1969/04/09に生まれて

1969年4月9日に生まれた人間の記録簿。例えば・・・・

走姿を得たり9

2009-10-10 22:31:55 | リトルリーガーの記録
ボクとリョー坊は新しい走姿を手にいれる(足にいれる?)ことができたのだと思う。

それはスムーズな膝関節がもたらした結果だと思う。
つまりスムーズな膝関節がムチのような動きを足に与えた結果なのだと思う。
大前提は正しい姿勢であることなんだけど、足が地面に着地した瞬間、くるぶしと耳たぶを結ぶラインが地面に対し垂直であれば、全ての関節で体重を支えることになるから各関節の荷重負担は軽減されるし、また、各関節がバネのような役割を果たす結果、一端吸収した荷重に対して反発が生まれるのだ。その反発を利用すれば体は勝手にバウンドしてくれるし、そのバウンドを利用して足はたやすく折り曲げられ、さらに、折り曲げられたぶんだけ角速度が増すから容易に太腿がスイングでき、スイングの速度が増せば(膝関節がスムーズであれば)ムチ動きが増すってアンバイなのだ。そして、そのムチ運動の結果、膝が伸びた瞬間(着地した瞬間)に先端部(足裏)には回転運動が勝手に発生しているから、その強いエネルギーで地面を叩く=蹴る(意識して蹴ってはゼッタイダメ)ことができるのだ。
つまり、足が地面に着地した瞬間、正しい姿勢であれば体全体がバネの役割を果たして軽々とバウンドし、足裏はムチ運動によりもたらされた大きな回転エネルギーで地面を叩いてる=蹴ってるってそういうことなのだ。

だから、「走姿」を手に入れれば「疲れない」とそういことだったのだ。

ここまでくれば、さらにスピードアップを図るためには、どこをどう鍛えればいいか、おのずと見えてくると思う。また、野球の投打法を考えた場合、このムチ運動が重要なファクターであることに気付いた人は多いと思う。

近日中に、ピッチング、バッティングにおけるコントロールとムチ運動について記録しておきたいと思う。

乞うご期待!



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

走姿を得たり8

2009-10-10 22:29:35 | リトルリーガーの記録
大またスイング歩きを1周してもとの場所に戻り、軽くストレッチをしながら休憩をとった。

ひょっとして準備が整ったかもしれないと思った。運動する前は膝をちゃんと温めろと昔から言われてたけど、こういうことだったのかと思った。

「リョー坊、そろそろ走ってみるか・・」
「ウン」

「最初は歩くところから始めて、だんだんスピードを上げてってみようか・・・」

タ 、タ 、タ 、タ 、タ 、タ 、タ、タ、タ、タ、タ タ タ タ タ タ タタタタタタタタタ・・・・・

気持ち~い!

70mくらい走っただろうか。今まで経験したことのない感覚の走りだった。自分で走っているというより体が勝手に走ってくれてるって感覚だった。足が勝ってにバウンドし自分の尻を蹴ってるようなかんじで、自分はただ足に乗っているようなかんじなのだった。

「なんか、こんなの初めてばい、リョー坊!、なんかスッゲー気持ちよかったバイ」
「リョー坊もッ!・・・足にお尻を蹴られてるみたいだった!・・・」

驚きと喜びと興奮で顔を見合わせたのだった。

「もう一回走ってみようか」
「ウン」

正しい姿勢の歩行から始めてぇ~
タ 、タ 、タ 、タ 、タ 、タ 、タ、タ、タ、タ、タ タ タ タ タ タ タタタタタタタタタ・・・・・


次に気が付いたことは、足に疲れがほとんどないということだった。
特にふくらはぎにはマッタク疲れを感じなかった。

他のランナーには迷惑だったかもしれないけど、インターバルをもうけたこのダッシュでドーム内を2周したのだった。

つづく
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

走姿を得たり7

2009-10-10 17:44:41 | リトルリーガーの記録
ベンチに座って休憩しながら第2弾を試すかどうか悩んだけど、やってみることにした。

「なぁ、リョー坊、こんなことできる?」

ボクは一端軽く膝を曲げ、足の自然な落下を利用して踵で地面を蹴る(こする)ような歩きをして見せた。
リョー坊にはそれができなかった。
「お、できんごたるね、膝から下の力ば抜けばよかったい」
なかなか力を抜くことができなかった。
ボクはリズムを取り入れて歩いてみた。
「トゥ、ウッ、タ~ン、トゥ、ウッ、タ~ン、トゥ、ウッ、タ~ン、トゥ、ウッ、タ~ン・・・」
トゥで左足を地面につき、ウッで軽く右足を曲げ、タ~ンで踵を地面にこするようなステップをしてみせた。
なんとなくできるようなかんじになってきたけど、左足がぎこちなくリズムを外すことが多かった。
「トゥ、ウッ、タ~ン、トゥ、ウッ、タ~ン、・・・オマエが声だして言わんかい!」

これでドーム内を2周した。ほぼできるようになった。

「リョー坊、歩いてみようか」
膝のスムーズな伸展ができるようになっていた。
「なんか違うかんじがするんじゃない」
「うん」
「だって、歩き方がさっきと全然ちがうもん」

姿勢よく1周歩いた。そして休憩をとった。

さて、いよいよ第3弾を試すときが来た。

「リョー坊、今度はこれをやってみようか、こんなふうに腿を大きく振ってさ、大またで歩くかんじなんだけど、膝より下はモノがぶら下がっているようなかんじで・・・・、こんなかんじ、こんなかんじ、・・・ブンって腿をスイングさえて足を勝手に放り出すようなかんじたい、・・・・・お、お、そんなかんじそんなかんじ、ウマイウマイ、・・・あ~ばってんもっと自然なかんじがよかごたぁ~・・・、あ~・・左右にはフラフラせんごつね・・・、足の向きはまっすぐばい・・・、あ~ほら今よそ向いた・・・、足の向きは注意しようっか~、・・・・まっすぐ・・まっすぐ・・・大きくスイ~ング・・・そうそう・・・」

インターバルをもうけながら、この大またスイング歩きを半周ほどやった頃、今まであまり感じたことのないことを感じ始めた。膝がぽかぽかしだしたのだ。膝がジワーっとあったかい感じがしだしたのだ。そしてそれがなんか気持ちいいのだった。ひょっとして、この感覚って、女性が感じちゃっているときのソレと似ているのかもしれないとHなことを想像しちゃったけど・・・、

「リョー坊、膝がぽかぽかあったかいんだけど・・・」
「ウン、リョー坊も」

つづく
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする