平成26年9月24日(水)
日本200名山の1つ、東北の帝釈山に行きました。
でも、メインは帝釈山手前にある田代山湿原です。
田代山林道、久しぶりのダートでした。
ホンダの N Box にはパンク修理キットはあるもののスペアタイヤはありません。
ちょっとパンクが心配で控えめな?ドライブをしました。
猿倉登山口に到着。
平日のこともあり、車は他に駐車していません。
準備をして登山開始。
よく整備された登山道。
今日は午後から天気が崩れる予報。
穏やかでまだその気配はありません。
樹林が粗くなり木道が出てくるとその先は小田代です。
小田代到着。
湿原と言うよりは草原です。
正面に田代山。
日光連山なども見えます。
少し登って田代山湿原の手前。すっかり秋の装い。
田代山山頂の湿原。特別保護区です。
湿原ですが池塘は少ない。
この風景、苗場山を思い出します。
山頂とは思えない平らな湿原。
その真中に山頂標があります。
実際の三角点はここではありません。
田代山湿原を進むと弘法大師堂・避難小屋(左)と立派なトイレ(右)があります。
中には祭壇があります。
横になって休むスぺースもありお堂と避難小屋兼用となっています。
しかし、木部に防腐剤のクレオソート?を塗布したようでだいぶ刺激臭があります。
小屋の裏手から帝釈山を目指して下り始めます。
途中見えた・・・たぶん帝釈山。
稜線の道と言う感じはしません。
樹林から空が抜けた景色に代わるともうすぐ山頂です。
帝釈山山頂2060m。正確には2059.9mの標高。
山頂標と三角点。
山頂でお困りのパチリ1枚。
スキー登山で登ったことがある燧岳。
墨絵のように遠望が拡がります。
今日は、午後から天気が崩れることと、福島に立ち寄る用事があるので
長居はせずに下山をします。
田代山方向。向こうに広い山頂湿原が拡がっているとは信じられない。
弘法大師小屋を過ぎ、帰りは一方通行の右ルートに進みます。
ところどころ秋の装い。まだ少し早いかもしれません。
あとは下るだけです。
水場を過ぎ、出発点に帰着。
車は3台に増えていました。
下りの途中、1人の登山者とすれ違いましたが静かな山を楽しむことができました。
ハイキングには最高の田代山、そしておまけの???帝釈山でした。
■今回のコースタイムです。
06:05 猿倉登山口
07:04 小田代
07:26 田代山湿原
07:35 田代山
08:35 帝釈山
09:33 田代山
09:58 小田代
10:38 登山口帰着
■今日のルートです。
今日のコースです。↓ クリックすると拡大します。
東北 田代山~帝釈山 終わりました。
次はどこへ行こうかな。
日本200名山の登頂一覧です。
日本200名山 | ||||
山 名 | 標 高(m) | 登 頂 日 | 備 考 | |
1 | 天塩岳 | 1588 | 北海道 | |
2 | 石狩岳 | 1967 | 北海道 | |
3 | ニペソツ山 | 2013 | 北海道 | |
4 | カムイエクウチカウシ山 | 1979 | 北海道 | |
5 | ペテガリ岳 | 1736 | 北海道 | |
6 | 芦別岳 | 1727 | 北海道 | |
7 | 夕張岳 | 1668 | 北海道 | |
8 | 暑寒別岳 | 1492 | 北海道 | |
9 | 樽前山 | 1041 | 北海道 | |
10 | 駒ケ岳 | 1131 | 北海道 | |
11 | 白神岳 | 1235 | 青森 | |
12 | 姫神山 | 1124 | 02.03.26 | 岩手 |
13 | 秋田駒ケ岳 | 1637 | 秋田 | |
14 | 和賀岳 | 1440 | 岩手・秋田 | |
15 | 焼石岳 | 1548 | 岩手 | |
16 | 栗駒山 | 1627 | 29.02.16 | 岩手・宮城 |
17 | 神室山 | 1365 | 秋田・山形 | |
18 | 森吉山 | 1454 | 02.03.25 | 秋田 |
19 | 以東岳 | 1771 | 山形・新潟 | |
20 | 船形山 | 1500 | 26.08.13 | 宮城・山形 |
21 | えぶり差岳 | 1636 | 新潟 | |
