天気良し、体調良し、都合良しと、3拍子揃ったので、朝に「この前言ってた伏見稲荷山行く?」と友だちにメール。
昨夜のうちに都合訊こうかと思っていたが、今朝の私の気分次第で決めようと、朝寝坊してしまったのにもめげず、9時半ごろにメールしてみた。
上手い具合に友だち2人とも「明日はアカンけど今日は予定無し、行こ行こ!」
持つべきものは今日の今日でも付きおうてくれる友である。
京都歩くガイドブックをコピーして、コンデジ持って、駅でおにぎり買って、丹波橋に11時20分集合。
五百羅漢の石峰寺も近いやん、行きたい!ので、急遽深草で降りた。
百丈山石峰寺は黄檗宗の禅寺で、伊藤若冲がここに草庵を結び五百羅漢像を作り、伊藤若冲のお墓もある。
境内の竹林の中に散在している五百羅漢は写真撮影スケッチ禁止とあった。
他にひと気もほとんどなく閑散としているし、屋内展示の絵画でもないし、石の羅漢像はいっぱいあるし、なんで禁止なのかよくわからず。
確かにスケッチや三脚立ては迷惑かもしれないが、スナップ写真もダメって…
ネットで調べたら、柵内に入ったり、羅漢像に水をかけたりロウソク立てて撮影したり等。
他のお寺も混雑や撮影マナーが悪くなって禁止のところが増えている。
お寺は参拝するところであって、紅葉撮影する場所ではないというのは正論だけど、美しいお庭が多いもんね、京都は。
羅漢さんは顔の造作も摩耗しているものから、ハッキリ顔立ちがわかるものまで、いろいろ表情豊かで面白い。
これは拝観パンフレットの画像
近くの児童公園のベンチでおにぎり、コーヒー、みかんの昼食。
石峰寺から伏見稲荷まで住宅街を通り、途中にぬりこめ地蔵という大きいお地蔵さんのお堂がある。
ビオレママか?
歩いている人もほとんど居なかったのに、稲荷山の林の中に赤い鳥居が見えたと思ったら、突然、大混雑の人の波。
めちゃくちゃ多いとは思っていたら、初もうで並みの人、人、人。
8割は外国人みたい。
絵馬がとってもキュート。細目を眉毛にしていろんな顔を描ける
伏見稲荷は昔、初詣に1度訪れたが、奥社や稲荷山には行ったことがない。
これだけ真っ赤な鳥居が連なると、ホントそこいらからお狐さん妖しいパワーが立ち上ってくるような…気は致しません(笑)
色彩に欠ける侘び寂びのお寺に比べたら、はるかにわかりやすく、そりゃ外国人受けするだろうと思う。
フッと人波が途切れて、稲荷山に向かう面は何も書いてないが、反対側には奉納者の名前や建立年月日がぎっしり書いてある。
伏見稲荷大社本社(今回は通ってない)から稲荷山巡りは鳥居のトンネルと石段を登ってぐるっと2時間かかる。
展望の良い場所があり、右手、男山の向こうにチョコチョコ飛び出しているのがくずはタワーマンション。
かすんでいるが、↓はあべのハルカス。
四つ辻はお店もあり、観光客参拝客も多い。皆よく登ってくるね。
まだまだ鳥居をくぐって
稲荷山山頂の一之峰上之社、3分くらい並んで参拝
反対側から下りて行くと、薬力大神のご神木の杉など、健康願掛けしてさすっておきました(笑)
ここは今年の10月14日のNHK歴史秘話で放映されたそうだ。
また、少し下ると、なんか火が燃え上がっている!
ちょうど火焚祭をやっていて、しばし眺め入った
こういうのを見て、やってくるんですね。
紅葉がキレイだった蛙の社
ここで、コンデジのバッテリー切れ!
伏見稲荷をあとにして、もうひとつ行ってみたいところがあるのに…時刻は2時40分でも、晩秋の曇りはだんだん薄暗く。