あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

何を待つこともなけれど秋の駅  あきオジ

2010-11-17 20:29:11 | 日記
沢井の駅前の店でメニューを見ている人がいました。
でも、残念ながら今日は定休日でした。

そんなとき電車を待つ時間が長いのです。
それはそれで楽しいですね。
撮った写真を覗いたり
観光地らしくない
さりげない光景に目を向けたり
写真にしたり
それがいいですね。
肩がはらない写真
ゆるい写真も面白い。

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心からしなのの雪に降られけり  一茶

(あたたかい心根、そして、故郷への思いや、自然に向かっての謙虚さ。いいですね。)

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絶景も高所恐怖症の泣きどころ  あきオジ

2010-11-17 20:18:10 | 日記
御嶽の橋です。

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最近、俳句作りが面倒になりました。
形式が内容を決めてしまうのですね。
しかも、季語が必要だとか・・・
伝統芸能でいいとすればそこまでの話ですけれど。
芸術家をめざしているわけでもなく
俳人になることなど考えたこともない。

かといって、詩人にもなれない。

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好きにしたらどうですか・・・?

はい、そうします。

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初雪や古郷見ゆる壁の穴  一茶

うら壁やしがみ付たる貧乏雪  一茶

(貧乏雪とはどんな雪?そんな思いがしますが、知る人ぞ知るのでしょう。ときおり、一茶の世俗的表現を「もっと、素直な表現でいいじゃないの}と言いたくなります。きっと、新しさを模索し、土俗性を「ねらい」としたのだと思います。「そんな無理しなくてもいいじゃない。」と言いたくなりますね。ちょっと痛々しい。)

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朝日さす流れに伸びる烏瓜  あきオジ 

2010-11-17 20:09:09 | 日記
渓流に沿った遊歩道にミカン
多分・・・。
わかりません。

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飯のうまさもひとりかみしめて  山頭火

大空の下にて御飯ひかり  山頭火

(これほど握り飯をうまそうに歌った俳句をしらない。当たり前の言葉だけをつかった俳句いいですね。)

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とりとめのない話を久しぶりにしました。
ときには意味のない
会話だけを楽しむ。
それって、ことのほか難しくありませんか?

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一面の紅葉が見送る御嶽駅  あきオジ

2010-11-17 07:28:21 | 日記
御嶽の駅には懐かしさが溢れていますね。

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はつ雪を煮喰けり隠居達  一茶

春風や鼠のなめる角田川  一茶

(季節を感じる句はいいですね。ときの流れを感じますし、すべてのものは変化し変わり、そして世代交代をする。そんなことを教えてくれます。それにしても、生きていく人や動物の変化についての観察がいいですね。嬉しくなるような風景です。)

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