城郭 長谷川博美 基本記録

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雨天での発掘現場の秘策

2020-09-25 04:41:03 | 社会観察
雨天での発掘現場の秘策

▼晴天の発掘現場

 考古学発掘の場合、雨天の場合には作業自体
が中止される事が一般的である。その理由とし

①発掘遺構面の保護をする。
②遺構の現状の保護をする。
③雨水による遺物の混入混乱を防止する。
④土坑に堆積した泥濘に足を取られる危険性が高い。
⑤泥濘や雨水により遺構や遺物が撹乱してしまう。
⑥層位「地層」を視認しにく考古学的正確性を欠く。
⑦記録としての発掘過程や構写真が撮影が不可能。
⑧土坑に雨水が流れ込み排水がままならない。

要するに雨天の発掘作業は中止になる事が多い
雨天の場合は土器洗浄作業に充てる場合がある。
しかし規定の発掘期間中に工期を終了させなけ
ばならない場合には発掘面にテントを設営して
遺構面を雨水から保護し排水溝には水中ポンプ
を設定し巧妙に排水し、遺構面を乾燥した晴天
と同じ条件で発掘可能な場合も、稀に発生する。
天幕としてシートを使い片流屋根にして雨水を
巧に排水溝へ導きボンプで排水する方法もある?
しかし一般に雨天の場合は発掘は実施されない。






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1 コメント

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Unknown (長谷川博美)
2020-09-27 03:28:35
良いね!4名様、流石は投稿記事の本質に良く気付いておられます!昔より合戦、戦陣、非常時には咄嗟の時にはテント、天幕は必須の道具と吸えます。
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