22 | 二王子岳 | 1420 | 29.07.21 | 新潟 |
23 | 御神楽岳 | 1387 | 新潟 | |
24 | 守門岳 | 1537 | 新潟 | |
25 | 中ノ岳 | 2085 | 30.07.11~ ① ② |
新潟 |
26 | 八海山 | 1778 | 新潟 | |
27 | 荒沢岳 | 1969 | 新潟 | |
28 | 佐武流山 | 2192 | 新潟・長野 | |
29 | 鳥甲山 | 2038 | 長野 | |
30 | 帝釈山 | 2060 | 26.09.24 | 福島・栃木 |
31 | 会津朝日岳 | 1624 | 28.10.22 | 福島 |
32 | 女峰山 | 2483 | 28.08.13 | 栃木 |
33 | 仙ノ倉山 | 2026 | 29.07.12 | 群馬・新潟 |
34 | 白砂山 | 2104 | 30.10.10 | 群馬・長野 |
35 | 岩菅山 | 2295 | 29.9.20 ① ② |
長野 |
36 | 浅間隠山 | 1757 | 27.02.04 | 群馬 |
37 | 榛名山 | 1449 | 29.01.03 ①② |
群馬 |
38 | 妙義山 | 1104 | 群馬 | |
39 | 荒船山 | 1423 | 28.12.21 | 群馬・長野 |
40 | 御座山 | 2112 | 29.04.5 | 長野 |
41 | 武甲山 | 1304 | 26.11.12 | 埼玉 |
42 | 白石山 | 2036 | 27.05.22 | 埼玉 |
43 | 茅ヶ岳 | 1704 | 27.01.28 | 山梨 |
44 | 乾徳山 | 2031 | 28.06.22 | 山梨 |
45 | 大岳山 | 1267 | 29.11.15 ① ② |
東京 |
46 | 三ッ峠山 | 1785 | 28.07.06 | 山梨 |
47 | 御正体山 | 1682 | 27.02.11 | 山梨 |
48 | 毛無山 | 1946 | 26.11.21 | 山梨・静岡 |
49 | 愛鷹山 | 1504 | 28.08.05 | 静岡 |
50 | 天狗岳 | 2646 | 30.03.14 | 長野 |
51 | 黒姫山 | 2053 | 長野 | |
52 | 戸隠山 | 1904 | 長野 | |
53 | 飯縄山 | 1917 | 27.7.28 | 長野 |
54 | 雪倉岳 | 2611 | 新潟・富山 | |
55 | 針ノ木岳 | 2821 | 富山・長野 | |
56 | 烏帽子岳 | 2628 | 富山・長野 | |
57 | 赤牛岳 | 2864 | 29.08.23 | 富山 |
58 | 毛勝山 | 2414 | 富山 | |
59 | 奥大日岳 | 2611 | 富山 | |
60 | 有明山 | 2268 | 長野 | |
61 | 餓鬼岳 | 2647 | 長野 | |
62 | 燕岳 | 2763 | 25.11.6 | 長野 |
63 | 大天井岳 | 2922 | 26.10.08 | 長野 |
64 | 霞沢岳 | 2646 | 長野 | |
65 | 鋸岳 | 2685 | 26.08.10 | 山梨・長野 |
66 | 農鳥岳 | 3026 | 山梨・静岡 | |
67 | 上河内岳 | 2803 | 長野・静岡 | |
68 | 池口岳 | 2392 | 長野・静岡 | |
69 | 大無間山 | 2329 | 静岡 | |
70 | 櫛形山 | 2052 | 21.10.4 | 山梨 |
71 | 笊ヶ岳 | 2629 | 27.09.24 | 山梨・静岡 |
72 | 七面山 | 1989 | 29.03.29 | 山梨 |
73 | 小秀山 | 1982 | 長野・岐阜 | |
74 | 経ヶ岳 | 2296 | 28.01.03 | 長野 |
75 | 南駒ケ岳 | 2841 | 長野 | |
76 | 安平路山 | 2363 | 長野 | |
77 | 金剛堂山 | 1650 | 30.06.14 | 富山 |
78 | 笈ヶ岳 | 1841 | 29.04.30 | 富山・石川・岐阜 |
