8人のメンバーで2005年に開設した沖縄県の宮古島天体観測所には、口径50cm反射望遠鏡が設置されています。
2022年11月下旬に宮古島を訪問し、50cm反射望遠鏡で木星を撮影中に異変が起きました。
突然、赤道儀の恒星追尾が若干速くなったり遅くなったりと不安定になりました。再起動しても直りません。
駆動回路を設計製作されたTさんに電話で相談したところ、この際、新しい駆動システムに入れ直してみてはと提案されました。
日本では沖縄方面で2023年3月24日(金)の夕方に金星食(月の裏側に金星が隠される現象)が見られるので、Tさんは宮古島でその金星食を見る予定だそうです。その際に宮古島天体観測所の赤道儀を見てもらう段取りとなりました。
現地で確認してもらったところ、電子基盤がかなり錆び付いていたそうです。特にクロック回路の導通不全が恒星時追尾の不調原因ということが判明。
観測所は海の近くにあります。設置後18年が経過し、塩害・夏場の暑さ・強い湿気などの影響でしょうか。
今回、変更された駆動システムは、E-ZEUS(イー・ゼウス)です。電子基盤には念入りに錆防止処理を施したとのこと。
E-ZEUSの詳細は、下記リンクを参照してください。
【 赤道儀自動化導入プロジェクト E-ZEUS 】
3月下旬に新しい駆動システムが組み込まれた50cm反射と尽力してくれたTさんです。フォトグラファーのNさんが撮影した画像を提供していただきました。
駆動システム変更の作業をしてくれたのは、TさんとNさんの2人です。私は所用で立ち会いができませんでした。
駆動モーターは4年前に発売された新型モーターへと交換され、高速域トルクが2倍近くにアップ。同時に赤経と赤緯の歯車全部の噛み合わせトルクも調整していただきました。
SUPERSTARというアプリを使えば自動導入が可能となりました。もちろん手動導入も可能で、これまでのコントローラーも使えるとのこと。至れり尽くせりです。
今後、駆動系の保守をしていただけるとのこと。とても安心です。ありがとうございます。
2022年11月下旬に宮古島を訪問し、50cm反射望遠鏡で木星を撮影中に異変が起きました。
突然、赤道儀の恒星追尾が若干速くなったり遅くなったりと不安定になりました。再起動しても直りません。
駆動回路を設計製作されたTさんに電話で相談したところ、この際、新しい駆動システムに入れ直してみてはと提案されました。
日本では沖縄方面で2023年3月24日(金)の夕方に金星食(月の裏側に金星が隠される現象)が見られるので、Tさんは宮古島でその金星食を見る予定だそうです。その際に宮古島天体観測所の赤道儀を見てもらう段取りとなりました。
現地で確認してもらったところ、電子基盤がかなり錆び付いていたそうです。特にクロック回路の導通不全が恒星時追尾の不調原因ということが判明。
観測所は海の近くにあります。設置後18年が経過し、塩害・夏場の暑さ・強い湿気などの影響でしょうか。
今回、変更された駆動システムは、E-ZEUS(イー・ゼウス)です。電子基盤には念入りに錆防止処理を施したとのこと。
E-ZEUSの詳細は、下記リンクを参照してください。
【 赤道儀自動化導入プロジェクト E-ZEUS 】
3月下旬に新しい駆動システムが組み込まれた50cm反射と尽力してくれたTさんです。フォトグラファーのNさんが撮影した画像を提供していただきました。
駆動システム変更の作業をしてくれたのは、TさんとNさんの2人です。私は所用で立ち会いができませんでした。
駆動モーターは4年前に発売された新型モーターへと交換され、高速域トルクが2倍近くにアップ。同時に赤経と赤緯の歯車全部の噛み合わせトルクも調整していただきました。
SUPERSTARというアプリを使えば自動導入が可能となりました。もちろん手動導入も可能で、これまでのコントローラーも使えるとのこと。至れり尽くせりです。
今後、駆動系の保守をしていただけるとのこと。とても安心です。ありがとうございます。
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