップがパフォーマンスの直前に切れたらしく、ガムテープがぐるぐる巻きになってその上からホッチキスでガッシガシ留めてありました・・・・・・相変わらず何やってもかっこ悪・・・・ステージの上じゃなく隅っこでガムテープ部分が見えなくてかえってよかったのかもね。
 
 

 あー、そういえば、曲が決まった時のエピソードも笑えました。
 この曲が弾きたかったのはもう一人のギターの子で、うちの息子は全然知らなかったんです。
 それで、タイトルは忘れたけど「モンキーズ」の曲を弾くことになったというので、ずいぶん「シブい」選択だなぁと笑っちゃったんだけど、お母さんはその世代じゃないし知らないけど、お父さんなら古い音楽に詳しいから教えてもらったら?
でもお父さんがあの曲かこの曲かと出してきても全然当たらない。
 それもそのはず Arctic Monkeys だもの知るわけがない。ちなみにこの歌気をつけて聴いていると息子の名前が聴こえるんですよ!
 
 次は彼が選ぶ番ですが、ギタリストが二人のバンドの曲で、派手なギターソロのあるものを探すの難しそうですねぇ。
 私と同じ年の音楽好きの方に相談してみたら、Van Halen ってこれまた古っ!!!
 息子が何の曲を選ぶかも楽しみだし、次のコンサートも楽しみだなぁ。

 ただいま身の程知らずにも「カノンロック」に挑戦中。カノンならほかにもっと上手なビデオもあるけれど、息子はもう数年この男の子のファンです。
 子供って面白いですよ。先生に Can you play this song? とかきいちゃうのね。失礼だと思うんだけど・・・・「その曲は弾いたことないけれど、たいていの曲は弾けるよ」と優しい笑顔で答えてくれたそうです。
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一体なんですか、これは?

2013年10月22日 | 日記
I were skiving with me mates on Monday afternoon, when I saw a well cool top. I so wanted it that I dunned one of me mates for the readies he lent from me. Don't know what he did that for. Anyways, I razzed the top and
changed me mind 'cos I din't want it no more.

いやいや、いくらなんでもこんな英語書きませんよ、私。
これは Year 6 の娘の宿題です。いえいえ、うちの娘もこんな英語を書いているわけじゃないですよ。
Rewrite this passage using standard English.
というのが問題です。面白いと思ったのでここに載せてみました。
これには本当に手こずって、私はもちろん息子ですらチンプンカンプン。
さぁ、勇気をふりしぼって、下のコメント欄に答えを書いてみてください!
挑戦したいけど公表されるのは恥ずかしいという方は右袖からメールを送ってください。ただし、答えは娘が学校で答え合わせをする時までお預けですが、、、、

こういう問題って以前からあったのでしょうかねー?
それとも昨今の文字の使い方を危惧して新しく登場した問題なのでしょうか。
かく言う私も携帯のメッセージはこんな感じ。

R u free tom am? ......ok, that's g8! c u 10ish! xx

これはわかりましたか?

さて、発音だけではなく、やっぱり話し方でジャッジされることって本当に多いんですよ。
それなのに、うちの子達も me and Luke, me and Riya なんて平気で言います。
その度に直すんですけど、たいして気にも留めない感じですよ。上の例題の様に、書くときこれじゃあ困りますが、子供には子供のソサイエティでの話し方があるから、あんまりうるさく直すのも嫌なんですよね。 私なんか特に中学生の時はものすごい調子こいた話し方してましたしね、似合いもしないのに。
さすがに innit? なんて言い出したら黙っちゃいられないですが(笑)
以前に人生四年さんが取り上げていましたが、フィクションを書く時には話し方や使う単語を変えることがてっとり早く、ソーシャルクラスを描くことに繋がるんですよね。

ちなみに skiving は skipping school のことで、私と息子はわかったのですが、わからなかった娘は調べるのを面倒臭がって、skydiving と書いて提出しました。文脈完全に無視。相変わらずちゃらんぽらんです。
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慌てて更新

2013年08月22日 | 日記
今日、ブログ村の洋書部門で一位になっていました。
よりによって、人の悪口を書いた記事がトップの時に、、、、、
自由奔放に書いている私も、さすがにちょっと、、、と思って慌てて新しい記事をあげようという魂胆で書いています、今。

最近出かけた中で一番素敵だった Moore Rodin Exhibition です。
農場にロダンとヘンリームーアの作品がたくさん展示されているんです。
私はロダンが好きで、パリでもロダンには何度か足を運んでいるのですが、ムーアの展示を見に行くのも二度目です。前回は植物園で野外にディスプレイされていた時に行きました。

ロダンですよー。美しいです!

