『皆、どうだった。君たちの気持ちは、俺には充分に判った。イリオネスが案内してくれた第一の候補地で俺もいいと思う。あの場所に砦の建設をしよう。いいな。お前らの気持ちに揺れはないな。あるなら、今、言ってくれ』
アエネアスは、皆と目線を合わせた。気持ちがひとつであることを確かめた。
『統領、私には異論はありません。あの第一候補地は、砦の建設には最適地であると思います』
アレテスが言う。皆からも声があがった。一同の強い意思表示であった。イリオネスは、安堵の表情で話の進展を見守っていた。
『よしっ!決まった。イリオネス、パリヌルス、両人、ご苦労であった。皆の総意だ。この計画を進めてくれ』
一同の気持ちが湧き上がった。
『皆、忙しくなるぞ。力を合わせてやってくれ。あ~あ、イリオネス、パリヌルス、あとはよろしく頼むぞ。俺は、このあとトリタス、オロンテスたちと打ち合わせの用件がある。ふたりは同席してくれ』
アエネアスは、皆と目線を合わせた。気持ちがひとつであることを確かめた。
『統領、私には異論はありません。あの第一候補地は、砦の建設には最適地であると思います』
アレテスが言う。皆からも声があがった。一同の強い意思表示であった。イリオネスは、安堵の表情で話の進展を見守っていた。
『よしっ!決まった。イリオネス、パリヌルス、両人、ご苦労であった。皆の総意だ。この計画を進めてくれ』
一同の気持ちが湧き上がった。
『皆、忙しくなるぞ。力を合わせてやってくれ。あ~あ、イリオネス、パリヌルス、あとはよろしく頼むぞ。俺は、このあとトリタス、オロンテスたちと打ち合わせの用件がある。ふたりは同席してくれ』
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