平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い81 集団的自衛権で防衛費拡大

2015-08-02 09:13:12 | 日記
    平和の希い81 戦後70年 
     集団的自衛権で防衛費拡大

 2016年度予算概算要求額が、過去最高を更新5兆円規模とのこと。(2015.8.2.日経朝刊)

集団的自衛権で自衛隊の任務が拡大することを前提にしていることが明白です。目下参議院で論議中なのに。出来レースのつもりなのだ。
厳しい財政状態の中で、本当に国民のための政治になっているのか、安倍総理の政治感覚が狂っているように思います。

安倍首相の歴史認識の一つ、太平洋戦争に対する評価、特に「侵略」だったか否かについての見解は 「侵略戦争をどう定義するかという問題
も当然ある。それが確定しているかといえば、まだ学問的に確定しているとは言えない」と、「学問的確定?」って何だ?
要するにA級戦犯だったおじいちゃん(岸信介元首相)達を庇って、「侵略戦争」と言いたくないようです。

東條英機等死刑になった「東京裁判(極東国際軍事裁判)」については、「サンフランシスコ講和条約第11条により極東国際軍事裁判所の裁判を
受諾している」にも拘わらず、「いわば連合国側が勝者の判断によってその断罪がなされたんだろう」と、勝者側の一方的裁判だから認めたくない
みたいです。やはり、A級戦犯だったおじいちゃん(岸信介元首相)達を庇っているんです。庇うためのも靖国詣では止められないのでしょう。
国民の為と言うより、数百万人を死地に赴かせ、アジア諸国はじめ世界の人々を戦火に巻き込み塗炭の苦しみを押し付けた大罪人を庇護する
安倍総理は政治家としては最低です。
あげくの果ては、憲法違反明白の「集団的自衛権」で、国民を戦争とテロに巻き込もうと言うのだから、東條英機の亡霊に憑りつかれているとしか
思えません。

もう、安保関連法案国会通過を見越して、防衛費拡大が始まってます。安保関連法案は絶対廃案にするべきです。
孫や子供たちが戦争に駆り出されないためにも。膨らむ防衛費を福祉などにまわすためにも。