場所は、ヘンリームーアが実際住んでいた家と、彼が買った農場です。
ロダンは借り物なので野外といえども多少場所を選んで置いてありましたが、ムーアの作品のいくつかは羊たちと共存しているんですよ。それに敷地の一部はパブリックフットパスになっていて、地元の人々はムーアの作品を眺めながら散歩ができるんです。なんて贅沢なんでしょう。


羊たちの間をぬって、彼らの糞を踏まないように気をつけながら(ほぼ不可能)見に行きました。

室内にも 彫刻や二人のスケッチ画が展示されてあり、二人の違いや、ムーアがどのようにロダンに影響されていたかがわかるような工夫された展示がされていました。
ムーアは彫刻が有名ですが、タペストリーも制作していて、中でも戦争をテーマにしたシリーズは胸にジンとくるものがありました。

ムーアの得意な母と子。

やっぱりロダンの方が好みではあるのですけど、撮ってきた写真はなぜかムーアばかり。すっかり彼にも魅了されてます。
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5月の本は・・・・・それどころじゃないかも

2013年05月06日 | 日記
 今、こっちは毎日とっても天気が良いんです。
 滅多にないことなので、読書どころじゃないんです!今のうちに出て歩かなくちゃ!!!!
 そんなわけで今月は、

 きっと本は読まない

 です(笑)。読みかけの「Snow」「Owen」なんかを気の向いたときに手に取るくらいですか。

 それでですねぇ、上の写真です。これ私が撮影しました、って携帯でですが。
 長年ブルーベルがカーペットのように咲き乱れている森に行くのが夢でしたが、限定された時期に遠乗りをするチャンスに恵まれず断念していたのですが、昨日ついに実現!
 いやぁ、素敵でしたぁ~
 めちゃめちゃ綺麗でしたよぉ

 ブルーベルを見に行くのって難しいんですよ。
 天気と気温に左右されるので、毎年咲く時期が違うし、見られる時期も非常に短いんです。正しいタイミングにササッと行かないと翌年までお預けになっちゃうんですよ。
 それで私の住んでいるあたりだと一番近くて見応えのある所が National Trustの Ashridge Estate(過去記事に何度か登場しています)なので、そこに行く予定だったのですが、なかなか満開のニュースが聞こえてこないんですよ。
 それで、ゴル吉のゴルフ場に近いところをネットで探していたら、たまたま前日に行ったという人が載せた綺麗な写真にヒットして、別の場所 Heartwood Forest という所に行ってきました。
 前夜、息子に「明日、お父さんのゴルフについて行って、ゴルフの間、お母さんのどうしても行きたいところに行くから!」というと、「Nationaru Trust なら絶対行きたくない。面白くない。家で留守番したい」といつも通り言うじゃないですか。
 National Trust ではないと伝えるとしぶしぶ承諾。
 現地に到着した途端、
 
 「ナショナル・トラストじゃん!!!騙された!」とその雰囲気で怒り出す Captain R 。

 「ナショナルトラストじゃないよ。そこの地図と看板を見てごらん」
 そう、そこは

 Woodland Trust

という別の団体が管理している森なんです。
 「この葉っぱのマークだって同じじゃないか!なんだよもう!!!」って、葉っぱのマークも良く見てください。
    
 ほら、違うでしょう。
 というわけで、せっかく念願のブルーベルの森も息子のブツブツ言ってるのを聞きながら歩く羽目になりましたが、もう慣れちゃっているのでBGM以下にしか聞こえませんから大丈夫。
 娘の方はすごく気に入ってくれて「ブルーベルの森で結婚式をしたい」とうっとりしていました。可愛いなぁ。
 でもブルーべルーの季節に合わせて結婚の予定を立てるなんて難しそうですね。

 私たちの行ったブルーベルの森で撮影されたミュージックビデオはこちら
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James McAvoy as Macbeth

2013年04月07日 | 日記
 行ってきましたよぉ、長らく楽しみにしていた舞台を見に。
 友達にマクベスの日本語本を借りて予習、あんなに薄くてスピーディな話なのに亀の歩みでかなりかかりつつ。挫折しそうな時にその彼女から Tate Britain にある Lady Macbeth の絵の写真がメールされてき、お尻を叩かれながらなんとか読み切りました。
 その上やっぱり日本語だけでわかっていてもマカヴォイの英語を聴きとるのは絶対無理と思い、英語音源も聴きました。
 そんな準備万端のつもりで挑んだマクベスですが・・・・・・

 あのー、どなたか、現代劇にアレンジしてあるってこと知っていましたか?
 私全然知らずにいたんですけど。
 ポスターのマカヴォイがハーフコートを着ている時点で気づくべきだったんでしょうが、まったく。

