おーちゃんの 「目指せ。日本200名山!」  そして最近、いい加減な家庭菜園 (^^♪ 

日本百名山トレッカー(悪名高い?)を目指して人生後半ラストスパート!

100座完登後は、200名山を目標に!

大峯奥駆・長い稜線の縦走(2)

2024年07月31日 11時02分53秒 | いろいろな山  山行記録

山深い大峯奥駆・・・

令和6年7月25日(木)
4日目 弥山~小仲坊へ下山

4日目、今日の行程はいくらか余裕がある。心配していた雨も上がってよかった。
弥山の小屋で朝食をいただき6時20分ごろも出発となる。

これから向かう八経ヶ岳。大峯奥駆の最高峰1894mである。

苔むした登山道を進むと鹿除けのゲートがある。

八経ヶ岳到着時にはちょうどのタイミングでガスがかかってしまった。

少し進むと先の稜線が姿を現す。昨日の雨で下草や小笹が濡れており靴下を伝って靴に水が入る。ゲーターを付けるなどの対策が必要であった。

楊枝ヶ宿小屋到着。

仏生ヶ岳はパス。もう、体力に余裕はなくなってきている。烏の水は取水ができない。

視界が開けるとそこは孔雀の覗。尾根上を少し北に登れば孔雀岳であるが当然パス。

「覗」を覗くのは怖いのであまり近寄れない。展望は素晴らしいけど。

釈迦ヶ岳方面。右写真の岩場は、左下を巻く道がついている。結構、注意が必要なところもある。

ハーハー言いながら釈迦ヶ岳山頂に到着。釈迦如来像がお出迎えしてくれる。

山頂標と三角点。釈迦ヶ岳の登りで疲れ果てていたのでここでエネルギー補給。

素晴らしい展望。

行く手に見える稜線上にぴょこっと見えるのは大日岳。

深泉小屋に到着。避難小屋よりお堂の方が立派である。

大日岳の山頂へは修験者の行場でかなり厳しいらしい。その前に寄り道の体力がないけど。下山地点の太古ノ辻に到着。

背くらべ石。ここも行場であった。ここまでが北部の大峯奥駆となる。次回はここを起点に南部の大峯奥駆へ入ることとなる。まだ、予定はないけど。

前鬼に向けて下山する。後は下るだけだと思っていたが下るにも体力は必要。途中の二つ岩などゆっくり見ている気にもなれない。早く降りて休みたい・・・・ようやく、目的地の小仲坊に到着。今日は平日のため、無人であるが素泊まり泊で利用させていただく。

大峯奥駆の北部縦走が終わり、ほっとした。途中の水場もなく2.5リットルの水は空となった。(トマトジュース2パッを残しているが)
久しぶりの縦走は、なかなかハードな行程であった。しかし、明日は前鬼口のバス停まで3時間弱の林道歩きが待っている。しかも、バスは1日1本。朝7:31発であるから暗いうちの出発となる。今日も早寝をする。

つづく

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大峯奥駆・長い稜線の縦走

2024年07月30日 16時22分09秒 | いろいろな山  山行記録

浮かび上がる八経ヶ岳(弥山より)

令和6年7月24日(水)
3日目 山上ヶ岳~弥山まで

3日目の行程も長い。昨日同様、朝4時に出発する。山上ヶ岳山頂はもちろん真っ暗である。そのまま素通りして南に向かい下り始める。すぐに斜面のトラバースがあるが真っ暗なためヘッドライトをつけてるとはいえ様子が良く分からず怖い。滑ったらどうなるのか?恐る恐る進む。そこを過ぎればはっきりとした登山道である。

小笹ノ宿避難小屋につく頃は白んできた。昨夜の宿坊では水を補給することが出来なかった。小屋の裏手を流れる小さな沢で水を汲む。2.5リットルを満タンにする。小屋で朝食の2回目をとる。