79 | 大日ヶ岳 | 1709 | 29.10.12 | 岐阜 |
80 | 位山 | 1529 | 30.06.13 | 岐阜 |
81 | 能郷白山 | 1617 | 29.10.11 | 岐阜 |
82 | 御在所山 | 1212 | 滋賀・三重 | |
83 | 釈迦ヶ岳 | 1800 | 奈良 | |
84 | 伯母子岳 | 1344 | 奈良 | |
85 | 金剛山 | 1125 | 奈良 | |
86 | 武奈ヶ岳 | 1214 | 滋賀 | |
87 | 氷ノ山 | 1510 | 兵庫・鳥取 | |
88 | 上蒜山 | 1202 | 鳥取・岡山 | |
89 | 三瓶山 | 1126 | 島根 | |
90 | 三嶺 | 1893 | 徳島・高知 | |
91 | 東赤石山 | 1706 | 愛媛 | |
92 | 笹ヶ峰 | 1859 | 愛媛・高知 | |
93 | 英彦山 | 1200 | 福岡・大分 | |
94 | 雲仙岳 | 1483 | 長崎 | |
95 | 由布岳 | 1583 | 大分 | |
96 | 大崩山 | 1644 | 宮崎 | |
97 | 市房山 | 1721 | 熊本・宮崎 | |
98 | 尾鈴山 | 1405 | 宮崎 | |
99 | 高千穂峰 | 1574 | 宮崎 | |
100 | 桜島 | 1117 | 鹿児島 |
(平成30年7月12日現在、42座登頂。)
平成26年9月17日(水)
将棋頭山 標高2730mの山頂に到着。
目の前にど~んと木曾駒ケ岳が聳える。
木曾駒ケ岳の左、三角にとんがった山が中岳、その左の岩峰が宝剣岳。
ここでなんとカメラのバッテリーがご臨終。
なんてこった。
山頂からのグルリ1周も撮影できません。
以後の写真は、手持ちのガラケーで撮影することに・・・・
山頂標とお決まりのぱちり1枚。
もうすぐ、紅葉が始まるであろう木曾駒ケ岳。
ガラケーではまるで初冠雪のように映っている・・・・がっかり。
展望を撮影しようと構えるが、液晶のモニターが全く確認できず適当な方向にガラケーを
ぱしゃぱしゃ撮影するも、御嶽山上半分映っていないとかまともな写真はありませんでした。
がっかり・がっかりです。
山頂からはすごく近くに西駒山荘が見えます。小屋には帰りに寄ります。
次は「聖職の碑」に向かいます。右は、将棋頭山を振り返っての写真。
途中、天水岩の案内がありました。
岩の上の水溜りが日照りでも枯れないということですが・・・・
そんなことはあるまい。
水が少なくなると西駒山荘から秘かに給水しにくるのでは・・・・。
などと考えてしまう私は、心が歪んでいるんでしょうか?
木曾駒ケ岳・中岳をバックに天水岩。
ナナカマドのようですが紅葉ではなく黄葉していました。
なんだろう。
森林限界の稜線は花崗岩と砂状の地面で空木岳を思い出します。
「聖職の碑」の到着。
大きい碑は、自然の石に刻まれているようです。
大正2年8月に学校行事の登山で11名の命が失われたのです。
手を合わせ黙祷しました。
昨年も韓国から来日した登山者4人が遭難死しています。
穏やかな稜線ですが2700mの高度で天気が急変すると牙を剥きます。
自然を甘く見てはいけない。
本当は、木曾駒ケ岳まで足をのばしたかったのですが・・・・・・・・・・。
そこまで縦走する気力もなく、濃ヶ池に写る宝剣岳を見に行こう・・・。
で、ここまで来ると
「あ~、どんどん下っている。戻りが大変だ。」
で、濃ヶ池もパス。
「西駒山荘でお昼にしよう!」
今年8月にリニューアルオープンしたてのぴかぴかの西駒山荘。
手前は、旧石室。屋根は葺きかえられています。
旧石室は、大正2年の遭難を機に「ここに小屋があれば遭難事故は防止出来る。」
として、石工が泊まりこんで現地の花崗岩を削って壁を積んだものだそうです。
小屋のご主人からここをミュージアムにする予定であるとの話を伺いました。
また、当時は桂小場から登ったのではなく、学校から長いアプローチを経て
木曾駒ケ岳登山を行ったと聞いて(考えれば当たり前なのですが・・・・・・・・)
なんと軟弱な自分なんだろうと少し反省もしたような?していないような・・・・?
