城郭ビイスタ論 上文字クリック
城に行っても解らなかった人 滋賀の場合
対談者
ウチの集落の裏山の大きな城址に行ったん
だけど全く訳解らなくて帰って参りました。
対談者
城址なんて簡単に解ると思ってた！近江で
平凡な主婦でさえ城址を発見されてます。
長谷川
きようは麺類のお話でも致しましょうか？
ある女性は
①マカロニを食べられた、経験がある。
②スパゲッテイを食べられた事がある。
③三輪そうめんを食べられた事がある。
④うどんを食べられた経験が実際ある。
⑤きし麺を名古屋で食べた経験がある。
⑥日本ソバを食べられた、経験がある。
⑦中華ソバを食べられた、経験がある。
長谷川
だから今日昼飯で食べた食品が中華ソバ
だと平凡に普通に認識出来た訳なのです。
もし①～⑦までの麺類を食べた事の無い
人は初めて中華ソバを食べても是が中華
ソバだと絶対に解らない。麺とは様々な
太さと千差万別の味わいが存在致します。
まあ麦と言う粉末を練って面にして加工
したから麦＋面＝麺の漢字が出来たので
しょう。ラーメンは羅麺とも書きます。
対談者
そんな解りきった話をしないで下さいよ！
長谷川
まあまあ続けて落ち着いて聞いて下さい！
①犬走ばかり続く城も実際には存在する。
②帯郭で構成された城も実際に存在する。
③土塁だけで構成された城も存在してる。
④切岸だけで構成する城址も存在してる。
⑤空堀だけで構成された城も存在します。
⑥堀切が多数設けられた城も存在します。
⑦石垣のある城も中世の城にも存在する。
様々な様式と千差万別の城があるのです。
城址を見学する御婦人が城址を発見出来
たのは①～⑦の基本を基礎から学んだ人。
今日の昼食で食べた麺類が何だったか？
解った人とは？①～⑦の麺類を食べた事
がある人でしょう。城址なんか簡単と最
初から侮って軽視する人に①～⑦は全く
見えない解らない味わえない訳ですよ！
ですから、城址を見ている女性とは城を
簡単だとは思ってない。城へのあなどり
が全くない謙虚で無口、緊張した眼差し
で城を集中して見学しておられる人です。
場合によって世間話や雑談をしている間が
ないほど緊張緊迫しておられ見学終了して
下山して満足してニッコリと笑われます。
城址見学で初心に帰るとは「城」とは何？
「麺」とは、なんぞや？と考える単純な事
なのですが基礎が重要で奥深い世界です。
郷土愛から城址を見る事は非常に素晴ら
しい事なのですが先ずその前に城とは一体
何んなのか？事前に固定概念ではない基礎
知識を必ず学んで置く予備知識が必要です。
簡単に言えば家庭訪問の時に門や玄関ドア
を必ず知っておく事と同じく城の入口虎口
を最低限知っておく事が必須と言えます。
また虎口を知らなくて教えられたら恥とは
思わずに積極的に実践の見学の中から知識
を身体で覚える事体得する事。また郷土
愛が非常に高くて何度も何度も自分の裏
山にある城を何千回見ても情熱だけでは
解らない事があるのです。他所の城も見
ウチの町の城も見て、比較して初めてウチ
の町の城の良の巨大さ壮大さを再認識し
城が見えてきます。極端な話になりますが、
その土地の文字だけ通読される郷土史家
さんが土地の歴史のリダーだったりした
場合には一生その町の人は自分達の町の
城址を知る事なく生涯を終わる事になる。
またせっかく郷土愛が強いが町の裏山の
城に行っても全く解らないと、誰か一人
でも言われるとその言霊や風説は町全体
に風説のように流布致します。もしその
町に本物の城址を認識する発見する女性
が現れたら大変な事になってしまいます。
郷土史家の先生は町全体の郷土史家とし
ての信用も面目も無くしてしまう場合も
ある。だから城址に目覚めた人、城址を
素朴に純粋に見学している人、は何度も
妨害や嫌がらせを何年も何年も受ける事
になります。例え2～3名で城址の学習会
や見学会を開いても何勘違いしたのか？
小さな見学会や講演に必ず妨害者が来る
真面目に素朴に勉強会や学習会を少数で
社会に迷惑かけないように実施していて
も文字だけが歴史と信仰信奉されている
人は真面目に素朴に城址見学する人達を
異端者とみてしまっている。悪人とさえ
思い込んでいる。だから正々堂々と妨害
に来て全く謝罪する気も恥とも思わない。
それは自分が学んだ脳内記憶や既に記憶
が定着してしまっている脳には新しい城
の発見や確認や肯定できない事は無理か
らぬ事なのです。現に私の父など図書館
一館分程郷土史の知識は持っておりまし
たが遺跡や現場に足を運ばない限り城郭
遺跡を認識する事は人生の契機として訪
る事がないのです。自分の町の城址知ら
ない郷土史先生や会員様も多いのは仕方
ない現実なんです。
◆フオローゼロ。人気ゼロ。と私は書い
います。それフオロアーが増えると不埒
な人が必ず。2～3名で慎ましやかに勉強
している会に、怒鳴り込んで来る事を防
ぐ為なんです。私に人気無くても構いま
せん。有名になるとか、名士になるとか
を全然目的にしていません！城を本気で
見る気のある人を探しているだけの純真。
長谷川
さて今回は麺と城の奇妙なお話ですが
長浜の人が本気で城を見る事に目覚めた。
これは長浜に「さば素麺」なるサバと麺
を融合した、食品を自覚したのと同じ事。
彦根ちやんぽんと言う麺を彦根に映画に
行く度に食べていた。でもこれ滋賀全域
に流布しだした。これは郷土の麺や特色
を再確認再認識されと言えましょう。さあ
長浜の城彦根の城滋賀全体の城跡に目覚て
欲しいと思うのは唯一ひとり
私一人だけなのでしょうか？
城址登山の前の準備体操も非常に大切な基礎です。
▼ウッデイパル城郭フオーラムの準備体操▼