山上ヶ岳の東側ルートの女人結界。静かな登山道が続く。

大普賢岳が大きく近づいてくる。

大普賢岳山頂到着。このころはまだ元気であった。

山頂からの景色。

急な下りから先を進む。稲村ヶ岳を望む。ところどころで岩場が出てくる。

これから目指す弥山(と思う。)は、はるか向こうに見えてそれだけ気が萎える。こんなことではどうする。

行者還岳の山頂は登山道からすぐなのであるがパス。行者還避難小屋まで進む。ここで小休止、エネルギー補給。

弁天森と山頂三角点。

弥山への登りは辛かった。この先、写真を撮る余裕は全くなかった。ひたすらハーハー言いながらの登りである。

ようやく弥山小屋に到着。水は2リットル消費していた。

小屋で手続きをして荷物を入れ、空身で弥山山頂へ散策に出かける。鳥居を2つ潜る。

弥山山頂到着。

弥山神社は小さな社である。2礼2拍手1礼をして参拝。

明日向かう八経ヶ岳にはガスがかかっている。

小屋に戻り夕食をいただく。なんと冷たい缶ビールを販売しており、これは買わずにはいられない。1日の疲れが吹き飛ぶような美味しさであった。

夜半より降雨となり少し心配になる。雨の縦走、登山道がぬかっていたりしたらたまらない。明日の晴れを信じて、就寝する。

続く

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大峯奥駆・縦走開始

2024年07月29日 11時21分15秒 | いろいろな山  山行記録

山上ヶ岳の日本岩から大展望 

令和6年7月23日(火)
2日目 吉野~山上ヶ岳まで

2日目の行程は長い。だいたい24km10時間ぐらい。健脚とは程遠いので早出して時間を稼ぐしかない。
朝4時前には宿を出発する。もちろんヘッドライトをつけての行動である。

薄明りの櫻本坊を通過。今日は山上ヶ岳にある櫻本坊参籠所まで行く。吉野を抜けると白み始め山道となる。

墨絵のような大台ケ原方面の山並み。

コースは木々が茂り展望はないが、時折見える遠望は山域の広さを感じる。

四寸岩山通過・・・・

足摺小屋。内部にはお堂がありいわゆる宿泊スペースはない。休憩所というところか。

大天井ヶ岳通過・・・・展望なし。

女人結界の門。

鍋担ぎ行者堂を過ぎ宗教色が濃くなってくる。

中にお堂がある洞辻茶屋はかなり広い。修験者や信者が多く訪れていたのだろう。

山頂が近づくと修験場も厳しいところとなってくる。

有名な西の覗。

なんかおどろおどろしい雰囲気。覗のそばまで怖いので行けない。

でも素晴らしい展望である。

山上ヶ岳の宿坊が見えてきた。お世話になる櫻本坊に荷物を預ける。
空身になって山上ヶ岳山頂に行く。

頂上にある大きくて立派な大峯山寺。

境内より少し上がると笹原の広がる山頂お花畑へ。

蔵王大権現がこの湧出岩から現れたそうな。そのそばにひっそりと三角点。

笹原を少し下ったところにある日本岩からの展望。
すぐ下の宿坊に戻り今日はおしまい。

長い1日であったが、予定通りの行程をこなすことが出来た。
翌日は弥山を目指す。


続く

おまけ 
櫻本坊参籠所ではお風呂に入ることが出来た。これはびっくりである。

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大峯奥駆・吉野入り

2024年07月28日 16時55分20秒 | いろいろな山  山行記録

重厚な金峯山寺 

令和6年7月22日(月)
1日目 吉野入り

吉野は遠かった・・・・・。
いろいろな交通手段があるが初日は吉野入りして観光をしようという思いからバスタ新宿から出ている夜行バスを利用することとした。
23時過ぎに新宿出発。五條バスセンターについたのが朝の8時。
JR五条駅から和歌山線で吉野口へ。そこから近鉄吉野線に乗り換えて吉野口へ行く。

9時半少し前、平日ということもあって吉野口駅には人気がなかった。

日本最古と言われるロープウェイには乗らず(桜の季節を除き火~木は運休なので注意)歩いていくことに。
七曲がりと呼ばれる道をゆっくり登っていく。暑いし今日は慌てる旅でもない。
黒門・堂の鳥居を過ぎると金峯山寺の仁王門。巨大な楼門で国宝であるが残念ながら大修理中である。
金剛力士立像も工事中は奈良国立博物館に移動している。
今回の道中安全祈願もかねて支援のためにご寄進させていただいた。

堂々たる金峯山寺。
本堂である蔵王堂は国宝。単層裳階付き入母屋造り檜皮葺き、高さ34m、裳階の四方36mの豪壮な建造物で木造古建築としては東大寺大仏殿に次ぐ大きさである。

暑くて日陰を探しながら竹林院や吉水神社の小さな庭をうろうろと吉野散策。

昼食をとったお店の窓側は緑の茂った山。

たぶん中千本と呼ばれるところ。(確信はない。)春には見事な桜で大勢の人々を楽しませてくれるところだ。

今日の宿泊先である吉野館にチェックイン。宿泊者は自分一人である。部屋からも桜が眺められるようである。
明日からはいよいよ縦走の始まりである。ゆっくりとお風呂に入り、風呂上がりの至福の一杯を飲み、早めに就寝。