 そんなわけで、近未来の戦争で環境が破壊されているスコットランドが舞台のマクベスだったわけであります。
 早速登場するマカヴォイも汚れた茶色のセーターにカーキのカーゴパンツ、顔は血みどろで登場するわけです。戦争中なもんですから。魔女たちも汚れてボロボロのアーミースタイルにガスマスク。キングですら浮浪者の様な埃まみれのロングコートを着ているんです。
 予習の甲斐あって、セッティングは変えられてはいるもののストーリーは基本的には同じなのでフォローできましたし、マカボイ始め演者の英語もだいたいはわかりました。というか、もうわからないことに慣れちゃているので、わからなくても気にならないんですけどね。
 基本原作に忠実とはいえ、やはり興味深い解釈もありました。
 全体的に原作よりも血生臭い印象です。原作では闘いのシーン(殺し)は案外どれもあっさりしているのですが、そこのところを意外とじっくり見させられました。とにかく演者みんな血まみれになってばかり。天井から血が噴き出したり、すべてが終わり役者が去って行った後の舞台は血の海でしたよ。
 それに最後はマグダフと闘いながらも、さりげなくマクベスが自殺したような終わり方をしていました。原作でもあきらめている感じはあったけれど、そういうことだったのかなぁ。
 その他にも「なるほどそう来るか」と思うようなシーンもあったのですが、忘れちゃいました。
 それからそれなりに笑うシーンもあったんです。でもちょっと驚いたのが、観客は「一味違うマクベス」を期待して楽しみに来ているわけじゃないですか、私と違って前知識があったでしょうし(笑)、それで「え、そこ?」ってところで笑うんですよ。
 最後にマクベスが殺され、マグダフが彼の死体を舞台の下に放り投げるのですが、そこで笑いが起こり(?!)、その後舞台の下から血だらけのマクベスの生首を持って登場しマルコムに献上するのですが、そこで爆笑みたいな?
 
 マカヴォイはですねぇ、ちょっと見ないうちにすっかり大人の男になっていて、もっと悩むマクベスの方が彼らしいかと思っていたのですが、男らしく血気盛んな方がすっかりさまになっていました。

 私の行く数日前にマカヴォイが具合の悪くなった観客を助けに独白を中断、というニュースを見ました。
 何列かの客席は演者と同じ舞台の上なんです。ステージの奥側と通常の客席両側の数列は舞台の上で、私の席は後ろから2番目だったのですけど傾斜がきついので、そんな後ろからもマカボイの目鼻口全部はっきり見えましたし、彼の吐く唾すら見えちゃうくらい近いんですよ。一番前の席の人なんか、足元に血まみれの死体が転がってきたり、演者に What are you? なんて怒鳴られたりするんですよ。この時ほど「お金がなくて安い席にしかならなくて良かった」とホッとしたことはありません。しかもステージ奥側のシートの場合は私たちからずっと見つめられるんですよ、おー怖。具合の悪くなった方は血に弱い方かと想像しています。 
 最後に役者たち全員で挨拶した時はお客さん総立ちで拍手をしていました。役者さんたちも全員がやりきった満足感が顔に表われていました、ってマカヴォイに見入っていましたが。
 私のマクベス観劇リポートはこんな感じです。
 そうそう、興奮冷めやらぬままマカヴォイのインタビューを動画で探していたら、グラハム・ノートン・ショーにタランティーノと出た映像が出てきました。「タランティーノfied マクベス」楽しめます。殺人の小道具は短剣じゃなくもちろんアレですよ。このトークショーのマカヴォイを聴きとるのは不可能でした。スコットランドが舞台だから伸び伸びとスコティッシュアクセントで話しているのかと思っていましたが、舞台ではきちんと聴き取りやすいように話してくれていたのかしらん。


 ついでに今日は、気になるあいつ、レイフ・ファインズ初監督作品「Coriolanus」という映画を観ました。
 これまたシェイクスピアの作品を現代のローマにセッティングを変えて、ストーリー展開とセリフは原作に忠実な感じの作り。出演はレイフ、ジェラルドバトラーなど。
 全くわかりませんでしたが、戦争やって国が貧しくなり食料もおぼつかなくなった時、下層級の者たちには食料を分ける必要なんかないと言い切った嫌われ者の上流階級出身の将軍がレイフで、その後何だか知らないけどいつのまにかちょこっと人気を取り戻し選挙に出たけど、なにやら癇癪起こして国民を馬鹿にし敗北し、追い払われるように放浪の旅に出て、その後それまで敵だった男ジェラルドの側に寝返り、、、、、とかそんな感じ?
 
   
 とても評判が良かったみたいです。
 
 シェイクスピアは本当に人気がありますね。色々な解釈の仕方をして、製作側も演じる側も、それに観客も楽しんでいるんですね。なんだかその楽しみ方を自分のものにするのは一生なさそうだなぁとは思いながらも、また別の機会があれば挑戦してみようかと思っています。
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不謹慎すぎ?教会で過ごした母の日

2013年03月13日 | 日記
 日曜日、こちらでは「母の日」でした。
 Nancy の所属するカブスカウトで、パレードをするということだったのですが参加者の数がたったの7人。本来所属者数は100人近くいるのではないかと思うんだけど・・・・・
 それで、てっきり近所をねり歩くのかと思いきや、Church of England 教会の Worship に参加することに。
 ちびの Nancy が旗手をやっている姿も面白かったけれど、Worship そのものもなんだか素敵で感激しました。

 Vicar のお話は主に「母」についてでした。
 グーグルで famous mother と検索すると誰に一番ヒットするかご存知ですか?
 マザーテレサだそうです。私はメアリーかと思ったんですけどね。
 マザーテレサ自身は生物学的に誰の母親でもない。それでも彼女を「母」と呼べるのはなぜか。
 母親としてのメアリーの魅力はどこか。
 なんて話をね。

