平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

 平和への希い2173 ミャンマー、代理戦争の危機

2021-04-03 11:30:10 | 日記

軍事クーデター後のミャンマーの混乱は、デモ拡大で、国軍との衝突がひどくなる一方、出口が見えない。
欧米の、国軍関係企業への制裁で、生活用品やサービス提供が出来なくなり、更には、リスクを避けるため
国際送金や国際貿易が滞り、輸入食品が入ってこない。
不服従運動で、出勤や外出を控える「沈黙のストライキ」の呼びかけで、スーパーやコンビニの休業、
生活用品を買うことが出来ない。
国軍は、経済活動を再開させようと躍起になっている。そのやり方の一つ。
スーパー大手の責任者を、政府庁舎に呼び出し、「なぜ休業したのか」「首謀者はだれか」など尋問、24時間
以上拘束、休業する時は、当局に届け出るという念書に署名させる、ということのようだ。
また、金融機関には、営業再開が1週間遅れるごとに罰金を取る、らしい。
軍事統制が強まり、太平洋戦争前後の日本の状況に似ている。
欧米からの制裁、資源が無い日本は、軍事用物資や生活物資にこと欠き、「我慢」せざるを得なかった国民。
ミャンマーの国民は、民主政治を体験、「我慢強制」は、拒否でき、国際世論が味方になる、と知っている。
国軍は、外国からの物流が絶たれ、「無い袖は振れない」、思うように経済を回せない。
更に、「沈黙のストライキ」で、国民は、協力してくれないので、ますます、行き詰る。
日本軍部が太平洋戦争を起こしたように、武力で、外国に立ち向かう力はない、何がなんでも、国民を動かす
しかない、ということで、国民に銃を向けてでも、動かそうとする。
このままでは、軍の武器弾薬が尽きるまで、国民が我慢を続けられるかどうか、となってしまう

ここで、また、シリアやベネズエラなど同様、米中ロなど、自国益のために、軍や反軍勢力の支援で内戦が
大国間の代理戦争みたいになって、内戦のドロ沼にしてしまう危険を孕む

そうならないよう、国連は、何とか、ミャンマー国軍を話し合いの場に引っ張り出し、納得ずくの解決に
導いて欲しい。
ミャンマー国軍は、1億玉砕なんて馬鹿げたことを考えた日本軍部の末路を、勉強して欲しい

花、花、・・・可愛子ちゃん

4月3日、「今日は何の日カレンダー」より
いんげん豆の日、日本橋開通記念日、ペルー日本友好の日、神武天皇祭
▲聖徳太子、「憲法十七条」を制定(604)▲鎌倉に大地震。鶴岡礼拝殿が高潮で流失(1241)▲独眼竜政宗の十男
宗勝、流罪に(1671)▲箱館・択捉島に外国船出没との知らせが、松前・津軽・南部の各藩に届く(1847)
▲福沢諭吉が慶應義塾を開校(1868)▲雑誌「日本人」創刊(1888)▲植樹祭開始(1895)▲大隈重信と岩崎小弥太が
援助して創立された東京フィルハーモニー、第1回公演(1910)▲新しい日本橋、開通式(1911)▲スターリン、
共産党書記長となる(1921)▲切符の自動販売機が国鉄に登場(1930)▲プロ野球に初のウグイス嬢登場(1947)
▲仮面ライダー、放送開始(1971) ▲国連安保理湾岸戦争決議(1991)▲山梨でリニアモーターカーの走行実験を
開始(1997)▲ロシア・サンクトペテルブルグで、地下鉄自爆テロ14人死亡(2017)▲YouTube本社襲撃
事件(2018)