4/17(火)8℃ /
おはようございます。
冒頭の写真は、今朝5時50分の湯の山温泉しだれ桜の様子です。
今朝も、本格的なカメラと三脚を持参された自称カメラマンらしき方々が男女数名いらっしゃって、色々な角度からベスト写真を撮ろうと動き回っていらっしゃいました。私のようなデジカメと携帯電話での撮影をしている方は一人もいなくてチョッと肩身の狭い思いをしましたけど、”今”の最新情報を元に気軽に皆さんに見ていただけるだけでいいくらいの気持ちで撮っていますので、仕方ないことだと自分自身に言い聞かせています。持ち運びに便利だし、気軽に撮れるデジカメが私には丁度いいんです。そうそう、フィルムで撮影するカメラならペンタックスなんですけど、6×45とXLっていう機種と110(ワンテン)っていうミニのカメラを持ってます。が、最近は使わなくなったので誰か欲しい方がありましたら、安価でお譲りしたいんですが・・・・、ムリかな?・・・・
桜の状況ですけど、散りはじめました。
風が吹けば一気に散ってしまいそうです。お早めにお越しください。
久しぶりに湯来に伝わる民話です。今朝は、馬頭観音(その1)です。
むかし、赤土地や大山の辺りから十文字方面に通じる道は、木炭や生活物資を町へ運ぶため、駄馬の往来の多いところでした。
道が狭く険しい坂道もあるので、人も馬も難儀をしていました。そこで人々は安全な往来を願って馬頭観音を安置しました。
河内原外れの路傍に、観音様思えるような自然石を立てて祀りました。
それから何年かが経ちました。ある年の秋、大雨が降り、土地が崩れ、自然石の観音様は土に埋まってしまいました。
ある時、河内の古老の喜八さんという人が寝ていると、観音様が枕上にお立ちになって、
「これこれ喜八さんよ、わしは馬頭観音である。人馬の安全を守ってきたが、土砂が崩れて、一緒に落ちてしまって伏ったままで苦しい。起こしてくれたら、ここから川上の人たちは胸を患うことのないようにしてやる」
お告げを夢見た喜八さんは、さっそくこの話を村の人たちに話しました。
村の人たちは大勢集まって、高さ数メートルもある自然石の馬頭観音を起こしました。そして、花や線香をお供えして安全を祈りました。
それから、胸を患う人がいなくなったかどうかはわかりませんが、観音元という地名が今も残っています。
次回の湯来に伝わる民話は「馬頭観音(その2)」です。お楽しみに~。
おはようございます。
冒頭の写真は、今朝5時50分の湯の山温泉しだれ桜の様子です。
今朝も、本格的なカメラと三脚を持参された自称カメラマンらしき方々が男女数名いらっしゃって、色々な角度からベスト写真を撮ろうと動き回っていらっしゃいました。私のようなデジカメと携帯電話での撮影をしている方は一人もいなくてチョッと肩身の狭い思いをしましたけど、”今”の最新情報を元に気軽に皆さんに見ていただけるだけでいいくらいの気持ちで撮っていますので、仕方ないことだと自分自身に言い聞かせています。持ち運びに便利だし、気軽に撮れるデジカメが私には丁度いいんです。そうそう、フィルムで撮影するカメラならペンタックスなんですけど、6×45とXLっていう機種と110(ワンテン)っていうミニのカメラを持ってます。が、最近は使わなくなったので誰か欲しい方がありましたら、安価でお譲りしたいんですが・・・・、ムリかな?・・・・
桜の状況ですけど、散りはじめました。
風が吹けば一気に散ってしまいそうです。お早めにお越しください。
久しぶりに湯来に伝わる民話です。今朝は、馬頭観音(その1)です。
むかし、赤土地や大山の辺りから十文字方面に通じる道は、木炭や生活物資を町へ運ぶため、駄馬の往来の多いところでした。
道が狭く険しい坂道もあるので、人も馬も難儀をしていました。そこで人々は安全な往来を願って馬頭観音を安置しました。
河内原外れの路傍に、観音様思えるような自然石を立てて祀りました。
それから何年かが経ちました。ある年の秋、大雨が降り、土地が崩れ、自然石の観音様は土に埋まってしまいました。
ある時、河内の古老の喜八さんという人が寝ていると、観音様が枕上にお立ちになって、
「これこれ喜八さんよ、わしは馬頭観音である。人馬の安全を守ってきたが、土砂が崩れて、一緒に落ちてしまって伏ったままで苦しい。起こしてくれたら、ここから川上の人たちは胸を患うことのないようにしてやる」
お告げを夢見た喜八さんは、さっそくこの話を村の人たちに話しました。
村の人たちは大勢集まって、高さ数メートルもある自然石の馬頭観音を起こしました。そして、花や線香をお供えして安全を祈りました。
それから、胸を患う人がいなくなったかどうかはわかりませんが、観音元という地名が今も残っています。
次回の湯来に伝わる民話は「馬頭観音(その2)」です。お楽しみに~。