 今回はVicar のお仕事をちょっと違う角度からみてしまった感じです。
 お話もそれなりにありましたが、それ以上に讃美歌を歌う際に彼がソロで歌うパートがかなりある!!!
 信仰心だけではなく、歌の能力も問われるお仕事なのか?かなり上手なんですけど・・・・・・Vicarになる試験には歌のテストがあるのかが気になって気になって、彼が歌う度にそのことばかりが頭の中をグルグル(不謹慎その一)

 ところで40年を超える人生の中で、なんとなーく聞き流す程度にしか接することのなかった讃美歌ですが、響きの美しい曲が多いですねぇ。やっぱり信仰しているわけではないので、歌詞の内容にはあまり興味がひかれなかったのですが、旋律がきれい。パイプオルガンの音も大好き。
 なぜかわたくし、隣りのおばあさんと一緒にガンガン歌ってきました。なかなかの発声練習になるなぁなんて思いながら(不謹慎その二)。そういえば、大学の「キリスト教文化」という授業中も讃美歌を教えてもらってみんなで張り切って歌っていたような気もします。数少ない大学で好きだった科目でした。

 あ!とふと思いつく。カソリックの神父さんは今でも結婚したらダメなんだっけ?カソリックの神父さんも歌を歌いまくるのだろうか?讃美歌は同じなのか?頭の中はこればっか(不謹慎その三)

 みんな前に行ってvicarに何か食べさせてもらっているけど、あれ何だろう。あとから Nancy がマジパンのスライスじゃないかといっていました。
 
 そして何より、Father Steven が Stephen Cambell Moore に似ていてカッコいい(不謹慎の最高潮)
 
 私のような者は立ち入り禁止にすべきであるか。一応聴き取れる範囲でお話は聞いてはいたのですがどうでしょう。
 
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学校生活がハンガーゲームのようだと思うのは妄想が過ぎるか

2013年02月28日 | 日記
一週間スクールホリデーだったので、三人で全力で遊び尽くしていました。公園、アイススケート、ダンスクラス、スイミング、ボウリングなどなど。
ところがですよ!
どこへ行っても母親たちの話題は成績の話ばかり。超うんざりしました。
休み前にCaptain RのクラスとLKのクラスで5人ずつの入れ替わりがあり、そのうちの上がってくる二人と下がる二人がよりによって息子の特に仲の良い子達だったのです。上がる側の親はものすごくエキサイティングしてるし、落ちる側の親のがっかりした様も痛々しかったし。

それでなんですけど、クラスの上がり下がりがあるのはもちろん承知でこの学校に決めてはいたのですが、よっぽどテストの結果が下降の一途を辿っていたり、宿題の提出率が悪いなどの問題が顕著な子が落ちて、明らかに伸びてきている子が上がって来るなら納得が行くんですけど、そうでもないみたいなんですよね。どちらの側の子もボーダーラインだからと言われているんだそうです。たいして変わりがないんだったら入れ替えなくていいんじゃないか、というのが私の意見です。
変に揺さぶりをかけたり、プレッシャーをかけたり、なんだかゲームの駒のように、子供達を動かしているように感じます。
うちも一教科成績不振のレターがきました。ほとんどの家庭では親が一生懸命宿題を手伝ってるらしいし、本人の姿勢や取り組み方もうちとは違っているだろうし、同じクラスの子達に比べて足りないというのなら、それはその通りだろうなと思っていたのですが、翌日にクラスのほとんどの子供がその手紙をもらったことが判明しました。
これって、なんだかイヤラシイ脅しのように感じてしまったのですけど、、、、、
ほかの進学校や私立でやるならわかるんです。親もそれを期待してあえてそういう学校を選んだのだから、私のように不満も不安もないでしょう。でもですよ、うちは入ってしまえば楽しくゆったり過ごせるものと思い、ほとんどの子が無試験で入る近所の学校を選んだのに、、、

学校のレベルを上げたいのはわかるけど、もっと褒めることでやる気を持たせるやりかたをしてもらえないものだろうか。プレッシャーかけておびやかすことで意欲を高めるというやり方にはどうも賛成しかねるんですよね。

やらないとやられる、みたいな状況に陥れられているあたりが、あたし的にハンガーゲーム。理不尽って程じゃないし、命をおびやかされているわけでもないけど、落とされる恐怖と戦うように勉強しなければならないような感じ。前に進むことに対して、突き動かしているものが正しくないというの?