お昼はコンビニおにぎりとお茶の予定でしたが、おでんをいただくことにしました。
自然の中でのおでん・・・・・・・・・少しもの足りないのはビールかな、いや熱燗かな。
さてと、お昼のあとは行者岩と茶臼山に足を伸ばしてみよう。
ちょっとガスが湧いてきましたが行ってみよう。
西駒山荘のご主人の話ではここの茶臼山が数ある茶臼山の中で一番標高が高いとか。
分水嶺を過ぎてすぐに行者岩到着。
遠方からは巨岩に見えましたがそうでもない。
南アのオベリスクのほうが立派だな・・・・・・・・。
振り返ると将棋頭山への稜線にガスが掛かっています。
正面が茶臼山。
茶臼山の山頂には小さな社と三角点。
山頂標柱もなく寂しい。
行者岩越の将棋頭山。
ハイマツやシャクナゲのまじる山道を行者岩方面に戻ります。
さあ、下山だ。
あとは下るだけ。
途中、下山者2名に会いました。その他、小屋のご主人と都合3名が今日出会った人すべて。
静かな山を楽しむことができました。
登山口に下り、駐車場に。
ゲートは開いていましたが車は1台しかありませんでした。
この山、お勧めです。
■今回のコースタイムです。
5:54 桂小場 ゲート前駐車場
6:11 登山口
8:32 大樽避難小屋
10:10 分水嶺
11:19 将棋頭山
11:19 聖職の碑
11:42 西駒山荘
12:52 茶臼山
15:25 桂小場
■今日のルートです。
今日のコースです。↓ クリックすると拡大します。
中央アルプス 将棋頭山 終わりました。
次はどこへ行こうかな。
平成26年9月17日(水)
日本100高山の1つ、中央アルプス 将棋頭山に登りました。
この将棋頭山(2730m)という山は知りませんでした。
100高山のリストにその名前を見つけ中央アルプスにあり
新田次郎の小説 「聖職の碑」 の舞台となったところです。
木曾駒ケ岳登山ののクラシックルートと呼ばれる桂小場から登りました。
桂小場の手前林道ゲート脇の駐車場から出発。
先客がいましたがどうやら登山者ではなかったようです。
出発時、GPSが信号を受信せずもたつきましたが待ち切れずそのまま出発。
登山口前にはあづまやがあります。
この中に登山者ポストがあります。夕立などの場合には雨がしのげます。
「西駒登山ルート」 ここから山道の始まり。
最初の水場、ぶどうの泉。
次の水場、野田場。ここは渇水することもあるようです。
静かな山道を登って行きます。
大樽避難小屋。
トイレもありますが「便袋」を使用して・・・・という注意書きがありました。
1900m位からこんな標高を示す表示が。
ひたすら登り・・・・・。
標高2300mの6合目。
展望はありませんがベンチもあり一服するのに良い場所です。
津島神社。社は跡かたもありません。
奥には「ヒカリゴケ」の表示がありますが穴を除いても判らない。
木々の間から権現づるねの尾根が見え小さく西駒山荘が見えます。
写真はズームしてアップ。
急な登りが終わると胸突の頭。
ここから分水嶺まですぐ。
ようやく目指す将棋頭山の山頂が見えました。
稜線は森林限界を超え展望が開けます。
御嶽山がぽっかりと浮かんだように見えました。
こちらは行者岩。帰りに寄ってみましょう。
木曾前岳方向。
もう少し登ると素晴らしい展望があるはず。
このように色付き始めた植物。
冬ルートで将棋頭の山頂を目指します。
もうすぐそこです。
平成26年8月31日(日)
長野県の富士見パノラマリゾートでMTBを楽しんできました。
毎年、夏にクラブでここに繰り出します。
前夜に現地入りし、「前夜祭」と称して大いに盛り上がるのですが・・・・
夜は残念ながら雨。
それでも某所で飲みまくりました。
翌朝・・・・・
なんとか雨も上がり、スペースの一角で大きなタープをはります。
ロープウェイで山頂駅まで一気に700mくらい登ります。
雨上がりのコースで一部ぬかるんでいるところもありますが・・・
泥だらけになったMTB。
Cコースで1本。後はAコース4本を走りました。
午後から、皆と別れて近くの諏訪大社上社本宮に参拝に行きました。
大きな鳥居をくぐって進みます。
手前が何やら工事中に見えましたが・・・お賽銭をいれて・・・厳かな本宮に向かって・・・・・
二礼二拍手一礼でむにゃむにゃ・・・・・・・・。
横での話し声が何気に聞こえてきました。
「写真に向かってお祈りじゃご利益がないよな。」
げ~、本宮を良く見ると確かに写真でした。
修復保存工事中(平成26年12月まで)とのこと。
確かに眼は良くないのですが、話し声が聞こえなかったら絶対判らなかったでしょう。
諏訪大社上社本宮と思い込んでいましたから。
歳はとりたくないなぁ・・・・・。