四人になった彼らは、いろいろ話しながら砦に帰り着いた。彼らは、夕刻の打ち合わせに遅れた。広間には、アレテス、ギアス、アカテス以下14~15人の舟艇の組立作業にたずさわる者たちが集まり待っていた。
パリヌルスは開口一番みんなに話しかけた。
『お~っ!皆、集まっているな。ごくろう、ごくろう。俺たちが少々遅れた、待たせたかな、悪かった』
彼は言葉を区切った。
『早速、打ち合わせをやろう。今日の情報での明日だ。先ず、用材の件だ。俺とオロンテスだが砦建設のときに用材を伐りだした森へ行って、つぶさに見て来た。その森は、造船の仕事にたづさわる我々を充分に満足させる用材が伐りだせる。そのことを確認した。オキテスは用事を終えて帰って来て、俺たちを迎えに来てくれた。彼らと合流して帰砦したというわけだ。では、話をまとめて、明日の予定について話す。アレテス、お前の方はどうだった。オキテスと俺との部下を別にして、チームのメンバーを決めたのか』
『はい、決まりました。その中で中心となって動く者たちが、今、ここにつめている、この者たちです。これらの者たちに、両隊長の部隊からの者が加わって、メンバー編成が、明朝、アサイチで終わります』
パリヌルスは開口一番みんなに話しかけた。
『お~っ!皆、集まっているな。ごくろう、ごくろう。俺たちが少々遅れた、待たせたかな、悪かった』
彼は言葉を区切った。
『早速、打ち合わせをやろう。今日の情報での明日だ。先ず、用材の件だ。俺とオロンテスだが砦建設のときに用材を伐りだした森へ行って、つぶさに見て来た。その森は、造船の仕事にたづさわる我々を充分に満足させる用材が伐りだせる。そのことを確認した。オキテスは用事を終えて帰って来て、俺たちを迎えに来てくれた。彼らと合流して帰砦したというわけだ。では、話をまとめて、明日の予定について話す。アレテス、お前の方はどうだった。オキテスと俺との部下を別にして、チームのメンバーを決めたのか』
『はい、決まりました。その中で中心となって動く者たちが、今、ここにつめている、この者たちです。これらの者たちに、両隊長の部隊からの者が加わって、メンバー編成が、明朝、アサイチで終わります』