 でも私のこの考えは誰にも賛同してもらえませんでした。
 LK母とAK母は今回は上がる側なのでもちろんおかしいとも思わないようだし、ほかの人には、私がどんな意見だろうと、You are not in charge. とバサッと切られたり。よいアドバイスなのか?そのうち慣れる、という話も。
 北海道の友達には、こんだけ都会に暮らして熾烈なお受験も経験して、なおまだこんなことを言っている私には「ここまできて染まらないhinajiroってすごいね。まるで国産の竹のようだ」と感心されたような呆れられている様な。
 ついでをいうと、いい大学に入るため、よい就職をするために勉強するという考えも違うんじゃないかと思うんですよね。学ぶことは成長する上で大切なことであって、その時その時に自分なりのベストを尽くして、その結果として良い成績がつき、良い大学にいくチャンスが出てくるべきなんじゃないのかなぁ。
 って、甘いんだろうなぁ。田舎で伸び伸びと育ちましたんでこんな感じなんでしょうね。
 都会の子供は大変だぁ
 その親をやるのも大変だー
 またしても子供はどっしり構えているのに、妄想をふくらませプレッシャーを感じている私でした。
コメント

James McAvoy as Macbeth

2012年12月08日 | 日記
 映画は相変わらず観ているんですけど、書く気分にならないものばかりなので、今日は日記。
 来年マカヴォイが舞台をやります。マクベスなんて全くわかるはずもないけど(しかもマカヴォイ・アクセント)、ただただ彼見たさにチケット買いました。
 おとついくらいに発売になったばかりで、2月上旬から始まり4月の末まであるのに、もう安いチケットは殆ど sold out。3月28日のマチネの席をようやく見つけました。後ろから2番目の席(立ち見ではないはず・・・)なのでどのくらい見えるでしょうねぇ。とくに乱視がきついのでマカボイなんだかほかの若者なんだか見分けがつかなかったりして(笑)
 それでも楽しみです!
 それまでに何とか簡単版の「マクベス」を読んで予習しておこうとは思います。そんなこともなければ、シェイクスピアはこの先も読みそうもない・・・・大学時代のハムレットがトラウマに・・・・・

 年明け早々よく確認もせずに6月9日の Yo-Yo-Ma のチケットを取ったら2013年でびっくり、なんてこともあったので、最近は慎重になってはいるのですが、来年の年末のジュード・ロウの舞台は絶対観に行きたい・・・・・・早く買わないと安いチケットはなくなっちゃう・・・・っていうかもうないかも。
 あ、今チェックしたら結構安いチケットがあるんだけど、安い時はジュードじゃない、とかそういうことじゃないよね?£13でも豆粒のようなジュードが見れるんだよね??
 ヘンリーVをやるんだそうです。これもシェイクスピアかぁ・・・・・ 前回のとても評判の良かった舞台は「ハムレット」でしたからね、ハムレットはちょっと・・・・なんて思ったんですが、今度こそ見逃したくないなぁ。髪の毛がなんとか残っているうちに一度拝んでおきたい!(アンナカレーニナやばくないですかね?)
  
 
 
 前回チケットの売れ方が半端じゃない早さだったので、今度こそはと本当の意味で飛びついちゃったもんですから、曲目を今初めて見て・・・・微妙そう・・・・こっちは予習はしないでおこうっと。


 話は変わって、今日のスクールフェアですが、無事わたくしの作ったヌードルは完売しました!
 よかったよぉ(涙)
 手伝いに行ったら「インターナショナルフードのストールに立って」と頼まれたので、「売れ残るヌードルを目の当たりにしなくちゃならないのか!」と去年山盛り売れ残っていた二皿のヌードルがフラッシュバックし一気に胃が痛くなったのですが、案外スムーズに売り切れました。
 いやー、よかった、よかった。
 今回は出来合いのブラックビーンソースを使ったエッグヌードルにしたのですが、自分で作ったにもかかわらず、実は美味しくなくて食べる気にならなかったんですよね(笑)ここだけの話ですよー。
 ソースがどうも好みじゃなくて、ちょっとお醤油で味付けし直しましたけど「イマイチだなぁ」って感じだったんですけどね、でも食べた人たちからはお褒めの声を頂きましたんで、あれでいいんでしょうなぁ。去年の作ったものの方が絶対美味しいのに!!
 私自身はチキンビリアニ、ダールのスープ、マカロニチーズなんかを食べました。ちなみにうちの子供たちはホットドックとピザですぜ。せっかく色々な食べ物が楽しめるのにねぇ(Mostly インド系ですが) 
 はー、今夜はぐっすり眠れますよん。
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One Direction を学ぶ(暇な人)

2012年12月01日 | 日記
 私はリアリティ番組が好きじゃないので、国民のほとんどが見ているらしい「Xファクター」を見たことがない。
 そんなわけで、スーザン・ボイルのこともずっと「女装をしたおっさん」だと信じていた。夫も同様、彼女の姿を見かけることがなくなる寸前まで「あのおじさん」と呼んでいた。紅白に出場する時は「紅組と白組のどっちなんだろうねぇ。」「そこはやっぱり紅組に入れてあげなくちゃいかんでしょう」なんて夫婦で会話していたくらい。
 それで今やビーバーを凌ぐ人気の One Direction のことも最近まで全く知らなかったのです。Nancy も男性アイドルには全然興味ないんですよね。
 この間「One Direction ってアメリカじゃなくてこっちの子たちなんだってねぇ」と子供の友達のお母さん(日本人)に話したところ、「なんか北の方の子たちだよね」となって、
 私「あー、そうなんだ。全然知らないんだよ、私」
 相手「えー、嘘でしょう?!でも、ハリーは知ってるでしょ?」と。
 私「ハリーって、ハリー・スタイルって子?名前は聞いたことはあるけど・・・・・」
 
