平成30年6月14日(木)
昨日の位山ハイキングに続いて、今日は富山県の金剛堂山。
位山から北を目指してひた走り。途中、ナビに従わず天生峠手前から471号を
北上しての計画であったが入口に「通り抜けできません」との告知あり愕然。
あとは、ナビ任せでどこをどう走ったのかよく判らなかったが5時前に栃谷登山口
に到着しました。トイレと水場があり、前夜泊にも好都合です。
夕刻は、ぶゆが酷く、虫よけスプレーでも我慢できず、避難小屋内で夕食をとり
少しお飲み物などたしなんで?位山登山の疲れもあり、車中で熟睡でした。
早朝、食事をとってから出発です。今日は、夕食までに自宅(東京)に帰らなくては
ならず、4時半過ぎには歩き始めましたが充分明るく問題ありません。
1km、2kmと立派な標柱があり、「まだ1kmかよ。」と思わせ元気づける
ものではありません。まあ、登りは辛いものですから諦めて先を行くのみ。
1346mの方折岳を過ぎると前方に金剛堂山が見えてきます。
花なども咲いていますが、癒されてもぜーぜーの登りは楽になりません。
北アルプスの峰々だろうか。
これは山頂での展望が期待できます。
こっちは白山。残雪の量が半端ない・・・・さすがに白い山です。
後方もよく見渡せます。あそここそピークを思い込んで3回目ぐらい・・・
金剛堂山(前金剛)1637mに到着。三角点も確認。
大展望にふさわしく方向盤も立派です。お決まりのパチリ1枚。
北アルプス方面を凝視すると・・・・・あのとんがった山は槍ヶ岳か!
山頂からぐるりの動画です。(動画の埋め込みが判らず画像にリンクを貼りました。)
この展望だけでも登ったかいがありました。天気が良くてなによりでした。
お社の後ろにお日様が。神々しく光ります。遠くに霊峰白山。
昨日の位山よりスピリチュアルを感じるかも・・・・・・。
南に見えるのが中金剛。こちらの方が標高が少し高いので行ってみます。
まだ、残雪が残っています。コバイケイソウの白い花が見事。
厳しい冬を耐え、夏の短い間咲き誇るコバイケイソウ。
中金剛への道は開放的で素晴らしい。(ちょっとぬかっているところもあるが)
湿原には蛙の大合唱が響き、水の中をのぞいてみると卵がうじゃうじゃ。
もうちょいで中金剛堂山。登ってみるとぼさっとしていて頂上らしくない。
更に南に眼をやると奥金剛堂が見えます。標高は1616mです。こちらがわから
だいぶ低く見えるので帰りを考えると躊躇なくパス。
それにしても白山は堂々としています。
さてと、前金剛堂山に戻ることに。この稜線は素晴らしい。
明るい稜線散歩道を振り返る。ほどなく前金剛堂山に戻ります。
後は、下山するだけ。
どんどん下山。ぬかるみもあったりしますが危険なところもない登山道。
この天気にこの展望ですから、平日でも7名ほどの登山者とすれ違いました。
栃谷口登山道から1kmポストを過ぎ、小沢を渡ればすぐに栃谷登山口です。
無事に下山することができました。
金剛堂山は素晴らしい展望を堪能することができます。東京から遠く離れた山
でしたが十分楽しめ、登ってよかったと思える山でした。ちょっとぬかるみが
気になりますのでレインスパッツなどで準備しておくとよいでしょう。
あとは最後の難関、東京までの長い帰路・・・・。
さて、次はどこに登ろうか。