このころはまだまだ気力充分であった・・・・・・・

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大峯奥駈道(北部)の縦走をしました(^^♪

2024年07月27日 19時07分13秒 | いろいろな山  山行記録

早朝の大台ヶ原方面・・・墨絵のよう

令和6年7月22~26日

大峯奥駈道は紀伊山地の霊場・参詣道としてユネスコ世界文化遺産に登録されています。
吉野から熊野まで約170km、役行者が開いたとされる修験者の道です。
八経ヶ岳には登ったことはありますが、そのほかは全く未知の山です。
以前より一度は訪れてみたいと思っていたことから、今回、南の吉野からスタート、釈迦ヶ岳まで北半分を巡りました。

7月22日 東京から吉野へ移動。吉野で宿泊し、翌早朝からの行動です。


吉野と言えば金峯山寺

7月23日 未明から出発。青根ヶ峰~大天井ヶ岳~山上ヶ岳まで縦走。


山上ヶ岳山頂の大峯山寺

7月24日 未明から出発。山上ヶ岳~大普賢岳~行者還岳~弥山まで縦走。


弥山山頂の弥山神社

7月25日 弥山~八経ヶ岳~釈迦ヶ岳~太古の辻~小仲坊に下山。


釈迦ヶ岳山頂の釈迦如来像

7月26日 小仲坊~前鬼口(バス停)ーバスで大和上市駅まで


下山地・前鬼口バス停前の池原貯水池

全体のコースです。↓


詳しくは後で・・・

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自転車で多摩湖・狭山湖周回をしました(^^♪

2024年07月19日 11時51分12秒 | 雑記

早朝の多摩湖

2024.07.18 

多摩湖を周回する自転車も走れる遊歩道
があります。涼しい朝のうちにトレーニ
ングをしようということで
友人と待ち合
わせをし、狭山公園からのスタートです。

早朝にも関わらす散歩の人・走る人・自転車
・そして愛犬と一緒の人などで結構います。

狭山湖畔を抜けて・・・・

道はダートになってアップダウンもあり。
六道山に到着。早朝のため展望台への入り
口は閉じられており、展望を楽しめず・・

おおよそ20kmでスタート地点に帰着。
終わった後の冷たいノンアルコールビー
ルが美味しい。秋には琵琶湖一周のビワ
イチを予定しています。自転車はロード
バイクではなく(持っていない)マウン
テンバイクです。体力をつけとかないと
走り切れません。どうなることやら、今
から楽しみです・・・・・・・・・・・

今日のコースです。↑


梅雨が明けました。来週は山に入ります。

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佐野厄除け大師に参拝 (^^♪

2024年07月06日 10時44分24秒 | 雑記

お正月は大賑わいらしい・・・・・

 

令和6年7月3日

4日大平山ハイキング前日は、
前乗りで佐野へ入りました。

佐野と言えば佐野厄除け大師!
とくれば、参拝をしないと。。

正式には惣宗寺(春日岡山 転法輪院
惣宗官寺)と称するそうです。。。

金銅大護摩釜と奇跡れいすい観音
金ぴかでド派手な感じがしますが

佐野と言えばもう一つ、ラーメン
行列店ではありませんが佐野山銀
の手打ち麺、スープはあっさり系


宿泊先は、公営の 栃木 JIMINIE 倶楽部
自然の家みかも。2024年4月にオープン
した自然体験型教育拠点、出来立て!

セルフサービスですが新しいので
気持ちがいい。食事は質素ですが。

サービスなしの宿ですが新しい。
費用も安くお勧めです。。。。。

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栃木・太平山の灼熱紫陽花ハイク (;^_^A

2024年07月05日 14時54分40秒 | いろいろな山  山行記録

花を楽しむ余裕はなかった・・・・

令和6年7月4日

栃木・安蘇山塊の太平山(341m)、初めて知った山です。
古刹に咲く紫陽花と陸の松島を・・・ということで山岳会
主催のハイキングに行ってきました。ただただ暑かった。

JR両毛線の太平下駅から出発。

歩き出すとすぐに太平山が見える。

登山道から舗装道路の広場に到着。
関東の富士見百景とあるが、先が
もやっていてすぐ下しか見えない。

太平山神社に到着。立派な神社で
多くの人の信仰があったのだろう。

それにしても暑すぎる・・・・・

そこから少し登り小さな社
の裏が大平山の山頂となる。

晃石山に向かう稜線も起伏が小さい
が汗をかきかき修行僧のごとく進む。

晃石山の山頂到着。立派な三角点あり。

冷やして持ってきたノンアルコール
ビールをグイっと飲む。この瞬間が
最高の思い出となった。とにかく暑
過ぎた。東京では35度だったそうだ。

桜峠はパスして下山する。
大中寺に立ち寄って終了。

歩いてきた山並みを眺めつつ駅に戻る。


低山で大して歩かなかったが消費した
水は 1.5リットル以上。こまめな水分
の補給をしないと熱中症の危険がある。

修行というより苦行という1日でした。

今日のコース ↓

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