 ハリー・スタイルの名前を知ったのは、どこかの投書で「進学したばかりの娘がフレンチ・エクスチェンジ(フランスから子供が1週間滞在する)をしたいというので、何も考えずにOKしたら、女の子の家なのに男の子がやってくることになってびっくり。しかも本人が送ってきた写真によるとフレンチバージョンのハリースタイル。あっという間に週末はスリープオーバーの希望者でいっぱい。娘には新しい友達がたくさんできたらしい。」というものが。その投書には他のお母さんたちが「あたしも泊りに行っていい?」と反応。今相当の人気者らしい。

 そして友達の言い方がまるで「スマップはよくわからなくても、キムタクは知っているでしょう?!」くらいの勢いだったのでびっくり。ハリーってそんなにすごいわけ?と思い、「なんとなくは顔もわかるかも・・・・」なんて言ってみたけれど実際は全然で、別のルイという子と間違っていた。その子は、ショーン・ビーンに似ていると思って覚えていた。どうです?あら、どっちかというとボウイ?
 なぜに急に One Direction が気になり始めたかというと(しかも2年も遅れて)、毎日楽しみに見ている Ellen D Show というアメリカのトーク番組でひっきりなしに「もうすぐ One Direction が番組に来るよ!」と宣伝していたから。

 そういうわけで、わたくし、 One Direction についてお勉強しました。Nancy もハリーしか知らなかったので、昨日一緒にエレンでのライブを見ながら研究しました。
 ここで私の勉強の成果を披露。
 ナイルというブロンドでいかにもアイドルって感じの見た目の子がアイリッシュで、あとはイングリッシュの男の子、5人組のグループです。全員当たり障りのない「それなりの見た目」であることは確かですね。私がこの中であえて選ぶなら、パキスタン系が混ざっているゼイン君ですかね。やっぱり普段から見慣れているタイプがしっくりくるようです。Nancy は変わらず興味なし、だそうです。
 
 噂のハリー君は(この上の写真)、顔のわりには意外な声を出すところがちょっと魅力的なのかもしれません。みんなそこそこ歌唱力はありそうです。アイドルらしい覚えやすくついつい口ずさんでしまう曲を歌います。こんなの  
 左からハリー(一番人気)、ゼイン、ナイル、リアム(今坊主頭)、ルイ(ショーン・ビーン似)
 でも正直なところ、

 この子らニコニコ愛想よく、歌いながらウロウロ歩いて、時々ジャンプしているだけ?(ダンスなし?)
 
 みたいな(笑)

 結論:見た目もそれなり、歌もそれなり、そしてどの子も調子に乗ったところがなく感じがいい。ちょうどバランスのいいアイドルみたいであります。
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あの映画の舞台でぶらぶらと

2012年11月07日 | 日記
 気乗りしていない娘を伴って、Ashridge Estate というところへ散歩をしに行きました。
 以前紹介した「リトル・ランボー」の少年二人が映画を製作した舞台なんですよ。
 森に入ってすぐに鹿に遭遇しました。その昔、ヘンリー8世がここで狩りをしたんだそうです。
 子供用のトレイルがあり、落ち葉を空中でキャッチしてみよう、デン(くまのプーさんのイーヨーの家みたいなの)を作ろう、などなどただの退屈な散歩にならないように工夫がされています。落ち葉をキャッチするのって案外難しいですよ!
 私が一番ウケタのは

「まずはドングリを拾ってどこかに隠そう。トレイルから帰ってきたら、隠したドングリを探そう。リスは自分で隠したドングリの場所は必ず覚えているよ。君とリスのどっちが賢いかな?」

 あまりにも寒い日だったので、散歩後はカフェでホットチョコレート(ココア)を飲む予定が、ステーキも注文してしまいました。付け合わせの sweet onion puree が大変美味しゅうございました。

 Captain R は学校だったので、娘と二人で出かけてゆっくり色々と話ができたら、と思っていたのですが、なんだか全然話すことってないんですよね。で、結局話題を見つけられずにいたら・・・・
 彼女の今ハマっている日本の不気味なアニメの話を1時間いっぱい聞かされる羽目に。Captain R じゃなくて、Nancy がこっち系になるとはなぁ・・・・・・
 「しゅごキャラ!」とかいうらしいんですけど、登場人物もずい分たくさんいて、それに守護霊がいっぱいついていて、わけわかりませんって。なんか事細かに一つ一つ覚えていて説明してくれるんですけど、

 全然興味ないし、どーでもいー

 守護霊を不気味だと言っているんじゃないんですよ、私もその昔「うしろの百太郎」めちゃめちゃ面白いと思って読んでいましたから(今動画を見たらめっちゃ怖いんですけど)。ただね、守護霊?守護神?守護キャラですか?それの入っている「たまご」をエンブリョウ(embryo)とか呼ぶの趣味悪くありません?
 その他もよくは聞いていなかったのですが、なんとかとなんとかはボーイフレンドとガールフレンドなんだけど、本当はキョーダイなの、って・・・・まずくないですか?

