あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

隅田川ビルに反射し秋深し  あきオジ

2010-11-06 18:58:50 | 日記
ビール会社のビルを裏側から写した写真です。
考えてみれば見ているのは休日ばかりです。
ここではどんな人たちが働いているのでしょうかね。
ビールを作っている工場ではないようです。
隅田川がきれいだと言っても
河の水を使って飲料水を作っているのでは
イメージが悪いですね。

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この道や行く人なしに秋の暮  芭蕉

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「イ・サン」を見ています。
ハイビジョン放送を見ていますので吹き替えなしです。
ですから、字幕を見ていないと内容が理解できません。
いつのも「ながら」ができないのです。
日本のかつての時代劇のように、主人公だけでなく、その周辺にいる人が危機に陥り
はらはらどきどき、でも、都合のいいときに都合のいい人が登場して
問題が一気に解決する。
そんなことが二話がセットになって展開しています。
少々、主人公などに思慮が足りなかったり
陰謀が入り乱れるとしては無防備でありすぎたり
あれこれ気になりますが
それはそれとして見なくてはいけないのですね。
「それはそれでみなくちゃ」と助言されても
うまくいきませんね。

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死を思う夕べの風は首をまう  あきオジ

2010-11-06 18:40:27 | 日記
神代植物公園の紅葉もまじかですね。
植物園のユリの木のような巨木があると
ほっとしますね。

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高浪打ちかえす砂浜に一人を投げ出す  放哉

げつそり痩せて竹の葉をはらつている 放哉

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放哉の句が、自分をむき出しにしないで押し込んでしまうことを山頭火の俳句が逆に教えてくれます。
二人が存在するから自由律の俳句の意味が見えてくるし「限界論」も理解できます。

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暇なきを自慢するか菊が咲く  あきオジ

2010-11-06 18:35:12 | 日記
神代植物公園の菊です。
なぜか、特殊な技術を要する菊を植物園では育てていないようです。
理由があると思いますが
その理由を聞かなくても
なるほどという感じですね。
あそこまで手を入れると
花というより人工的な造形ですね。
でも、好きな方もいるのですね。

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春の山からころころ石ころ  山頭火

おちついて死ねさうな草萌ゆる 山頭火

(晩年のあるがままの運命を受け入れる覚悟ができはじめたのでしょうかね。年代を追って読むことも考えなくてはいけなくなりましたね。)

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山頭火の解説書を数冊読んでいますが、解説書を書こうとする段階から思い入れがありますから、好意的な解説になります。でも、その視点がかなり違っているのは当然としても、どの解説書も俳句の鑑賞として書いています。山頭火の仏教の修行者としての意味合いをほとんど無視しています。まあ、それほど熱心な出家者とも思えませんが、宗教的な体験がいろいろ俳句に影響していると思うのですが、どの解説書も軽い扱いです。その辺りも興味あるところですね。そのうち、ぼちぼち・・・・。

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酉の市は7日でしたね。
冬の風物詩ですね。
季節の行事を追いかけるのは
それなりに楽しみですし
季節のけじめですね。

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手をつなぐ子が見上げるたる菊の花  あきオジ

2010-11-06 06:19:09 | 日記
神代植物公園に小学校低学年の子らが見学に来ていました。
彼らの楽しみは弁当と広場での追いかっけっこにあるようです。
先生が「きれいだね」と声を掛けても
あまり熱心ではありませんでした。
それもいいかも。

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港に雪ふり銀行員も白く帰る 兜太

夜の餅海暗澹と窓を攻め 兜太

(どこかの美術団体の公募展に出品されている絵のようにも見えますね。絵画的で意味不明です。でも絵より情報が少ないだけ迫ってくるものが乏しいですね。情感が与えられると大きくそのイメージを自分に引き寄せて楽しむのが日本人ですね。そんな気がします。とりあえず、今の時代の俳句には「このような流れもある」ということだけにしておきましょう。)

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今でも日展を楽しみにしている人が多いのだそうです。時代を引きずっていますが、もう過去の発想ですね。彫刻などは若い男女の裸体彫刻が並び、不気味ですね。それなりの素材をそれなりの手法でさばいていますから「上手」ではあります。でも、上手な人のサロンであっても、刺激的ではありません。それもいいかもしれませんがいついっても同じです。そのような人のよって伝統が守られているのですね。それもありかな。

流れ去る水に寄りそう萩の花  あきオジ

2010-11-06 05:54:14 | 日記
薔薇も最後ですね。
寒さに凍える薔薇は淋しいですね。

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秋風あるいてあるいても  山頭火

(この句、現代の書家が素材にしたがるような気がします。書展でみても八木重吉と山頭火は多いような気がします。
短い言葉の中に情感が溢れているからでしょうか。この句は私のような素人でも書きたくなりますね。この季節の「しみじみ」です。)

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早起きしたときは、空から見た日本とか木造駅舎の旅とかいう番組を見ています。
「ああ、これが日本だ」と思いますね。
日本の常識は地に生きる庶民に支えられている。
政治家や文化人ではない。
そのことを実感しますね。

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