滋賀、近江の文字歴史。滋賀近江の城郭遺跡。

滋賀、近江の文字歴史。滋賀近江の城郭遺跡。

◆冬の近江虎御前山城

冬は草木枯れて真実の歴史の真実を映し出す。

写真は真実を映し出す人間の発明した機械だ。

虎御前山城は元亀の頃の織田信長の陣城跡だ。

ある人は虎御前山城には遺構が全く無いと教

込まれ固く信じている。これは文字や言葉を

信じる人の歴史、文字歴史の世界の人と言え

よう。高く切り立った信長の陣城の足元の現実

を直視しようとする人が城郭遺跡見学の人と

言える。言葉や言説や物語や小説は大河ドラマ

の様に自由に創作され人間の多くは架空の世界

を楽しんでいる。イデアの世界。思惟の世界を

イメージ印象の世界を楽しみ謳歌するものだ。

この虎御前山城の生々しい切岸の現実はロマン

や幻想でも想像でもないリアルつまり現実世界。

人間の歴史観

人とは織田信長の記録『信長公記』を読んで

歴史上の信長の事績をワクワク連想する人が

いる。それはイメージの世界や概念の世界か

も知れない。人が歴史に感動する時は歴史の

物語を耳で聞いて文字で読んで感動する場合

がつまりイマジネーションの世界であると言

える。しかし文字歴史の文字は消され改竄さ

れ時に真実を伝えてない記場合もある。明治

期に西郷隆盛の遺族は上野の隆盛像を見てウチ

の主人と全くその風貌が違うと言ったと言う。

人間はドラマや小説やゲームから受けた記憶

が脳神経記憶細胞のシナプスの結節により武将

のイメージや印象が形成される。幼児期青年期

に受けた記憶や印象や記憶は何時までも記憶と

して残ってしまうのだ。皆様が学校で学んだ源

頼朝画像の現在は否定されるも皆さんの脳裏に

は頼朝像は消し去る事は終生でくないのだ。人

は一度記憶した事はリセットが効かない訂正が

効かない構造になっているのだ。人は厚さ1㎝

にも満たない塗装の横断歩道で必ず一旦停止する

習慣を持っている。それは交通教室自動車教習所

で記憶された習慣と言える教育とも言えようか。

◆歴史フアンは何を楽しんでいるのか？

歴史とは歴代の史」「ふみ」であり文字歴史で

あると言える。文字は消され改竄が可能である。

◆近江佐和山城本丸跡にて

古城見学や城郭遺跡見学をしていて、国道の横断

歩道では一旦停止する人がいるのに、佐和山本丸

で私が本丸に残る土塁を見学しましようと言った

当日の全員に失笑された記憶がある。長谷川先生！

佐和山城本丸には何も残っていませんよ！この

一点張である。国道8号線横断歩道で自然に停止

できる人が佐和山城本丸の土塁には停止できない

のである。私が米原城歩会のみなさん佐和山城の

本丸の土塁を見ましょう立止りましょうと力説し

もみんな鼻先で失笑し私を置き去きさり過ぎて行

くのである。たしかに私は日本で一番人気の無い

無名の城郭研究家であり私長谷川博美の理解者は

ゼロ人ブログを読む人もゼロ人に近く米原城歩会

地元会員ゼロとなり虚しく三度目の解散をして涙

に暮れる現状や現実がある。私に理解者は全く存

存在しない。人気は全くゼロこれこそ現実なのだ。

◆冬の佐和山さみしい時雨

私は佐和山に本丸に登山して耳をすまして北風の

音を聞き目を澄まして本丸の写真を撮る事にした。

土塁が写真に撮影されている。写真とは真実を写

す科学的な人間の産みだした真実をありのままに

記録する人間の産みだした文明の利器機械である。

下界↓彦根市街　　↓佐和山城本丸土塁

私は、土塁の南すそを撮影して歩いていた

もう私は夢中で土塁を少年期の賎ケ岳合戦

の陣城測量のような気持ちで夢中で歩いた。

すると土塁の上に人が居る。この人は誰だ？

佐和山城本丸土塁の写真は意外にも高いの

だ。土塁を見学している人とは決して土塁

から目離れしていない！ちやんと土塁を見

ている。この人は特殊な人なのだろうか？

この土塁は横断歩道の塗装よりも分厚い！

何も難しい事をこの人は全くされていない。

城の漢字は土＋成＝城が基本なのだ。城を

見る事の基本の基本土塁を見学されている。

城址城郭遺跡を見学する事の基本の基本で

ある平凡な凡事をしておられる人の姿だ！

この人は何もマニアックでも城郭遺跡偏執

した変わった人でもなんでもない。城を見

る基本土塁を見学すると言う凡事徹底され

ている人だ。果たして城址見学とは土塁を

無視して通過してしまう事が城址探訪たる

本道なのであろうか？日本に1人ぐらい土塁

を見学する人が居ても、良いではないのか？

土塁を見学する事が果たして悪い事なのか？

流れ星を見て星が流れたよと純粋に感動する！

目を変えて別の本丸

最高所を見学する。

はたして天守の基壇跡の昔日その上に立っていた

のは治部少輔か？堀秀政か？また信長公記にある

信長在佐和山か？丹羽長秀か浅井の磯野丹波か？

悠久の歴史の跡を学ばんと我は時雨に打たれても

城跡見る人も往古を偲ぶ人もなく虚しいばかり！

本丸の東北の帯郭の跡に段築の跡明瞭に残って

いる。左に天守袖櫓そびえて近江にあった名城

も今は昔の事になりにけりか？城歩会会員ゼロ

真に無念の極み私を理解する人も世間にはゼロ

令和だ。令の文字に時雨がふったら零なのである。