 てっきり暗記など記憶をするのが苦手なんだと思っていた娘の「守護キャラ」の豊かな知識にびっくり・・・・頼むから、掛け算九九いい加減覚えてくれよ!って感じ。
 前回の記事、いつもより訪問者多かったです。きっと「自殺」の文字が原因では・・・・その前に多かった時は「オウム」なんて言葉を書いたとき。「しゅごキャラ!」も行きそうだなぁ・・・・不気味、趣味悪い、とか書いてあっていいだろうか??
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Lady of Leisure

2012年06月23日 | 日記
 Lady of Leisure、この表現知っていますか?
 私は来週仕事を辞めるのですが、そのことを伝えると何人もの方に、

 You are back to Lady of Leisure!!

と言われました。私は勝手に単純に「遊び暮らす人」と解釈していたのですが(実際そうですしー)、よくよく調べてみると、

 働かなくていい余裕のある人

 または

 「お金を出してくれる人がいる」人のことを呼ぶそうです。
 
 全然違うなぁ・・・・(笑) 
 とりあえず1年半ほど頑張ってきたので、辞める翌日に友達とランチ、その2日後にはエステ、その次の週はちょっと遠出・・・・・と、まぁ、楽しい予定をいっぱい入れてあります!アイディアにはつきないです。
 
 子供たちはなにかしら再読などをしているくらいで、最近は新しい本を読んでいないようなので、児童書の方の更新は最近滞っていますが、私が仕事を辞めて時間ができるのでもう少し本の紹介ができるかもしれませんね。
 でもなにせ、Lady of Leisureーlike なので、家でじっとしているかどうか・・・・
 読んでくださっている皆さんが、私のブログで紹介している本で、もし気になる本がありましたら、写真をクリックすると日本のアマゾンにリンクすることになっています。どうぞご利用ください。

 ブッククラブ近況:
 今日もLK宅に上がり込んで長話。次のブッククラブは、前にあった昼間のワイドショー?の Richard & Judy のブッククラブの中から一冊みんなで選んだらどうか、とサジェストしてみました。一人3冊くらい挙げてみて一番 vote の多い作品にしてみたらどうだろうかと。(ちゃっかり乗り気?)
 そこのセレクションは全然 my cup of tea じゃないですけど、ブッククラブに合った作品があるんじゃないかと。
 その中で私が気になっているのは、表紙が素敵な The Night Cirsus と、40代の女性が15歳の少年を監禁する話の Tideline なんですが、一度も子供を一人で外に出したことない彼女たちに、後者の方を「読もうよ」と誘う勇気はないかもです・・・・・・
  
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第一回 ブッククラブ Still Alice

2012年06月14日 | 日記
 さてさて、4人中2人しか読了しないままブッククラブを開催しました。場所はパブで。(ブッククラブを始める経緯についてはカテゴリー:日記のトップ記事をご覧ください。その後の途中経過はあちこちに書いてあります。)
 一人はどうしても自分の物忘れと重なって辛くなり、読まない決意をしました。
 もう一人はこの先続けて読む気はあるけれどなかなか進まないとか。
 で、ブッククラブの会話はこんな感じ。

1.一体どんなところが気が進まない要因だったのか
 
 LK母「最初の方でこんなシーンが・・・・・何だったかは忘れたけど、あったじゃない?それがね・・・・・」

2.どこら辺まで読んだの?

 AK母「最初の方でこういうことがあってその後の・・・・・忘れた

 その後も読了したRH母が「そこからはこういった展開になってそれで・・・・・・忘れた。なんだっけ?」
 終始この調子で、みんなで爆笑してばかりで、なんだかさっぱり。

 こんなダメなブッククラブあるんだろうか

 でも懲りずに次の本を選ぼうなんてことになって、「今度は楽しい話題の本を選ぼうよ」と。
 で、誰も思いつかず、「Hinajiro は何を読んでいるのか?」となり、

 「・・・・・・ホロコースト・・・・・」

 うわ、絶対いやだ、ってことでもちろん却下。
 その後また誰が言い出したのか、Three Cups of Tea を読もうという話になり、「なんでそうなるんだ?」と思い、1.私が以前すでにチェックし、入手しづらいこと、2.今度こそフィクションではなく事実に基づいているのでもっと辛い話に感じるだろう、という忠告をしたけれど、少なくとも何か良いことをした人の話だって聞いているし、

 とりあえず、あまり自分と重ねてしまう心配はない

 ということで、皆さんスマートフォーンでチェック開始。この時点で私言葉を失って無言。ところが表紙カバーを見て、

 やっぱ、まずくない?・・・・・・・
 
 と。私はそこら辺でお先に失礼したので、どうなったかはわからないけど、正直・・・・・もう解散でいいんじゃないの?(笑)

 結論:ブッククラブは本物の本好き&本を読む習慣のある者とだけ開くべし
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なぜかブッククラブを始めることに

