平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い84 広島70年目の「原爆の日」

2015-08-09 10:59:59 | 日記
 平和の希い84 戦後70年 
     広島、戦後70年目の「原爆の日」

広島の原爆死没者が29万7684人になった。戦争当事者(戦闘員)を含むが、圧倒的に多いのは子供達を含む一般市民である。一瞬のうちに未来を失った方々。

ポツダム宣言をもっと早く受諾していたら・・・・と悔しい。
無謀な戦争を引き起こした張本人達が、無知蒙昧のうちに時間を空費し、敗戦明白の状況を理解しながら「一億玉砕」を叫ぶ愚かさ。
終戦記念日に合わせ、終戦の舞台裏が報道されると、結果論とは言え、無念の一言。

大正5年8月9日生まれの母が、白寿に6日届く前に亡くなりました。
無残な戦争を必死に潜り抜けてきた経験から、「どんな理屈があっても、人が人を殺しあう戦争は絶対してはいけない」というのが口癖でした。

広島市長が、「各国の為政者は、核や武力よりも『人類愛』と『寛容』をもって戦争が無い世界平和を実現するよう尽力するべき」旨の指摘をされた。
全世界の人が肝に銘ずべきことだと思います。

世界の核兵器は1万5700発あるようです。人類が何度も滅亡できるのです。

核不拡散だ、抑止力だなどではなく、核廃絶であり、戦うための武力を根絶すべきです。
何よりも、全世界の国が、第二次世界大戦の反省を活かして、日本の「戦争放棄」を謳う「平和憲法」を制定すべきです。国と国との戦争は無くなります。テロの温床である戦争が無くなれば、宗教対立や民族対立など難しい問題のテロ以外は無くなるはずです。

むやみに仮想敵国みたいな論理を展開して「集団的自衛権」を含む安保関連法案を押し通すことは、世界平和を遠くするだけです。
日本は、広島・長崎、終戦記念日など「悲惨で人類にとって無意味な戦争」の事実を見据えて、「武力によらない」世界平和実現をするために国連を舞台に積極的に努力すべきです。