平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い1161  高プロは、パワハラの元に?

2018-06-01 09:33:39 | 日記
      平和への希い1161 戦後73年 
    高プロは、パワハラの元に? 2018.6.1.
安倍政権は、数を背景に、最重要法案としていた、「働き方改革関連法案」を、5月31日衆議院を通過させ、
今国会で成立する見通しとなった。
過度な残業で過労死したり、ブラック企業が労働基準法違反(電通のように、労働時間を虚偽報告など)する、
等、経営の力が強い中での「法案」である。

特に、高度プロフェッショナル(以下高プロ)の方々が、時間給制度からはずれることが問題になっています
年収1075万円以上の高度専門人材(研究・企画・金融・コンサルタントなど)は、時間に縛られず、自由に
働けるというメリットもありますが、年収1075万円という数字は、法律には明記されず、
「厚労省が、平均労働賃金の3倍と決めた額」となっており、厚労省令で自由に決められる仕組みになっている。
平均賃金が下がれば、1075万円ではなくなるのです

もし、高プロの基準金額が下がり、本人の希望で「高プロから外して」と言っても、会社に「高プロ制度の適用
に合意してくれ」と迫られたら、断れ切れるかどうか。
「高プロ」を口実に、残業代の面でも、過重労働の面でも、労働者が会社の「食い物」されてしまう懸念がある
ということで、野党は反対していますが、結局は数の力で押し切られるのです。

高プロ制度を隠れ蓑に、会社が「パワハラ」できるのです。
今は、関係無いと思っている新入社員も中堅社員も、行く行くは自分の「問題」になるのです。
昔、会社側の人間として、労働組合との団体交渉で苦労したことがありました。
労組は、常に、会社が「気に食わなければお辞めいただいて結構です」というキバを剥くことを警戒して、
会社側の妥協案に慎重だった。根本的には、会社と労働者の力関係は今も変わっていないのです。
高プロ制度で、会社側のパワハラが公然と行われる可能性があるのです。
高プロ一家の生活が掛かっているのです。しっかり議論する必要があるのです

ウォーキング中に出会った花々です。

6月1日、「今日は何の日カレンダー」より
気象記念日(気象庁)、電波の日、人権擁護委員の日、写真の日、国際放送記念日、真珠の日、万国郵便連合加盟
記念日、麦茶の日、ねじの日、梅の日、ガムの日、あゆ解禁,衣替え,生糸年度始め,薪能,氷の日,バッジの日、
省エネルギーの日(毎月)男女雇用機会均等月間、まちづくり月間(建設省,都道府県,市町村)
▲西光・俊寛らの平氏討伐の鹿ケ谷の陰謀発覚[鹿ヶ谷事件](1177)▲日本初の写真撮影。モデルは薩摩藩主・
島津斉彬、カメラマンは長崎の上野俊之丞(1841)▲東京気象台設立(1875)▲東京で初めて天気予報(1884)
▲東京天文台設置(1888)▲八幡製鉄所操業開始(1897)▲日比谷公園開園(1903)▲幸徳秋水大逆罪容疑逮捕(1910)
▲荻野久作、荻野式避妊法を発表(1924)▲「国民歌謡」放送開始(1936)▲アメリカの人気ヒーロースーパーマン、
この日創刊の雑誌「アクションコミックス」でデビュー(1938)▲日本国有鉄道、日本専売公社発足(1949)
▲JIS(日本工業規格)の基本となる工業標準化法公布(1949)▲人権擁護委員会法が施行(1949)▲郵政省・電気
通信省・地方自治庁・総理府等各設置(1949)▲電波法・放送法施行(1950)▲一円硬貨発行(1951)▲大阪で初の
ワンマンカー運転(1951)▲三菱重工業発足(1964)▲若葉マーク、登場(1972)▲マイルドセブン発売(1977)
▲東京地方で天気の「確率予報」開始(1980)▲男女雇用機会均等法公布(1985)▲上野動物園のパンダ
「ホアンホアン」人工受精で出産。12月に「トントン(童童)」と命名(1986)