前回のブログ記事 【 池田さんが自宅に来てくれました 】に書いたように、これまで製作を途中で諦めていた口径25cmドールキルハム望遠鏡の加工を再開しました。
池田さんとお会いしたことが契機となり、加工の障壁だった難問がいきなりブレークスルーできました。
前回は2011年5月で製作がストップ。その時の様子はブログ記事 【 25cmDK鏡筒2 】をご覧ください。実に13年ぶりの加工再開です。
ということを踏まえ、このブログのサイドメニューに「25cmドールキルハム望遠鏡」というカテゴリーを新たに追加しました。
光学系は1975年に知人の田口さんに研磨していただいたもので口径25cmF9.6です。ドールキルハム(ドールカーカム)系とは、主鏡の凹面鏡が楕円面、副鏡の凸面鏡が球面という反射望遠鏡です。高橋製作所のミューロン系と同じ形式です。
1980年に自作の鏡筒部分を完成済みでしたが、気楽な姿勢で覗ける経緯台架台への搭載アイデアが思いつかず長い年月が経ってしまいました。今回、ブレークスルーができたので、接眼部の改造から始めます。
左側が筒先(天体の方向)、右側に主鏡(口径25cm凹面鏡)のセルが付きます。鏡筒の左上は副鏡(凸面鏡)のセル、右上は斜鏡のセルです。
外径264mm長さ651mmの1.5mm厚アルミ鏡筒の中央に接眼部を配置しています。ドールキルハム式は主鏡の裏面から覗く形式が殆どですが、私の望遠鏡は光路の途中に斜鏡を配置し鏡筒の横から覗く形式です。
当初、一般的なラックピニオン式接眼筒を使用する予定でしたが、アサヒペンタックス67用のヘリコイドリングに変更します。
ヘリコイドリングに天頂ミラーを取り付けられる金具を旋盤で加工中です。
左手で持っているのが完成したヘリコイド式の接眼筒。右は取り外したラックピニオン式接眼筒。光路上に天頂ミラーを入れたのは、裏像を避けるためと椅子に座ったまま楽な姿勢で接眼鏡を覗くためです。
次回のブログ記事 【 口径25cmドールキルハム望遠鏡(アリガタレール固定金具) 】に続きます。
池田さんとお会いしたことが契機となり、加工の障壁だった難問がいきなりブレークスルーできました。
前回は2011年5月で製作がストップ。その時の様子はブログ記事 【 25cmDK鏡筒2 】をご覧ください。実に13年ぶりの加工再開です。
ということを踏まえ、このブログのサイドメニューに「25cmドールキルハム望遠鏡」というカテゴリーを新たに追加しました。
光学系は1975年に知人の田口さんに研磨していただいたもので口径25cmF9.6です。ドールキルハム(ドールカーカム)系とは、主鏡の凹面鏡が楕円面、副鏡の凸面鏡が球面という反射望遠鏡です。高橋製作所のミューロン系と同じ形式です。
1980年に自作の鏡筒部分を完成済みでしたが、気楽な姿勢で覗ける経緯台架台への搭載アイデアが思いつかず長い年月が経ってしまいました。今回、ブレークスルーができたので、接眼部の改造から始めます。
左側が筒先(天体の方向)、右側に主鏡(口径25cm凹面鏡)のセルが付きます。鏡筒の左上は副鏡(凸面鏡)のセル、右上は斜鏡のセルです。
外径264mm長さ651mmの1.5mm厚アルミ鏡筒の中央に接眼部を配置しています。ドールキルハム式は主鏡の裏面から覗く形式が殆どですが、私の望遠鏡は光路の途中に斜鏡を配置し鏡筒の横から覗く形式です。
当初、一般的なラックピニオン式接眼筒を使用する予定でしたが、アサヒペンタックス67用のヘリコイドリングに変更します。
ヘリコイドリングに天頂ミラーを取り付けられる金具を旋盤で加工中です。
左手で持っているのが完成したヘリコイド式の接眼筒。右は取り外したラックピニオン式接眼筒。光路上に天頂ミラーを入れたのは、裏像を避けるためと椅子に座ったまま楽な姿勢で接眼鏡を覗くためです。
次回のブログ記事 【 口径25cmドールキルハム望遠鏡(アリガタレール固定金具) 】に続きます。
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