2012年04月21日 | 日記
   


 Captain R の仲間4人とその母親たちで遊びに出かけた時、どういった話の流れか次にボーイズを遊ばせる時は私たちは本について話でもしましょうよ、なんてことに。
 で、まずどんな本から始めるかということになったので、
 「私は普段から読みたい本をもうリストアップしてあるので、ちょっと・・・・(参加したくないかも的な)」
と出鼻を折る発言をすると
 「じゃ、hinajiro が読み始めたその本をみんなで読むってことでいいじゃない?」ということに。
 それでなんとなくどんな話か伝えて(よく伝わらなかったけど)タイトルを調べて、どこで購入するなんて話になった時に、LK母が、
 「People of the Book.......ねぇ、これ historic fiction って書いてあるよ・・・・・」
 RH母「あなた、そんなもの読んでいるの?・・・・・・」
 
 というわけで誰も乗り気じゃなくなり、RH母の姉お薦めの「Still Alice」に変更になりました(笑)
 私も People of the Book 難しくて読み切る自信がないのでホッとしました・・・・・
 「Still Alice」はこぶりさんのレビューを読んでいたので、ちょっと知ったかぶって、

 そっちの方がブッククラブ発足第一弾の本として相応しいというか入り易い作品なんじゃない?

 という意味のことを言いたくて、easy という言葉で何か言ってしまって、一番英語が不自由なクセにエライ口を叩くもんだと笑わちゃいました。
 この間別の友だちが「ブッククラブとか、いかにも wanna be middle class って感じー」と言っていましたが、私は正真正銘の wanna be、お金がかからない程度にミドルクラスのような生活は楽しみたい方なので、この間の Revolutionary Road の夫婦じゃないですけど(苦笑)、アリです。

 それで本の話ついでにAK母が「Hunger Game」をどう思うかと聞いてきたことから、最近の高学年からティーンを対象にした本にはディストピアがどうの、暴力など upsetting なセッティング多いのだけれど云々カンヌンと私の熱弁が始まったのですが、これまたあんまり伝わってはいなかったですね。
 第一回は6月の頭。それまでに各自本を入手して読んでおくこと、ということで。とりあえず全くの他人よりは私の英語を分かってくれるので(たぶん)、少し気が楽です。

 今日母親同士での会話で全く分からなかった expression。

 How long is a piece of string?

 これ、知っています?Captain R は知っていたみたいですけどね、私は未だにピンとこないです。
 RH母が「RHの英語を伸ばすためにどのような取り組みをしたらいいか」と担任に訊ねた時の答えだったそうです。
 全く相談する意味がありません。
 私も同じ質問したのですが、さすがに英語の不自由な私にはこの表現はしなかったということは助かりましたが、こちらもこれといったアドバイスもなし。かなりカチンとくる面談でしたが、それなりに気を使って優しい英語で話してくれていたということだけは分かりました。

 ちなみに先週はナンシーの友だちのお父さんに、しょっちゅう友だちの家に入り浸って、家では何時間もテレビを観て、楽器弾いて、ちょこっと勉強している様な生活パターンではM校でトップのクラスには入れないよ、入れないとこんな生活が待っているよ、そうなると将来はこんな風にはなれないよなど、まぁ教育に関する全般のアドバイスをされたのですが、途中頭を抱えて、
 「長時間英語を聞いていると頭が痛くなったよぉ。」
と泣きを入れて帰してもらいました。実に4時間後のことでした。
 
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4月の本

2012年04月04日 | 日記
 今年は去年と比べて、なかなか好みの本に出会えていません。
 今月はホリデーが多いため、学校の送り迎えと習い事の送迎がない分、多少読書の時間がいつもよりとれそう、なんて考えて2冊借りています。一般書は期間中に返却できなければ延滞料をとられるので緊張感を持って必死に読むのではないかと自分のプレッシャーを!(学業や仕事をこれくらいの気持ちでやっていればねぇ、人生違ったでしょうに)

  

 映画化され話題になった作品ですね。ずっと読みたかったんですよね。
 先日、私は息子の担任の先生に話が全然伝わらなくて辛い思いをしたので、他人でもこんなにがっかりくるのだから、夫婦間ですれ違ったらどんなにか切ないだろうな、なんて考えてつい手が伸びました。
 ただ今5章まできていますが、「文学作品ってこういうもののことをいうんだよな」と作者の言葉の繰り方に感嘆しながら読んでいます。内容はのっけから夫婦の激しい口論で圧倒され、結構ヘビーです。
 読み終わった暁に観るためにDVDもオーダーしました。モチベーション作りだけはばっちり。

 
 もう一つはこちら。
 
 

 ボスニア紛争と関連する物語です。
 内容ももちろん気になるのですが、実は娘の友だちのお母さんでボスニア出身の方がいるのですが、ちょっと苦手で・・・(汗)「なんでそういうことを言ったり、そういう考え方をするのだろう?」と思うことが時々あって、バックグラウンドと関係がありそうな気がするので、彼女をよく知るためにというか簡単にジャッジしないために読んでみたいなと。
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