
この丘の向こうに kissデジN・TAMRON18‐250mm DⅡ
大晦日とお正月のどちらが面白いかと言われたら、そりゃもう、大晦日に軍配である。
いや、子どもの頃の話。
昭和のど真ん中で準田舎の私が育った頃は、用事と行事が新年に向けて怒涛の勢いで流れていった。
それは台風がやってくるときの高揚感と同じようなもんだ。
大晦日のクライマックスの紅白歌合戦の蛍の光が聞こえてくると、全てが終わってしまった虚無感に襲われ、そのあと、テレビから流れてくる除夜の鐘は寂しくて切なくて、お正月がすっかりかすんでしまった。
今じゃ、簡単におそばを食べるくらいの大晦日。
紅白もほとんど見ないし、パコパコPCの大晦日。
せめて、除夜の鐘を聴こう。
その辺から聞こえてくるわけもないから、そこは心の中で、ごーん、ひとーつ、ごーん、ふたーつ…
煩悩退散よりも、ひつじが1匹~ひつじが2匹~効果の除夜の鐘である。
1年間「!?的写真」と「気まま駄文」にお付き合いくださりありがとうございました。
来年も楽しく撮りましょう、書きましょう。

追記
クリコシマスのケーキはようやく本日デコレーションして6人のお腹の中へ。
冷蔵庫も空きが出てやれやれ。
クリスマスケーキもこれで報われたことでしょう。