
【神栖市の財政悪化の原因①】 ~固定支出の増加~
経常収支比率の上昇 (H30:79.7% ⇒ R5:94.1%) ※14.4%増
〇経常収支比率とは?
地方税などの市の収入に対する固定支出(人件費、借入金の返済など)の割合で、高ければ高いほど
財政の硬直化が進んでいることを表し、自由に使えるお金が少ないということになります。
家計に例えると、毎月の給料に対して食費やローンの返済など、毎月決まって支払わなければならない
経費の割合を示したものです。
この割合が高ければ高いほど、やりくりが苦しくなります。
つまり、今の神栖市は固定費以外の自由に使えるお金が5.1%まで減っており、この傾向がさらに続くと、
これからの神栖市を担う子供たちや孫たちの時代に、やるべき事業ができなくなる恐れがあります。