平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い1179  悲惨、ひめゆり部隊

2018-06-19 10:40:56 | 日記
        平和への希い1179 戦後72年 
    悲惨、ひめゆり部隊   2018.6.19.
73年前の昨日、1945年6月18日は、激戦となった沖縄戦で負傷兵などの看護や後方支援にかり出され
ていた「ひめゆり部隊」に解散命令が出された日です。
守ってくれない軍隊、行き場を失った「ひめゆり部隊」の方々は、米軍の砲撃などの猛攻で亡くなったり、
辿りついた喜屋武(きゃん)岬で投身自殺したり、手りゅう弾で自決(自殺)せざるを得なかったのです。

解散命令以前に亡くなった方は11人、解散命令後に亡くなった方は112人、生存者はたった5人。
ひめゆり部隊は、必要な時にはかり出され、必要なくなったら見捨てられた

このように国民を守ることより、軍隊優先の考え方では勝てるわけがない。
ひめゆり部隊の悲劇ばかりではない。
国家権力は、権力維持のために、国家総動員法や治安維持法などで、都合よいように国民を「酷使」、全国各地
の大空襲、広島・長崎の原爆などで、「ハーグ条約違反」の一般市民を巻き込む悲惨状況を招いたのです。
更に、自分たちの罪業を隠すために、「1億玉砕」を言い出し、密かに長野県の山の中に「大本営」を造り始め
たり、天皇の「終戦勅語」を妨害して、あくまでも戦争を続行させようとしたのです

憲法違反明白な「集団的自衛権」含む安保法を強引に成立させて、自衛隊の軍隊化を進め、強引に成立させた
「共謀罪」で警察権力を強め、文書隠し、改ざんしてまでも強引に幕引きを謀ろうとあがく森友・加計学園疑惑。
「秘密保護法」を盾に、文書隠し、改ざんを平然と行い、内部告発者への強圧、改ざんでは自殺者を出した。
安倍政権は、「ハシゴ外された北朝鮮問題」を躍起になって挽回しようと、「(トランプ頼りだった)拉致問題は
私が解決する」と国民の不信感を逸らそうとしているが、国民を戦争やテロに引きずり込む「国民統制」を目論
んでいる姿勢は相変わらずと感じられ、不信感が深まるばかりです。

「ひめゆり部隊」の皆さまの無念を思い、
私達国民は、安倍政権が、国民を統制出来る「国家権力」を振り回すことが無いように、冷静に監視しなければ。

ウォーキング中に出会った花々です。

6月19日「今日は何の日カレンダー」より
元号の日、京都府開庁の日(1985)、ベースボール記念日、桜桃(太宰治)忌、トークの日 (毎月)
▲蘇我氏を倒した中大兄皇子、わが国最初の元号「大化」制定(645)「平成」まで247号を数える
▲秀吉、キリシタン禁令を出す(1587)▲松平定信、老中となり改革開始(1787)▲近代野球、初試合(1846)
▲日米修好通称条約調印(1858)▲万国郵便条約締結(1877)▲ツェッペリン、処女飛行(1910)
▲高峰譲吉の提唱による理化学研究所創設(1915)▲丹那トンネル貫通(1933)▲マリアナ沖海戦(1944)
▲太宰治の遺体発見(1948)▲クウェート独立(1961) ▲東京・渋谷で温泉ガス爆発、通行人等3人死亡(2007)