つれづれなるままに弁護士(ネクスト法律事務所)

それは、普段なかなか聞けない、弁護士の本音の独り言

いいかげんにしろよ、au

2020-04-23 21:55:00 | 日記
私のケータイはauである。
auの前身の日本移動通信(当時はたしか「IDO」と言ったっけ)時代からだから、かれこれ30年以上の付き合いだ。
まだ「携帯電話」というものが「ちょっと珍しいゼータク品」の頃から早々に契約して、会社名が変わりブランド名が変わっても、ドコモにも白犬様にも浮気することなくずーっとauを使い続けて来たのは、私の高校時代からの親友TがIDO〜KDDIに勤めていたからである(今は出向して別会社の偉い人になっている)。

今年、それまで使っていたJCOMのネット環境があまりに悪いので(通信速度は遅く、Wi-Fiは頻繁にブチ切れる)、Tに相談してauひかりに乗り換えた。

非常に快適である。
速いし、切れない。
なのでauひかりにはなんの文句も不満もないが、昨日、とつぜん

0120-938-112

という番号から営業電話が私のケータイにかかってきた。
それも、まだ仕事している時間帯に、である。
調べてみると、auホームセキュリティの営業の電話番号らしく、ネット上でも「しつこい」「強引」「仕事してる時間に・・・」とすこぶる評判が悪い。

うちの事務所は現在、新型コロナ対策で秘書と事務員は5月6日まで自宅待機、弁護士は交代で毎日1人だけが事務所に出てきて仕事している。
昨日は私の出勤当番日だった。
秘書も事務員も相方の弁護士もいないので、クライアントや裁判所から同時に電話がかかってきたりすると、文字通りテンヤワンヤだ(しかも、不思議なことに何故か電話って同時にかかってくることが多い)。

そういう状態の私のケータイにいきなり電話してきて(電話はいつだって「いきなり」だが)、

「auひかりをご契約のお客様にお得な契約プランのご案内です」

ときた。

以前にもこの手の電話が頻繁にかかってきたことがあったが、「営業電話はかけて来ないようしてもらえないか」とTに泣きついたところ、その後、auからの営業電話はピタリと止まった。
もしかしたらTはKDDI社内でスゴい奴だったのかもしれない。

そういうこともあって油断していたこともある。
そもそも心当たりのない「0120」で始まる番号に応答してしまった私も迂闊だった。

昨日は、電話をかけてきた女性に、
「このケータイは仕事でも使っている。仕事柄、本当に急いで助けを求めて電話してくる人もいる。頼むからこのケータイに営業の電話はかけて来ないで欲しい。営業をしたいのなら自宅宛にDMを送ってくれれば検討する。以前にも同じお願いをしているのだが、申し送りされてないのか?」
と少しキツめに申し入れた。
「たいへん申し訳ありませんでした」
と女性も謝ってくれたので、それで終わったと思っていた。

そして本日。
子どもと夕飯を食べているところに再び、
0120-938-112
から着信が。
昨日と同じ番号であることには気づいたが、もしかしたら、昨日、私がキツめにクレームを言ったので、その謝罪かもと思い電話に出た。

今日は男性だった。
「昨日の女性の上司かしらん?」
と思ったら、

「auひかりをご契約のお客様にお得な契約プランのご案内です」

と一言一句、昨日と同じことを話し始めた。

デ・ジャヴか?

昨日の今日である。
昨日、あれほどこちらの事情を説明して、営業電話はやめて欲しいと申し入れたはずだ。
それ以前にはTの手まで煩わせてauに申し入れをして来た。

もう一度Tに泣きつこうかとも思ったが、彼は今はauの人間ではない。
そんなTに話を持っていくのも筋が違う気がする。
auのホームページを調べて、こういう場合のクレームの窓口を探してみたが見つからない。

なのでブログに書く。

いい加減にしろ、au。

貴社は何か勘違いしていないか?
「電話」というものがいかに無遠慮に、無神経に、相手の日常にズカズカと立ち入ってくる暴力的な道具であるか、ということすら想像できないか?
貴社はそれほどまでに想像力の欠如した人間の集まりか?
そもそも私は、私の携帯電話番号や貴社との契約内容を貴社の無神経な営業活動に利用していいと承諾した覚えはない。
もし、誤ってそんな承諾をしてしまっていたのなら、今、この場で取り消させてもらいたい。

だから、最後のお願いだ。

二度と営業電話してくるな!

今度かけて来たら、Tとの友情も長年の利用実績もクソも関係ない。

その場で携帯電話(家族全員分)もauひかりも契約解除させてもらうからね。

このブログの全読者が証人だ。