県下で最も大きいといわれる書店になんとなく立ち寄ってうろうろと立ち読みなどして、ノンフィクションのコーナーまで来た。
平積みにされたハードカバーの書物を見て愕然とする。
渡部昇一、伊沢元彦、西部邁、西尾幹二、八木秀次、藤岡信勝、石原慎太郎、等々の本がいっい。
おまけに亡霊の如く山本七平まで。
政財界や右翼的マスコミの庇護を受けているのだろうが、ここに来て一挙にいままではキワモノ的にしか見られていなかった連中がどうも認知されてしまったような雰囲気である。
いわゆる「新しい歴史教科書」「新しい公民教科書」などと歴史を改竄する教育を提唱している人物、ファシストというほかない人物等である。
注目すべきは、山本七平などというかつて「イザヤ・ベンダサン」なるニセユダヤ人を騙って、嘘八百のユダヤ人論を展開した詐欺師まで、また持ち出したことである。すでに死亡しているが、生前の未発表原稿なのだそうだ。「山本七平の日本の歴史」という本である。神学者浅見定雄氏などによってその欺瞞を徹底的に、完膚無きまでに叩かれ、あばかれながら、まとまな反論もできずに終わった人物である。こんな人物まで利用して嘘の歴史を国民に振りまく悪質きわまる陰謀が見え見えである。
いままで学校で発達段階に応じ、工夫され、真実にもとづいて行われてきた歴史教育を「自虐史観」という造語で攻撃し、とうとう、文科省は彼らのいう「新しい歴史教科書」なるものを検定に合格させてしまった。
こういう者に追随する者、バックアップする者が認知されはじめた。
まさに「憂うべき教科書問題」を我々の側から提起しなければならなくなった。
これと憲法改悪が企まれていることと当然関係があると見るのが自然だろう。
今の状況は危険である。
平積みにされたハードカバーの書物を見て愕然とする。
渡部昇一、伊沢元彦、西部邁、西尾幹二、八木秀次、藤岡信勝、石原慎太郎、等々の本がいっい。
おまけに亡霊の如く山本七平まで。
政財界や右翼的マスコミの庇護を受けているのだろうが、ここに来て一挙にいままではキワモノ的にしか見られていなかった連中がどうも認知されてしまったような雰囲気である。
いわゆる「新しい歴史教科書」「新しい公民教科書」などと歴史を改竄する教育を提唱している人物、ファシストというほかない人物等である。
注目すべきは、山本七平などというかつて「イザヤ・ベンダサン」なるニセユダヤ人を騙って、嘘八百のユダヤ人論を展開した詐欺師まで、また持ち出したことである。すでに死亡しているが、生前の未発表原稿なのだそうだ。「山本七平の日本の歴史」という本である。神学者浅見定雄氏などによってその欺瞞を徹底的に、完膚無きまでに叩かれ、あばかれながら、まとまな反論もできずに終わった人物である。こんな人物まで利用して嘘の歴史を国民に振りまく悪質きわまる陰謀が見え見えである。
いままで学校で発達段階に応じ、工夫され、真実にもとづいて行われてきた歴史教育を「自虐史観」という造語で攻撃し、とうとう、文科省は彼らのいう「新しい歴史教科書」なるものを検定に合格させてしまった。
こういう者に追随する者、バックアップする者が認知されはじめた。
まさに「憂うべき教科書問題」を我々の側から提起しなければならなくなった。
これと憲法改悪が企まれていることと当然関係があると見るのが自然だろう。
今の状況は危険である。